小説を、映画を、鉄道が走る 2018年11月12日
2018年 11月 12日
川本三郎の本を2冊並行して読んでいる。
「あの映画に、この鉄道」は、鉄道を舞台にした映画を
北海道から順番に訪ねていく。
「張り込み」「点と線」「飢餓海峡」
数え上げたらきりがない。
これに、文学に登場する鉄道を加味したのが、
「小説を、映画を、鉄道が走る」である。
「路傍の石」「放浪記」などが加わる。
よくまあ、こんなにていねいに、調べ上げたと感心するほどだ。
どんどん失われ、廃線になっていく鉄道は、
重要な昭和の記憶遺産になっているのだろう。
本の上で、想像をめぐらしながら、
もうひとつの旅を楽しむことができる。
おすすめである。
お読みいただいた記念にランキングをクリックしてください。