SL三重連の峠・矢立峠 2014年12月17日
2014年 12月 17日秋田県と青森県の県境に
矢立峠という険しい峠がある。
先日、秋田県の大館を訪ねたとき、
その矢立峠を感じさせるものが
いくつかあった。
まず、復刻した駅弁の包み紙。
大館といえば、鷄めしの駅弁が有名。
40年ぶりに復刻した「鷄樽めし」の包み紙に
矢立峠と思われる峠の茶屋が
描かれていた。
そして、駅に貼られていたデゴイチの写真。
険しい峠を越えるため三台のSLが連結されている。
いわゆる三重連のその姿は、矢立峠の名物だった。
昭和45年7月まで、現役として、
SLの三重連は、走っていたという。
なぜ、矢立峠にこだわるのか。
実は、明治11年に、この峠をイギリスの女性が
馬で、越えていった。
ちょうど、茶店の江戸時代と
SLの走った明治20年代との
間の時期である。
その人物は、
旅行家イザベラ・バード。
イザベラは、この峠をこえて、
津軽に入り、北海道に渡った。
西南戦争の翌年にあたる明治11年。
彼女が、津軽で見たものは
なんだったのか?
とても、興味が引かれる。
お読みいただいた記念にランキングをクリックしてください。
人気blogランキングへ