奇跡の本屋をつくりたい 2019年1月10日

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「奇跡の本屋をつくりたい」という本を読んだ。

むかし、小さい街には、決まって、これぞという小さな本屋さんが

あった。

札幌のくすみ書房も、そんな頑張る小さな本屋さんだった。

逆転の発想で、ユニークなアイデアで、勝負してきた。

「なぜだ!?売れない文庫フェア」

絶版寸前で、なかなか手にはいらない文庫本をそろえ、

完売した。

「中高生はこれを読め!」

本に、縁遠い中高生に、おせっかいな本屋のおやじからと称して

推薦本を並べた。

残念ながら、ご主人久住さんは、2017年8月、病気で亡くなられた。

この本は、久住さんの遺稿である。

生前、札幌で久住さんと親しかった政治学者中島岳志さんが、

メッセージを寄せている。

札幌のある会合で偶然、久住さんに会った中島さんは、

翌日早速、久住さんの店を訪ね、

すっかり気に入って、本屋のある琴似に、引っ越してきた。

以来、10年あまり、交遊があったという。

「ソクラテスのカフェ」という本屋併設の喫茶店を拠点にして、

地域のネットワーク活動を繰り広げた。

小さな本屋さんは、地域の文化の窓口なのだ!

久住さんの大健闘にもかかわらず、小さな本屋の経営は

常に、ピンチだったという。

小さな本屋さんが、生き延びる道は、

この国に残されていないのだろうか?

考えさせられる。

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by kitanojomonjin | 2019-01-10 16:06 | 人生 | Comments(0)