マグリット 2015年5月29日
2015年 05月 29日見てきた。
空は晴れて、白い雲がただよっているのに、
家の周りは、街灯がついて、夜である。
マグリットらしい世界である。
随分以前、ベルギーのブリュッセルの
王立美術館で、マグリットの作品群を見たことがある。
そのとき初めて、マグリットは、ベルギー人だ
ということを知った。
シュールリアリズムの画法で、だまし絵のような
画の印象ばかりが強かったが、
今回の展覧会は、おいたちを追って、
画風がかわるのをていねいに紹介している。
なにか現代人の孤独を感じさせられるのは、
幼いとき母親が自殺したことも、影を落としているのだろうか。
マグリットの世界が、意外に、懐かしく感じられる。
21世紀の現代人の世界は、さらに遠くへ来ている
のかもしれない。
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