金正日の正体 2008年9月9日
2008年 09月 08日「金正日の正体」という本を読んだ。
かつて、社会主義国の首脳の序列の見極め方は、
はっきりしていた。
ソ連の場合は、軍事パレードの際、
クレムリンの赤の広場のひな壇の配置で読めた。
中国の場合は、天安門広場の軍事パレード。
北朝鮮ではどうだろうか。
1992年以来、軍事パレードは行われていない。
そこで注目されるのが、金正日総書記の現地指導の
随行者だという。
「金正日の正体」によれば、2003年9月を境に、
その構成が大きく変わっているという。
具体的には、こういうことである。
①現地指導が、軍部隊に集中するようになった。
②現地指導随行者が、一部軍幹部に限られるようになった。
なにがおきているのだろうか。
さらに、国際スパイ小説もどきの話がつぎつぎに
出てくる。
小泉首相が会談したときと以前の金正日総書記の
録音テープの声紋を分析したところ、
別人だという結論が出たという。
相当確度の高い比率で、金正日の影武者の
存在が浮かび上がってくる。
それは、充分ありうるだろう。
レーニンも、ヒトラーも影武者の存在が
つねにうわさされてきた。
問題は、本人が現在、どんな状態にあるかである。
病気で、大事な政治判断を下せない状況なのかどうか。
もっと深刻な状態なのか。
何年後かに、この真相が明らかになる日が来るだろう。
お読みいただいた記念にランキングをクリックしてください。
人気blogランキングへ