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カテゴリ:旅の街角から( 320 )

愉快な家 2019年9月15日

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お茶の水のマロニエ通りの一角に、旧文化学院の建物の一部が

残っている。(BS11のファザード)

大正時代、与謝野晶子たち文化人を集めて

新教育を目指したのが、文化学院である。

その中心人物が、西村伊作。

彼は、建築家としても活躍した。


西村伊作の建築を紹介した「愉快な家」という本をみつけた。

彼のふるさと、新宮市に、伊作の楽しき我が家が、いまも立っている。

大正3年(1914)竣工というから、105年前のものだ。

家族が過ごす食堂・居間は広く、明るくをモットーにした

たたずまいは、少しも古さを感じさせない。

家族を愛した伊作の人柄がひしひしと伝わってくる。

現在、西村記念館として一般公開されているという。

一度、南紀新宮市の伊作の「愉快な家」を訪ねてみたいものだ。


ちなみに、新教育の理想に燃えた「文化学院」の一部が復元され、

現在、軽井沢にルヴァン美術館として残されているという。

こちらも、ぜひ訪ねてみたいものだ。

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by kitanojomonjin | 2019-09-15 08:52 | 旅の街角から | Comments(0)

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梅雨の合間に、根津の竹久夢二美術館に

行ってきた。

こじんまりした美術館だったが、

平日にもかかわらず、

入館者が途切れない。

根強い人気である。

代表作の美人画もいいが、

本の表紙や広告など、デザイナーとして

才能を発揮した作品も面白い。

そのほか、一群のはがき大のモノクロの絵が

面白かった。

暗い時代とこころの内面をうかがわせるものである。

夢二のあでやかさの影には、

深い深い時代の闇があったのではないだろうか?

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by kitanojomonjin | 2019-06-28 09:22 | 旅の街角から | Comments(0)

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川本三郎の本を2冊並行して読んでいる。

「あの映画に、この鉄道」は、鉄道を舞台にした映画を

北海道から順番に訪ねていく。

「張り込み」「点と線」「飢餓海峡」

数え上げたらきりがない。

これに、文学に登場する鉄道を加味したのが、

「小説を、映画を、鉄道が走る」である。

「路傍の石」「放浪記」などが加わる。

よくまあ、こんなにていねいに、調べ上げたと感心するほどだ。



どんどん失われ、廃線になっていく鉄道は、

重要な昭和の記憶遺産になっているのだろう。

本の上で、想像をめぐらしながら、

もうひとつの旅を楽しむことができる。

おすすめである。

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by kitanojomonjin | 2018-11-12 09:09 | 旅の街角から | Comments(0)

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今日早朝のラジオで、

気仙沼で編み物の会社を5年前から立ち上げた

御手洗瑞子さんのはなしを聞いた。

気仙沼の海は、緑がかった独特の色をしているという。

その色のセーターなどを開発し全国的に注目されている。

ホームページを覗いてみたら、御手洗さんたちは、

2012年、アイルランドのアラン島をたずねたことが

ひとつのきっかけになったという。

アラン島は、アラン・セーターで有名である。

船を出す自分の息子や夫を寒さや濡れから守るために、

1000年も前から島の女性たちが編み始めたセーターが、

アラン・セーターの発祥という。

ケーブル(網)、ハニカム(蜂の巣)、ツリーオブライフ(生命の木)など

様々な意味を込められて作られた模様は、

それぞれの家庭によって少しずつ異なる。

それは、家紋のような役割をしており、

漁師たちが不幸にも遭難してしまった際に、

そのセーターの模様によって誰であるかを判断していたという。


東日本大震災から、立ち直るきっかけとして、

アラン島の漁民のセーターがおおきなヒントになっていたとは。

知らなかった。

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by kitanojomonjin | 2018-11-02 13:07 | 旅の街角から | Comments(0)

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先日、神田の古本屋で、見つけた本。

巌谷大四の「文学のある東京風景」。

なかなか面白い。

東京を舞台にした100の小説を紹介している。

空間をどのように描写しているのか?

100人の作家それぞれのアプローチと力量が興味深い。

例えば、渋谷。

かつては、渋谷は、場末の盛り場だった。

安岡章太郎「自伝的旅行」の一節。

「道玄坂下の商家の北側は、川をまたいで建っている。

鈴井薬屋、誠文堂書店など、今でも名前が浮かんでくる

大きな店があるが、店内の板を踏むとごぼごぼ音がした。

下がすぐ川になっているからである。」

宇田川の流れだという。

知らなかった。

「ごぼごぼ」という音が、聞こえてくるようだ。

もっと、昔の渋谷付近を知りたいと思ったら、

大岡昇平の「少年」を読むといいという。

さらに、読みたくなる。

このように、文学に見る東京の100の光景が、紹介されている。

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by kitanojomonjin | 2018-10-05 09:20 | 旅の街角から | Comments(0)

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先日、こんなチラシを見た。

小田急のあの展望台付のロマンスカーが、

この7月10日で、ラストランだという。

ロマンスカーの名は、戦前からはじまるという。

ただ、我々にとっては、その中でも、

展望台付のロマンスカー(LSE(7000形))は、

ひときわ印象深かった。

子供たちのあこがれのまとだった。

1980年デビュー以来、38年間の歴史を閉じるという。

いま、一つの時代が、終わろうとしている。

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by kitanojomonjin | 2018-07-02 04:33 | 旅の街角から | Comments(0)

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先日、東京駅で、こんなポスターを見た。

秋田県男鹿の雲昌寺というところの

アジサイである。

境内一面みごとなアジサイである。

みちのくのあじさい寺として、有名だという。

知らなかった!

機会があったら、ぜひ行ってみたいものだ。

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by kitanojomonjin | 2018-06-18 12:22 | 旅の街角から | Comments(0)

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先日、青森でひさしぶりに、ディーゼルに乗った。

4人掛けの席に座ると、

旅のくつろいだ感じがする。

電車と区別して、これも、“きしゃ”というらしい。

“きしゃ”というと、SLのことだと思っていたが。

ところで、ディーゼルというと、

この歌を思い出す。

ディーゼル(作詞:江上徹、作曲・歌:六角精児)

「走る列車のリズムに合わせ

 缶ビールが揺れている
 
 窓の景色もそこそこに

 ああ少し酔ってしまったな

 海岸線は故郷へ向かう道

 負けたんじゃない
 
 逃げるんじゃないさ

 ほんの少し弱くなっただけ」

 各駅停車のゆるい旅の感じと、

 故郷への郷愁が、ほろ苦いビールの味とともに

 伝わってくる。

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by kitanojomonjin | 2018-06-11 08:47 | 旅の街角から | Comments(0)

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先日、休日の神保町のさくら通り界隈を

あるいていたら、面白い建物を見つけた。

レトロな建物が、現代の建築の中に

ひっそりと建っていた。

四角の窓が、凝ったデザインである。

現在、日本タイ協会の事務所になっている。

昭和初期、無尽会社(一種の銀行)として

立てられたものらしい。

ここだけ、違った時間が流れているようだ。


次に、さくら通りから、すずらん通りへ向かう。

角には、ご存知、救世軍の建物がある。

その壁面に、りっぱな救世軍のマークがあった。

よく見ると、「血と火」という字が記され、

英語で、“BLOOD & FIRE”の字もあった。

どういう意味だろう。

調べてみたら、「血と火」とは、

「救いときよめ」を象徴しているとか。

知らなかった!


休日の神保町界隈には、ふしぎなものが

眠っていた。

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by kitanojomonjin | 2018-02-12 10:47 | 旅の街角から | Comments(0)

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先日、ラジオで、野鳥愛好家が、一番好きな鳥として

ルリビタキのめすをあげていた。

おすは、身体のほとんどをルリ色の羽で覆われているが、

めすは、尾の先がわずかに、ルリ色なのが特徴。

いちおしの理由は、その目にあるという。

目の周りに白いアイラインをひいたような目が、

とても愛くるしいのだという。

観察できるおすすめのスポットは、

八ヶ岳の麦草峠の針葉樹林の一帯だとか。

いつかそこをたずねて、

その姿を観察し、さえずりを聞いてみたいものである。

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by kitanojomonjin | 2017-12-12 13:05 | 旅の街角から | Comments(0)