弥生のムラのくらし 2011年8月6日
2011年 08月 06日東京縄文塾での辻誠一郎先生のお話の
続き。
縄文の三内丸山のムラの図の後、
先生は、参考に、弥生のムラの図も示してくれた。
鳥取県の弥生時代のムラ・青谷上寺地の図である。
A~Pは、次の意味であるという。
A:集落中心域
B:水田域
C:林産業域(スギ林、トチノキ林など)
D:山地斜面の焼畑
E:狩猟・採集域
F:内湾。干潟漁労
G:外海磯漁労
H:近海漁労
J:シイノキ主体海岸林
K:カシ主体常緑広葉樹林
L:近距離・遠距離交易
M:海からの特徴物
P:港
これを三内丸山の縄文のムラと比べてみると、
B:水田域
D:山地斜面の焼畑
が、付け加えられているだけで、
ほかの基本的なムラの構造が
ほとんど変っていないことに気づく。
縄文と弥生のムラについて、
いろんなことを考えさせられる
とても興味深い図である。
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