西行と清盛 2018年3月29日

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嵐山光三郎の「西行と清盛」という時代小説を

読んでいる。

なかなか面白い。

同じ北面の武士として、同僚だった

西行と清盛の対照的な人生を描いている。

この小説によれば、西行は決して

浮世を離れた遁世者ではない。

保元の乱で、讃岐に流された崇徳上皇と

和歌のやりとりをして励まし続けたという。

鳥羽上皇とか崇徳院とか、

中世のこのへんの歴史は、

人間的でおどろおどろしく

不思議な魅力に満ちている。


ちなみに、きょう(29日)よる8時から、

BSプレミアムで、「崇徳上皇と保元の乱」の

番組の放送がある。

(追記)
中公文庫のあとがきに、著者がこんなふうに書いていた。

「西行が没した河内国弘川寺へ行ったときのことだが、

山から讃岐国の崇徳院陵が見えた。

西行は死ぬときも、崇徳院の霊を見守っていたのだ。

これには、いまさらながら、胸を打たれた。」

いちど、西行が没した弘川寺を訪ねてみたいものである。


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by kitanojomonjin | 2018-03-29 09:30 | この国のかたち | Comments(0)