カテゴリ:カルチャー通信( 249 )

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先日、初台の東京オペラシティ・アートギャラリーで、

建築家・田根剛の展覧会を見てきた。

30代後半の新進の建築家だが、その活躍が

世界的に注目されている。

代表作は、エストニア国立博物館。

ご存知、エストニアは、バルト3国の北の端の小国。

1991年、ソ連から独立した。

たまたま、最近、エストニアの“歌う革命”のドキュメンタリーを

テレビで、見ていたので、とても興味深かった。

旧ソ連軍の軍事施設の滑走路の位置に、巨大な細長い建物を

作った。

“建築は、記憶を継承し未来をつくる”という田根のコンセプトが

現れているという。

彼のコンセプトが、評価され、国際コンペに入賞した。

展覧会場には、若い人が切れ目なく押しかけ、

じっと、レプリカや映像に見入っていた。

一度、この北欧の地に建つ

歴史を組み込んだ未来建築を訪ねてみたいものだ。

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by kitanojomonjin | 2018-12-09 09:09 | カルチャー通信 | Comments(0)

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先日、渋谷のデパートで開かれている古本市を

のぞいた。

台風が、接近している時期なので、

客の姿もまばらで、ゆっくり本を見ることができた。

その中で、「あるくみるきく」という

小冊子を見つけた。

たしか民俗学者宮本常一たちが中心になったもので、

日本各地の民俗学のフィールドワークの記録が

載っている。

「八重山紀行」「津軽十三湖」「下北の海」の特集分

合計3冊を買う。

1冊200円。

値段の割には、とても貴重な記録である。

それにしても、この渋谷大古本市と並んで、

時折やっていた新宿京王デパートの古本市が

ここのところ開かれないのは、残念である。

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by kitanojomonjin | 2018-08-09 09:19 | カルチャー通信 | Comments(0)

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imaha,
いまは、七十二侯の「渡り鳥が北へ帰る日」にあたるという。

毎朝見ている多摩川の渡り鳥もどんどん数が減っている。

もう大半は、北帰行の旅に出てしまったのだろうか?


ちょうど、「鳥!驚異の知能」という本を読んでいる。

知らない話が、満載である。

3億年前に、鳥は、恐竜から飛行に特化して進化した。

大型化した地上の哺乳類とは逆に、

鳥は、小型化・軽量化の道を進んだという。

それによって、恐竜が滅んだ6500万年前の大量絶滅イベントを

生き延びたのだという。

鳥が、恐竜の進化系とは、知らなかった!


鳥の「渡り」も、注目されている。

空から地上を俯瞰する「脳内地図」という能力によって、

わたしたちの想像をこえる「渡り」が、実現しているというのだ。


最近もうひとつ注目されているのは、「さえずり」。

ヒトの言語に最も近いといわれる。


地球上で、ヒトとは違った、

場合によっては、ヒトをしのぐ知能をもつ鳥。

まったく目がはなせない!

人間が、絶滅しても、鳥は生き延びるのだろうか?

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by kitanojomonjin | 2018-04-12 12:23 | カルチャー通信 | Comments(0)

ルドン展 2018年3月31日

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先日、東京駅近くの三菱1号館美術館に

ルドン展を見に行った。

パリのオルセー美術館の一室に、まとまって

ルドンの作品が展示されている。

今回は、オルセーからも、多く借りてきているらしい。

ルドンといえば、

植物のモチーフが数多くあしらわれ、

地蔵など東洋思想も題材にされ、

一貫して、孤独の影が漂っている。

不思議な瞑想の世界を感じさせられる。

何度見ても、魅力が尽きない。

必見である。

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by kitanojomonjin | 2018-03-31 12:28 | カルチャー通信 | Comments(0)

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先日のラジオで、シジュウカラが、文法がわかるという

話をきいた。

ビックリである。

お話は、京大生態学研究センターの鈴木俊貴研究員。

永年、シジュウカラの鳴き声を録音し研究してきた。

シジュウカラの鳴き声は、100以上あるという。

たとえば、巣のなかにいるヒナに対して、

警告の鳴き声もさまざま。

カラス接近という警告の場合、

ヒナは、巣のなかで身をかがめる。

カラスは、巣の入り口から長いくちばしで、ヒナを

つまんで食べてしまうから、それをさけるため。

ベビのアオダイショウ接近という警告の鳴き声もある。

このときは、ヒナは、いそいで、巣のそとに

飛び出す。

巣の中で、むざむざヘビに、

丸のみにされてしまわないために。

さらに、驚くべきことに、

12年間の研究の結果、

人類とならんで、シジュウカラだけが

文法を理解しているらしいということが、わかったという。

AとBという鳴き声の順番をかえて、B→Aの順にすると

シジュウカラは、きょとんとして、とまどう。

サルでも、AとかBの個別のサインは聞き分けるが、

こんな反応はしめさない。

サイエンス誌に発表して、いま世界的に

注目されているというのだ。

身近にいる地味な鳥、シジュウカラ。

あなどるべからずである。

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by kitanojomonjin | 2017-12-24 13:47 | カルチャー通信 | Comments(0)

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ドイツの森林管理官の書いた「樹木たちの知られざる生活」を読み終わった。

一番印象的だったのは、こんな話。


氷河期のとき、ヨーロッパのブナは、寒さをさけて南下した。

ところが、アルプスにさえぎられて、

一部のブナは、南下できなかったという。

なかなかスケールの大きい話である。

逆に、いまは、温暖化で、北上しつつある。

4000年かけて、ふたたび北ヨーロッパに戻ってきた。

そのスピードは、平均1年400メートルだという。

ブナをめぐって壮大な物語が進行しつつあるのだ。


振り返って、日本のブナは、どうなのだろう。

温暖化で、北へ向かう基本戦略は同じだろう。

だが、ここに立ちはだかる「海峡」の問題は、

どのくらい大きいのだろうか?

最近、白神山地でも、シカの食害が指摘されているが、

日本のブナの将来は、だいじょうぶなのだろうか?

ブナをめぐるいろんな物語を知りたくなった。

なかなか刺激的な本である。

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by kitanojomonjin | 2017-08-28 12:17 | カルチャー通信 | Comments(0)

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今、「樹木たちの知られざる生活」という本を読んでいる。

すこぶるつきに、面白い。

ドイツの森林管理官が書いたもので、ドイツでベストセラーに

なっているという。

たとえば、こんな話。

スイスで研究者たちが緑の葉を茂らせたマツの木を発見した。

これらの木は、キノコに感染して、形成層が死滅していたにもかかわらず、

根が水をくみ上げていた。

いったいなにがおきていたのか?

結論は、こうだ。

「まわりにある健康なマツの木のサポートだ。

まわりの木々が根を通じて養分を分け与えることで、

死につつある仲間を助けていたにちがいない。」

こんな樹木をめぐる信じられない話が、満載である。

必見!

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by kitanojomonjin | 2017-08-19 16:51 | カルチャー通信 | Comments(0)

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最近の青森のビッグニュースは、

シャガールの舞台背景画4枚が、勢ぞろいして、

4月25日から、青森県立美術館で見れること。

(東奥日報・2017年4月25日付)

青森県立美術館は、すでに、3枚のシャガールの舞台背景画を

所有していたが、このたび、

アメリカのフィラデルフィア美術館から、1枚

「ある夏の午後の麦畑」を借り受けて、

4枚一緒に展示するというのだ。

実に、11年ぶりのことである。

県立美術館の広いスペースで、4枚同時に鑑賞できる。

11年前に一度見たが、その大きさとシャガールの美の世界に圧倒された。

予定としては、2021年3月まで、4年間展示されるという。

オリンピックが終わるまで見れるのだ。

最近、珍しく、わくわくする話題である。

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by kitanojomonjin | 2017-04-28 12:25 | カルチャー通信 | Comments(0)

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春日大社展で、興味深かったのは、

最も古い時代の「絵馬の源流」ともいうべきものが

展示されていたこと。

室町時代に、描かれたもので、絵師の手になる実に立派なものである。

必ず、馬をひく御者が描かれていた。

後の時代の、馬だけの絵馬とは、趣が異なる。


絵馬のルーツのほうが、ずいぶん立派な絵であることにビックリ。

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by kitanojomonjin | 2017-03-03 13:26 | カルチャー通信 | Comments(0)

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上野へ行ったのは、東京博物館で開催されている「春日大社展」を

見るためである。

そこに、なんと、前から見たいと思っていた

ネコの装飾のついた国宝の太刀が出品されていた。

ところが、直前の展示換えで、すれ違い。

実物は見れなかった。

残念。


国宝・金地螺鈿毛抜形太刀の鞘。

ここに螺鈿で、「竹に猫と雀」のデザインが施されている。

竹林で、スズメをねらい、捕まえたネコの姿がいきいきと

捉えられている。

12世紀、平安時代のものである。


日本に、愛玩動物として中国から、ネコが入ってきたのも

このころと言われ、

とても興味深いものである。


奈良の春日大社をたずねれば、実物を見れるだろうか。

いつか実物と、めぐりあいたいものだ。

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by kitanojomonjin | 2017-03-02 13:07 | カルチャー通信 | Comments(0)