桜桃忌はや過ぎぬ 2006年7月19日
2006年 07月 19日(ブロギニストの散歩道から)
雨降りである。
ふと気がついたら、もう7月も半ばが過ぎた。
ちょうど一ヶ月前の6月19日が、桜桃忌だった。
今年の桜桃忌は、知らぬ間に過ぎてしまった。
三鷹の禅林寺の太宰治の墓は、今年も賑わったろうか。
そのむかいにある森林太郎こと森鴎外の墓は、
相変わらず静寂を保っているだろうか。
そして、
箱根のアジサイのピークも、もう過ぎてしまった。
今年は、6月を飛び越して、突然7月になったような
気がする。
6月の下旬に、中国の広州に5日ほど行って、
連日35度以上の日を経験したせいかもしれない。
すっかり夏を迎える心構えが狂ってしまったようだ。
先週の30度を越える東京の夏も何も感じない。
ちまたでは、夏休みが始まろうという気分なのに。
かくて、2006年の夏は、はやたけなわとならんとす。
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