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多摩川沿いも、めっきり秋めいてきた。

武州の空は、大きい。

土方歳三も近藤勇も、

この大きな空をながめてこの地で育ち、

志を抱いて、京へ上った。

あらためて感ずる。

武州の空は大きい。

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# by kitanojomonjin | 2019-09-20 08:49 | 季節の風 | Comments(0)

愉快な家 2019年9月15日

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お茶の水のマロニエ通りの一角に、旧文化学院の建物の一部が

残っている。(BS11のファザード)

大正時代、与謝野晶子たち文化人を集めて

新教育を目指したのが、文化学院である。

その中心人物が、西村伊作。

彼は、建築家としても活躍した。


西村伊作の建築を紹介した「愉快な家」という本をみつけた。

彼のふるさと、新宮市に、伊作の楽しき我が家が、いまも立っている。

大正3年(1914)竣工というから、105年前のものだ。

家族が過ごす食堂・居間は広く、明るくをモットーにした

たたずまいは、少しも古さを感じさせない。

家族を愛した伊作の人柄がひしひしと伝わってくる。

現在、西村記念館として一般公開されているという。

一度、南紀新宮市の伊作の「愉快な家」を訪ねてみたいものだ。


ちなみに、新教育の理想に燃えた「文化学院」の一部が復元され、

現在、軽井沢にルヴァン美術館として残されているという。

こちらも、ぜひ訪ねてみたいものだ。

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# by kitanojomonjin | 2019-09-15 08:52 | 旅の街角から | Comments(0)

風の絵 2019年9月11日

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「風の絵」という本を読んだ。

古今東西の絵画を“風”というテーマでたどっていく。

こんな具合で話が、たちあがる。


「風は、なにかを呼び覚ます力を持っている。

眠っていた記憶をふいに蘇らせたり、

思いがけず新しい視覚を開いてくれたり、

得体の知れない不安や悦びをかきたてる。」


最初の絵は、フェルメールの描いたふるさと「デルフト風景」。


「『デルフト風景』からは、ある街が持つ固有の性格を透かして

その奥にあるものが流れだす。

あえかな存在感を抱かせながら特定の街越しに見えてくるものは、

生きられた時間が建物や道のひとつひとつに

ぎっしりつまって、人間の生が集積した街から精製される街の全体

といえるかもしれない。

『デルフト風景』では、それが、穏やかな一陣の風とともに

立ち現れる。

『デルフト風景』ほどに、風そのものと、風の作用とを

描ききった絵は、どこにも見出せない。」


街の記憶と、それをフッとかきたてる“風の作用”。

風というキーワードを手掛かりに、絵画に込められた記憶を

紐解いていくミステリアスな論考である。

神田神保町の古本屋で見つけた魅力的な1冊。

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# by kitanojomonjin | 2019-09-11 15:12 | カルチャー通信 | Comments(0)

円山応挙展 2019年9月8日

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先日、上野の芸大美術館で、円山応挙展を見てきた。

兵庫県香住にある大乗寺というお寺が、

一名“応挙寺”とよばれ、

応挙一門の障壁画が、数多く残されているという。

芸大の展覧会の目玉も、大乗寺のものだった。

圧巻である。

会場には、大乗寺のヴァ―チュアル・リアリティの映像が

展示されていた。

なかなか雰囲気のあるお寺である。

一度訪ねてみたいものである。

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# by kitanojomonjin | 2019-09-08 19:34 | カルチャー通信 | Comments(0)

さるすべり 2019年9月4日

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めっきり涼しくなった。

セミの声に変って、秋の虫の音が耳につく。

街路樹では、さるすべりの花が、たけなわである。

よくみると、細かい花の塊で、

繊細さと豊饒さを合わせ持っている。

花の盛りも、今しばしか?

秋雨の季節までのつかのまの華やぎである。

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# by kitanojomonjin | 2019-09-04 08:35 | 季節の風 | Comments(0)

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この夏は、マイクル・コナリーの刑事ものを読み漁った。

ひさしぶりに読んだ「訣別」が、すこぶるつきに

面白かったので、さかのぼって、読んでいない分に触手をひろげた。

「燃える部屋」は、定年まじかのボッシュが、新米の女性刑事(ソト)と組んで

未解決事件に挑むというもの。

刑事魂を新人に教え込むという側面もよく描かれている。

最後に、ボッシュが刑事を追放されて、刑事部屋を

出ていくシーンが印象的だ。

「だれかが背後で手をたたくのが聞こえた。

振り返ると、机のそばに立っているソトが手をたたいていた。」

しまいには、部屋にいた全員の拍手に送られて、

65歳のボッシュの刑事人生は、一区切りをつける。

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# by kitanojomonjin | 2019-08-30 08:16 | ミステリーの楽しみ | Comments(0)

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実に、不思議な小説を読んだ。

中島京子の「夢見る帝国図書館」。

主人公は、上野の噴水の前で、ふしぎなおばちゃんと出会う。

彼女の名は、喜和子さんという。

しだいに、仲良くなり、あばらやのような

彼女のうちに出入りするようになる。

彼女の願いは、「帝国図書館」を主人公にした小説を

書いてくれということ。

「夢見る帝国図書館」というコラムふうのミニ歴史を

はさんで、喜和子さんと上野のやまをめぐる

話が展開する。

ゆるーい脱世俗の話のようでもあり、

途中から、戦災孤児があふれた戦後の上野の

シリアスな時代ものぞく。

この夏一番のおすすめ。

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# by kitanojomonjin | 2019-08-24 08:21 | 人生 | Comments(0)

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あおもり草子の最新号は、ゆうれい特集だが、

そこに、津軽の「お化けを守る会」のことが

紹介されている。

昭和52年ごろ、地元の文化人が、幽霊画を持ち寄り、

精進料理を楽しみながら、怪談話に興じたという。

津軽には、なかなかの風流人がいたものだと

感心させられる。

それにしても、「お化けを守る会」とは・・・

すでに、お化け・幽霊は、現代では、

絶滅危惧種になっているということか?


ちなみに、「お化けを守る会」ゆかりの幽霊画は、

弘前のギャラリー森山に受け継がれ、

8月いっぱい「ゆうれい展」が開催されているという。

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# by kitanojomonjin | 2019-08-18 13:11 | 津軽 | Comments(0)

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マイクル・コナリーのミステリー小説「訣別」を読んだ。

老練刑事ボッシュが、しこしこと犯人を追い求める。

だが、ボッシュの捜査にも、確実に時代の波が

押し寄せていた。

今回、あらたに登場するのは、グーグル・ストリート・ビュー。

訪問したい家のたたずまいをこのストリート・ビューで

チェックする。

次に、自分のくるまに装備するためのGPS検知機と妨害装置。

くるまの位置を追尾さないための装置である。

200ドル払って、装備した。

意外に、安い。

ところが、敵もさるもの。

ドローンを使って、上空からボッシュのくるまを見張っていた。

だが、うれしいのは、捜査の肝心なところは、

永年のカンがものをいう。

それにしても、ボッシュ刑事、またお手柄をあげて

次回から、常勤の刑事職に舞い戻るようだ。

いつまで、頑張り続けるのだろう。

見ものである。

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# by kitanojomonjin | 2019-08-14 07:47 | ミステリーの楽しみ | Comments(0)

ムクゲ 2019年8月11日

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いま津軽は、ムクゲの花が盛りである。

夏の太陽の光をたっぷりとうけて、

爛漫と咲き誇っている。

ねぷた祭りも終わり、

例年だと秋風が立つころ。

今年は、まだまだ水不足の季節が続く。

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# by kitanojomonjin | 2019-08-11 07:40 | 季節の風 | Comments(0)