c0069380_17515240.jpg
c0069380_17514613.jpg
先日、縄文土偶図鑑というパンフレットを見た。

なかなか良くできている。

たとえば、三内丸山遺跡から出土した大型板状土偶。

実は、口からお尻まで、穴が開いている。

これをどう考えたらいいのか?

ミステリーである。

土偶というのは、前からだけでなく、

後ろから、下から、さまざまな角度から見ると、

不思議がいっぱいなのだ。

そのおもしろがりの精神が、このパンプレットには、

充満している。

お読みいただいた記念にランキングをクリックしてください。
人気blogランキングへ






[PR]
# by kitanojomonjin | 2017-04-03 17:59 | 縄文 | Comments(0)

c0069380_12101558.jpg
先日、C.W.ニコルさんが、新聞のコラムに

カントリージェントルマンについて、書いていた。

(毎日新聞・2017年3月29日付)

「英国の旅先、ことに田舎の高級ホテルで日本国籍の

パスポートを出すと、『東京に住んでいるのか』と

聞かれることが多い。

私が、『いや、日本アルプスの長野に住んでいる』と

答えると、スタッフの態度が一変する。

彼らにとって、日本アルプスに住んでいるという事実は

とりもなおさず、私が、(中略)

しっかりと大地に根を下ろした信頼に足る人物、

決して宿泊料を踏み倒したり、不作法な振る舞いを

したりはしない本物の紳士『カントリージェントルマン』であると

受け止められるのだ。」

英国では、長きにわたり、「田舎」に土地をもたない都会人には

選挙権が与えられないという歴史があったためという。


「カントリージェントルマン」とは、

田舎紳士あるいは、田舎者(?)紳士の

ニュアンスがあるのかと思ったら、

大間違い。

本物の紳士なのだ。

日本の田舎暮らしの人は、胸を張っていい。

お読みいただいた記念にランキングをクリックしてください。
人気blogランキングへ




[PR]
# by kitanojomonjin | 2017-03-31 12:21 | この国のかたち | Comments(0)

c0069380_13361568.jpg
最近、文化人類学者レヴィ・ストロースの著作「野生の思考」が、

とても気になる。

特に、「プリコラージュ」という考え方が。

「器用仕事」とか「日曜大工」と訳される。

南米の現地民族が、森の中を歩いて、

木の枝やいろんなものを袋に入れていく。

何かのときに、何かの役にたつと思って

入れていくのだという。

手近なものを使って、当面の課題に対応していく

「野生の思考」は、縦割りの現代人の思考に

決して、負けない。

災害や事故に直面したとき、

たとえば、3.11の後、停電になったときの東京を

思い起こしてみるとわかる。

帰宅難民でいかに難儀したか。

あるいは、乾電池不足をはじめ、

コンビニの商品が払底したあの光景を。


現代人より、未開人とよばれる人々が、

はるかに、生き延びる知恵を持っているのだ。

「野生の思考」が発表されたとき、

現代社会に与えた衝撃は大きかった。

いまや、「野生の思考」を再発見する時代になっていると思う。

そして、それは、縄文人の知恵を見直すことにも、繋がっていく。

お読みいただいた記念にランキングをクリックしてください。
人気blogランキングへ





[PR]
# by kitanojomonjin | 2017-03-28 13:48 | 人生 | Comments(0)

八甲田 2017年3月24日

c0069380_14213094.jpg
c0069380_14220535.jpg
八甲田へ行ってきた。

青森市内、積雪ゼロというのに、

山は、まだ冬景色。

天気がいいのに、風が強く

八甲田ロープウエーは、運転が休止であった。

残念。

ロープウエーの頂上駅から、

この季節の八甲田名物「樹氷」を見たいと思ったのだが。


ちなみに、下の写真の池は、地獄沼。

温泉の水だけは凍らず、水をたたえていた。

お読みいただいた記念にランキングをクリックしてください。
人気blogランキングへ

[PR]
# by kitanojomonjin | 2017-03-24 14:29 | 津軽 | Comments(0)

c0069380_23063383.jpg
今朝の毎日新聞のコラムに、松任谷由美の「瞳を閉じて」という

曲について、紹介されていた。

長崎県五島列島の奈留島にある県立高校の愛唱歌だという。

きっかけは、ひとりの女子生徒が松任谷さんのラジオ番組に

「自分たちの効果を作ってほしい」と投稿したことから。

校歌にはならなかったが、愛唱歌として

いまでも歌い継がれているという。

こんな歌である。


“風がやんだだら 沖まで船を出そう

手紙を入れた ガラスびんをもって

遠いところへ行った友達に

潮騒の音がもう一度届くように

今 海に流そう”


3月は、旅たちの季節。

あちこちで、別れの情景がくりひろげられていることだろう。  

お読みいただいた記念にランキングをクリックしてください。
人気blogランキングへ


[PR]
# by kitanojomonjin | 2017-03-20 23:25 | 旅の街角から | Comments(0)

c0069380_15385013.jpg

c0069380_15382009.jpg

中沢新一の「熊楠の星の時間」という本を

読んでいたら、縄文の勾玉について、興味深い叙述があった。

縄文の勾玉は、弥生時代の丸っこくてなめらかな勾玉と違って

哺乳類の胎児の形をしているというのだ。

その証拠に、エラをしめす切れ込みがついている。

しかも、ヒスイの産地・糸魚川の寺地遺跡には、

胎児の形をした不思議な配石遺構がある。

それは、石によって、縄文の勾玉を製作していた工人たちの

場所をしめすインスタレーションだったというのだ。

にわかには、信じられない話だが、

とても興味深い。

一度、寺地遺跡に行ってみたいものだ。


ちなみに、この「熊楠の星の時間」というタイトルは、

ツヴァイクの「人類の星の時間」に

ヒントを得たもの。

知の巨人・南方熊楠の世界について、

粘菌から華厳経にいたるまで

ワクワクする知見を披露している。

おすすめ。

ちなみに、3月23日(木)よる8時

BSプレミアムで、“知の巨人”南方熊楠という番組が放送される予定。


お読みいただいた記念にランキングをクリックしてください。
人気blogランキングへ



[PR]
# by kitanojomonjin | 2017-03-18 15:53 | 縄文 | Comments(0)

c0069380_13410354.jpg
先日、ラジオで、俳優の相澤一成さんが、ふるさとの

宮城県名取市の閖上(ゆりあげ)で、3.11にちなんだ

朗読劇「ファミリーツリー」を発表したことを話しておられた。

登場人物のすべてが、地元の人々で、地元の言葉で、語り合う群集劇である。

最後は、この地に伝わる「閖上(ゆりあげ)大漁節」の

大合唱で終わるという。

「閖上(ゆりあげ)大漁節」というのは、

“今朝の日和は 空晴れ渡り 波静か またも大漁だ”

といった歌詞で、節は大漁唄いこみの系統のものだという。

かつお漁の大漁を祝って

網元や船主の家で手振りもにぎやかに歌ったもので、

いつしかこの地区のひとのこころの絆のうたになっている。

実は、朗読劇「ファミリーツリー」に登場するほとんどのひとびとは、

かつてこの地区に住んでいて、東日本大震災の津波で

亡くなった人たちだった。

生きているものと、死んだものとの交流に

ふるさとの歌が大きな役割を果たしているのは、

とても象徴的である。

歌の力とでも言おうか。

お読みいただいた記念にランキングをクリックしてください。
人気blogランキングへ








[PR]
# by kitanojomonjin | 2017-03-15 13:55 | この国のかたち | Comments(0)

c0069380_13262634.jpg
c0069380_13260268.jpg
日本海の五能線の沖合い50キロに

久六島という無人島があるという。

今読んでいる「海駅図鑑」の驫木(とどろき)駅の

項で、紹介されている。


著者は、波と風が穏やかな6月、

漁船を出してもらって、島を目指した。

片道2時間くらいで着く。

上の島、下の島、ジブの島の

3つの岩礁からなるという。

上の島に、高さ19メートルの灯台が設置されている。

それだけだった。


ただ久六島は、流れが速いので、

好漁場として知られているという。

海藻が良く育ち、アワビやサザエが良く獲れる。

タイ、ブリ、ホッケなど、魚影が濃いという。


今は、冬の荒波が押し寄せる日本海。

このむこうに、久六島という無人島が

あると思うと、ワクワクしてくる。

お読みいただいた記念にランキングをクリックしてください。
人気blogランキングへ


[PR]
# by kitanojomonjin | 2017-03-14 13:39 | 旅の街角から | Comments(0)

c0069380_14080514.jpg
縄文ファイルの最新号が届いた。

表紙は、三内丸山遺跡での「縄文冬まつり」。

主な記事は、先日の東京縄文塾での

松木武彦先生の「美の考古学」のお話。

認知考古学から、縄文土器に迫った興味深い内容である。

Jomon Winter Festival held at Sannai-Maruyama Site

Jomon Winter Festival was held at

Sannai-Maruyama Site for two days on

February 11,12,2017.

Sanmaru-kun made by snow

greeted visiting children and their

parents at the  front entrance of Jomon-

Jiyukan Museum. Visitors challenged

to make a snow slide, snowman and

experienced excavation at snow-

covered courtyard to enjoy exciting

Winter events.

三内丸山遺跡で「縄文冬祭り」

2月11、12日の2日間、三内丸山遺跡で「縄文

冬祭り」が開催された。

縄文時遊館正面玄関では、雪で作られた

さんまるくんが詰めかけた親子連れを出迎え、

雪の滑り台や雪だるま作り、雪に覆われた

中庭での発掘体験など、冬ならではのイベント

で大いに盛り上がっていた。

縄文ファイル229号(2017年3・4月号)

この情報は、HP「みんなの縄文」にも、載っています。
  http://www.jomonjin.net

お読みいただいた記念にランキングをクリックしてください。
人気blogランキングへ




 



 

[PR]
# by kitanojomonjin | 2017-03-11 14:30 | 英語で縄文 | Comments(0)

c0069380_13103305.jpg

c0069380_13100964.jpg

先日、青森県鯵ヶ沢町山田野のジャージーファームというところで、

コーヒーを飲んだ。

雪原のなかにポツンと

その建物は建っていた。

ここは、1990年、家族4人と6頭の牛たちの

小さな牧場からはじまったという。

26年たった去年の暮れ、乳製品製造施設が完成。

“夢のかたち”として、

レンガ色のりっぱなレストハウスも出来上がった。

冬の最中のいまも、しっかりオープンしていた。


牧場特製のミルク入りのコーヒーを飲みながら、

ぼんやり雪景色を眺めていると、

都会では味わえない至福の時間が流れる。



お読みいただいた記念にランキングをクリックしてください。
人気blogランキングへ



[PR]
# by kitanojomonjin | 2017-03-10 13:16 | 旅の街角から | Comments(0)