ブログの不思議・おすすめブログ 2005年5月13日
2005年 05月 10日(「食べたものを淡々と記録するよ」2005.5.5より)
ブログの「食べたものを淡々と記録するよ」の
最近のページである。
この日の朝食は、イタリアン・バイキング。
このブログの魅力は、朝昼晩とにかく食べたものを
「淡々と」記録するところにある。
余計なコメントはない。
一日の最後に「ごちそうさま」と一言。
ただし、写真の質感は、すばらしいものがある。
料理番組のテキストの写真に負けないできばえである。
ところが、このブログが一瞬揺らいだときがあった。
2004年10月23日の新潟地震を境に、食べ物が
ガラリと変わるのである。
(「食べたものを淡々と記録するよ」2004.10.24より)
おそらく避難所での光景だろう。
2004年10月24日の朝食は、水のペットボトル一本。
ここで、このブログの主人は、おおきな岐路に
立ったことだろう。
地震の話に大きくカーブを切るか、「淡々と」路線を続けるか。
(わたしなら、がらりと方針を変えて地震の話に専念するだろう。)
ところが、このブログの主人は、あくまでも「淡々と」を続けた。
それを貫き通した。
それもひとつの行き方だと思う。
「淡々と」した記録の中に、わたしたちは、しっかり地震の影を感じる。
ブログというものがあくまでも、個性の産物であるということ、
さらに、ブログは、刻々と移り変わる時間の中にあり、
「同時性」が大きなウエイトをしめていることがよくわかる。
ブログの魅力は、こんなところにもあるのだと思う。
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