久渡寺の幽霊の掛け軸 2005年8月31日

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(ブロギニストの散歩道から)

もう50年も昔になるだろうか。
弘前の久渡寺に祖母に連れられて初めて行った。
そこで見たのは、イタコの大祭に集まる大勢の
おばあさんたちの姿だった。

そして、もうひとつ、その時、伝・円山応挙の、
寺に伝わる幽霊の掛け軸を見せられた。
もっとも、伝・円山応挙というには、あとで知ったことだが。

掛け軸の絵は、うら若い女性がざんばら髪で立っている。
片手を懐に入れ、ほうけたような表情をして立っていた。
白地の紙に、黒い墨で輪郭が描かれ、それが一層
凄みを増している。

この絵は、普段は公開されていない。
年に一回、大祭の時に公開され、その日は、決まって
雨が降るという言い伝えがあるという。

津軽観音霊場の一番札所であり、津軽イタコの本山である
この久渡寺に、さらに、謎の幽霊画が伝わっているのは
どういうことなのだろう。

この寺に、霊的なものが、あつまる独特の回路があるのだろうか。



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by kitanojomonjin | 2005-08-31 15:55 | 津軽学 | Comments(0)