原田直次郎 2016年5月21日
2016年 05月 24日今、原田直次郎展が、全国を巡回している。
先日、葉山の神奈川県立近代美術館で見たと
友人が教えてくれた。
神保町で、カタログを手に入れた。
表紙は、代表作「靴屋の親爺」。
圧倒的な筆力のある明治初期の西洋画家だった。
ドイツ留学中、森鴎外とも交流があった。
だが、帰国後、36歳で、亡くなったので、一般に知られることが少ない。
カタログで、興味深かったのは、
1886年ドイツを訪ねた近衛篤麿とも出会い、近衛に
肖像画写真を寄贈しているというのだ。
(近衛の自伝「蛍雪余聞No.2-44」にも出てくるという。)
残念ながら、葉山の展覧会は終了し、
来週から、岡山県立美術館で開催される。
7月23日からは、島根県立石見美術館へ巡回するという。
機会があったら、ゆっくり旅をして
展覧会をのぞいてみたいものである。
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