寅さんのサイン 2015年10月17日
2015年 10月 17日映画「男はつらいよ」の主役、寅さんこと、渥美清の珍しいサインを見つけた。
めったに、渥美さんはサインしないといわれる。
岩木山のふもと、嶽温泉の小島旅館が所有して、展示していた。
「男はつらいよ」第7作・奮闘編の現地ロケのとき
ロケ隊一行は、この小島旅館に泊まり、その縁でもらったサインだという。
「男はつらいよ・奮闘編」は、1971年4月に封切られた。
マドンナ役は、榊原るみ。
集団就職で、中京の紡績会社に働きに来たが、仕事についていけない。
彼女が、三島のラーメン屋で、ラーメンをすすっている。
ラーメン屋の主人を柳家小さんが、演じていた。
演技にも、渋くていい味を出していた。
榊原るみの出身地は、青森県の日本海側のまち・鰺ヶ沢という想定。
たどたどしい津軽弁が初々しかった。
奮闘編では、寅さんが、人生をはかなんで自殺したのか?というシーンが出てくる。
「男はつらいよ」シリーズの中では、きわめてユニークである。
寅さんからのはがきを受け取った妹のさくらは、
心配で、いてもたってもいられず、
津軽に駆けつける。
そこで、あっけらかんとした寅さんのタンカバイが聞こえ
さくらも、映画をみているわれわれも、ほっとすることになるのだが。
現地ロケから、もう40年以上経っている。
津軽も大きく変わった。
いろんな感慨を持ちながら、小島旅館に飾られた
寅さんのサインとロケの記念スナップを見た。
お読みいただいた記念にランキングをクリックしてください。
人気blogランキングへ