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先日、上野の科学博物館へ行って、

南方熊楠の企画展を見てきた。

こじんまりしていたが、なかなか面白かった。

子どもと猫とあんぱんが、好きだったという熊楠。

昭和天皇に、菌類について進講したとき、

菌類の標本を入れていったというキャラメル箱も

展示してあった。

ふつうの菓子箱のようにけっこう大きなものだ。

これに、いっぱい菌類をいれて嬉々として

天皇に、ご進講した熊楠の様子が見えるようだ。

6人の専門家が、いまなぜ熊楠か?を語っていた

6分くらいのショート・インタビューのビデオも

面白かった。

この企画展のタイトルに、

なぜ、「100年早かった智の人」とついているのかが、

とてもよくわかる。

要するに、熊楠は、徹底的に資料を収集するひとで、

その資料から構築した熊楠ワールドを充分、世に発表するところまで

いかなかった。

コンピューター時代の今なら、

膨大なデータをもとにして世界観を発表していただろう

というのである。

それを解き明かそうと、「十二支考・虎」を手がかりにした

熊楠の頭の中の発想法のパネルの展示も興味深かった。

上野の科博で、3月4日(日)まで。

必見である。



ちなみに、「知の巨人・南方熊楠の闘い」という番組が、

3月下旬、アンコール放送される。

(3月29日(木)あさ8時~BSプレミアム)

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by kitanojomonjin | 2018-02-28 12:24 | この国のかたち | Comments(0)

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ジェフリー・ディーヴァーのミステリー小説

「バーニング・ワイヤー」を読んでいる。

現代生活に欠かせない電気。

これに熟知した犯人が、電気を凶器にして

次々に犯罪を重ねる。

「もっとも抵抗の少ない通り道」

それが、感電の原理だという。

どこに、犯人のワナが仕掛けられているかわからない。

現代社会の危うさもあわせて教えられる。

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by kitanojomonjin | 2018-02-25 15:40 | ミステリーの楽しみ | Comments(0)

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きのう、乳穂ヶ滝に行ってみたら、

なんと、滝のつららが伸びて、見事に結氷していた。

4年ぶりの結氷だという。

きのうの朝結氷したようだ。

まさに、出来立てほやほやのホットな瞬間だった。

こいつは、春から縁起がいい!

よく見ると、下の部分は、氷のぼこぼこがあって、

まるで、ヘビのうろこのようである。

昔の人は、おそらく龍の化身と考えて

あがめたにちがいない。

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by kitanojomonjin | 2018-02-22 17:50 | Comments(0)

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津軽の弘前市郊外に、乳穂ヶ滝という場所がある。

崖の上から、細い水が滝となって

糸のように落下している。

この水が、極寒の季節、上からのつららと

したからの氷柱が成長しドッキングして

一本の柱になることがある。

その年は、豊作間違いないとされた。

江戸時代から、歳の始めの占いとして注目され、

氷結すると、藩主にも届けられたという。

江戸時代の旅人・菅江真澄も、

幾度となくこの地を訪れている。

先月下旬、見に行ったときは、まだまだだった。

その後の大寒波で、どうなっただろうか。

今年こそ、一本に氷結した柱を見ることが

できるかもしれない。

※最新の乳穂ヶ滝情報は、西目屋村のホームページで
 見れます。

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by kitanojomonjin | 2018-02-18 09:33 | 津軽 | Comments(0)

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先日、たまたま小田急線の代々木上原駅に降りた。

南口のすぐ前に、幸福書房という小さな本屋が

ある。

個性的な本をそろえているマチの本屋さんである。

いつも、この駅に降りると、決まって、

のぞいてみる。

この本屋さんが、なんと、2月20日に、

その40年の歴史にピリオドを打って、

閉店するという張り紙が出ていた。

どんどん、マチの本屋さんが消えていく。

なにか、ローカル線が消えていくような

寂しさがある。

マチの本屋さんとは、

いわば“知のローカル線”ではないだろうか。

売れ筋の同じような本を置いている

大きな本屋だけが、生き残る。

それは、みんな同じような顔をしている。

面白味のある個性が、感じられない。

なんか寂しい。

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by kitanojomonjin | 2018-02-14 20:55 | この国のかたち | Comments(0)

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先日、休日の神保町のさくら通り界隈を

あるいていたら、面白い建物を見つけた。

レトロな建物が、現代の建築の中に

ひっそりと建っていた。

四角の窓が、凝ったデザインである。

現在、日本タイ協会の事務所になっている。

昭和初期、無尽会社(一種の銀行)として

立てられたものらしい。

ここだけ、違った時間が流れているようだ。


次に、さくら通りから、すずらん通りへ向かう。

角には、ご存知、救世軍の建物がある。

その壁面に、りっぱな救世軍のマークがあった。

よく見ると、「血と火」という字が記され、

英語で、“BLOOD & FIRE”の字もあった。

どういう意味だろう。

調べてみたら、「血と火」とは、

「救いときよめ」を象徴しているとか。

知らなかった!


休日の神保町界隈には、ふしぎなものが

眠っていた。

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by kitanojomonjin | 2018-02-12 10:47 | 旅の街角から | Comments(0)

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先日、有栖川記念公園の中央図書館に行った。

公園の一角で、梅の花がほころんでいた。

「梅一輪一輪ほどのあたたかさ」

なんとなくこの句が浮かんでくる。

もう少し・・・。

もう少しで春が来る。

ちなみに、きょうから、「立春 」の次、

七十二候の「うぐいす鳴く」に入るという。

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by kitanojomonjin | 2018-02-09 13:22 | 季節の風 | Comments(0)

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先日の東京縄文塾で、赤坂憲雄さんが、

ネリー・ナウマンの「生の緒」に出ている

興味深い月の伝説を紹介してくれた。

さっそく、「生の緒」(いきのお)をみてみた。

宮古島に伝わるという、月に閉じ込められた

水桶を担ぐ男のはなしである。

「月神が人間の生命に限りがあるのを不愍におもって、

生の水を人間に、死の水は蛇に飲ませようと思った。

二つとも水桶に入れて男にかつがせて地上に送った。

ところが男は疲れてやすんでいる間に、一匹の蛇が現れて来て

生の水を浴びてしまった。

そのために、人間は仕方なく死の水を飲むしかなくなり、

蛇は毎年脱皮してながく生き、人間は永生することが

できなくなったという。」

月の中には、この天秤で生の水と死の水を担いだ男の姿が

見えるという。

ネリー・ナウマンによれば、この見方は、万葉集や神話にも

登場し、縄文人もこんな世界観を持っていたのでは

ないかという。

赤坂さんは、指摘する。

縄文研究は、もっと、日本の神話研究や図像研究の

成果にも、目をむけるべきだという。

なるほど!

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by kitanojomonjin | 2018-02-07 13:22 | 縄文 | Comments(0)

東京雪景色 2018年2月3日

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昨日、東京は、一面の雪景色だった。

しかし、前回ほど、強烈な降りではなかった。

雪の中で、まんさくの花が、いち早く咲いて

もうそこまで、春が来ていることを予感させられる。

あと1か月半の辛抱である。

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by kitanojomonjin | 2018-02-03 18:41 | 季節の風 | Comments(0)