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川谷拓三・ふるさとドラマの名セリフ 2005年11月10日

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(追良瀬駅)
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(追良瀬駅から日本海を望む)

11年前の川谷拓三さん主役のふるさとドラマのクライマックスは、
追良瀬駅の場面だった。

川谷さん演じる主人公は、3つの喪失を抱えていた。
ひとつは、出稼ぎ先の職を失った。
次に、最愛の妻を病気で失った。
そして、長一という息子も行方不明である。

この3つの喪失感を抱えて、初老の主人公は、旅に出る。

ふーっと心の中に空虚感が漂った時、主人公は、
妻の顔に似たお不動様が描かれたお札を無人の駅に
祀って、亡き妻に語りかける。

「フク、オラ寂しいじゃ、守ってけろ。
寂しいオラとば守ってけろ。
いや、オラばしでねェ。
長一だ。
どこで何してるかわからねばって守ってけろ。

何もむぐわれねしても、オラァ、頑張ってきた。

それでいいんだネナ
フクよ。フクのお不動様よ。
守ってけろじゃ。」

この場面の撮影に立ち会ったわれわれは、
全身で演技する川谷さんの姿に、強く心を動かされ、
プロの姿をまざまざと見せられた気がした。

ちなみにこのドラマの題は、「祀る駅」である。


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by kitanojomonjin | 2005-11-10 19:48 | 津軽 | Comments(0)