日本列島地震の2000年史 2013年4月17日
2013年 04月 17日3.11の東日本大震災のあと、
歴史学者は、過去の地震の記録と
どう取り組めばいいのか?
17人の歴史学者が思いを語っている。
たとえば、東北大の准教授・佐藤大介さんは、
「日本の各地に残る歴史資料には、
古来からの防災・減災技術や、その背景にある
自然観に関する情報が豊富に残されている。
それらを、自然のメカニズムや工学技術を
熟知する理系の研究者と共有できれば、
『先人の知恵』を科学的な裏付けをもつ
『活きた情報』として現代によみがえらせることが
できる。
そのことは、災害を『いなす』防災対策の
手がかりとして、
現在や未来の人々の生命と財産の保護に
直結するのである。」(P52)
歴史学者と理系の研究者が、タッグを組んで、
災害を『いなす』防災対策を
考えるというのは、なかなか面白い。
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