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「丸山真男 音楽の対話」 2005年9月7日

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真夜中のラジオで、クラシックの話をしていた
中野雄さんの著作「丸山真男 音楽の対話」を
みつけた。

なんと、音楽プロデューサーの中野雄さんは、
東大で、政治学者丸山真男のゼミにいたという。
この本は、政治学者であり、実はたいへんな
音楽愛好家だった丸山真男の音楽論を紹介した
ユニークな本である。

中野さんの経歴も一風変わっている。
東大法学部卒。日本開発銀行に入り、その後、
オーディオ・メーカーに入り、現在音楽プロデューサー
として活躍している。

なかなか味のある丸山真男のことばが紹介されている。

「モーツァルトにしても、ベートーヴェンにしても、
ある時期から音の響きが急に厚みをましている。

背景には彼等の人生経験もあるし、楽器の進歩もある。

コンサート会場が貴族の館から市中のホールにまで
広がって、聞く人の質と量が変わってきたという事情もある。

そういうバック・グラウンドがあって、音楽は
変わらざるをえなくなるわけです。

それが音楽自体に生命力がある、音楽は有機体である
ということの意味です。」

最近がらにもなく、急遽モーツアルトの企画にかかわる
ことになった。
その意味で、丸山真男と音楽のかかわりを知ることが
出来たのは、意外な収穫であった。


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by kitanojomonjin | 2005-09-07 17:52 | カルチャー通信 | Comments(0)