コマドリの賭け 2009年4月9日
2009年 04月 09日「コマドリの賭け」というミステリーを読んでいる。
珍しくノルウェーの作家の作品である。
1944年の東部戦線と1999年がカットバックしながら
進行する。
ヨーロッパコマドリの中には、渡りをしないものがあるという。
翌春、巣を作るいい場所を確保するために。
それが、「コマドリの賭け」にこめられた寓意である。
ハリーという一匹狼の刑事が登場する。
1999年の晩秋から始まり、翌年の6月までの物語。
北欧のたれこめた雲と陰鬱な空気が、人間関係にも
影を落としている。
(いまのところ★★)
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