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雪化粧 2020年1月19日

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雪化粧 2020年1月19日_c0069380_19103515.jpg
寒波襲来で、

富士の手前や秩父の山並みは

うっすらと雪化粧している。

きのうと打って変わって、風は冷たくない。

年が明けてから、いったいいまは、

何月だっけと迷うほど、

季節感が定まらない。

きょうは、寒さ控え目の「大寒」であるという。

異常気象の兆候だろうか?

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# by kitanojomonjin | 2020-01-19 19:18 | 季節の風

志樹逸馬詩集 2020年1月17日_c0069380_21302250.jpg
「志樹逸馬詩集」というのを読んだ。

まったく無名の詩人である。

神谷美恵子が、少し引用しているだけである。

彼女が、人生で大きく影響を受けた詩人だという。

冒頭の「春」という詩がいい。

「ものの芽の均しく

天を指さす季節が来た

人間だけが

暗いくらいと

地上を右往佐往していた」

心が、すがすがしくなる詩である。

もうじき、ものの芽の季節がやってくるだろう。

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# by kitanojomonjin | 2020-01-17 21:37 | 人生

冬に咲くさくら 2020年1月15日_c0069380_09312479.jpg
先日の読売新聞の日曜版に、

「冬に咲くさくら」という写真が載っていた。(1月12日付)

弘前城のお堀のライトアップの写真である。

春、この場所は、桜の花びらが、お堀一面を覆い、

花いかだの光景で有名な場所。

ピンクの照明で、冬に桜を再現できないかという企画である。

はたして冬のさくらは、みごとに咲くか?

それは、雪質や、雪の積もり具合にかかっているという。

湿った雪が降ると雰囲気が出るらしい。

2月29日まで、毎日よる10時まで。

乞うご期待!

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# by kitanojomonjin | 2020-01-15 09:38 | 津軽

ルチアーノ・パヴァロッティの曲がった釘_c0069380_10025101.jpg
先日、ラジオで聞いた話。

ある日本のオペラ歌手が、

イタリアのオペラ座へ行ったら、

大道具の係から、曲がった釘をもらったという。

実は、イタリアの超有名なオペラ歌手ルチアーノ・パヴァロッティに

まつわるエピソードが下敷きになっていた。

ルチアーノは、巨漢にもかかわらず、開演直前になると

緊張して、しばしばドタキャンすることもあった。

そのおまじないとして、舞台で、曲がった釘を探すようになった。

たまたま舞台に、落ちていた曲がった釘を拾ったら

その日の公演は、うまくいったからだという。

以来、オペラ座の大道具係は、彼の眼の付くところに

そっと、曲がった釘を置いておくようになった。

そのことから、大道具係は、日本の若いオペラ歌手に

ルチアーノ・パヴァロッティのように有名になるようにと、

曲がった釘をくれたという。

なかなかいい話である。


ちなみに、これは世界的に有名な話らしく、

ある万年筆会社のパヴァロッティ記念バージョンとして、

ペン先に、曲がった釘がデザインされたものまで

発売されているらしい。

知らなかった。

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# by kitanojomonjin | 2020-01-12 10:20 | 人生

夏目漱石「野分」 2020年1月10日_c0069380_09072730.jpg
夏目漱石の「二百十日」に続いて、

「野分」を読み始めた。

こちらも、世に入れられない文学志望の

若者の憤懣がみなぎっている。

「世は華族、紳商、博士、学士の世である。」

ここで、「公正なる人格」が武器になる。

「公正なる人格は百の家族、百の紳商、

百の博士を以てするも償い難き程貴きものである。

われはこの人格を維持せんために生まれたるのほか、

人生において何らの意義をも認め得ぬ。」

なかなか意気軒高である。

「人格」という言葉も、明治後期に、

脚光を浴びたようだ。

どちらにしても、

圧倒的な就職難、

貧富の格差と富裕層に対する強い反発。

その気分は、

いまの時代にも通じているような気がする。

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# by kitanojomonjin | 2020-01-10 09:29 | この国のかたち