不思議な建築・弘前教会 2015年11月6日
2015年 11月 06日弘前教会の桜の紅葉とイチョウの黄色がまぶしい。
実は、この弘前教会は、
明治時代、地元の大工の棟梁・堀江佐吉の息子のひとりが建てた。
パリの修道院をおもわせる外観だが、なんと木造である。
西洋建築を見よう見真似で作ったのである。
苦労のほどがしのばれる。
そもそもの弘前教会の起こりは、明治8年、地元の東奥義塾にやってきた
外国人教師ジョン・イングにはじまる。
東北で最初にできたプロテスタントの組織だったという。
建物は、ジョン・イングが、アメリカに帰国してから
だいぶたって、建てられたようだが、
ジョン・イングのまわりに集う東奥義塾の学生たちの
新しい時代の息吹を今に伝えているような気がする。
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