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ドイツの森林管理官の書いた「樹木たちの知られざる生活」を読み終わった。

一番印象的だったのは、こんな話。


氷河期のとき、ヨーロッパのブナは、寒さをさけて南下した。

ところが、アルプスにさえぎられて、

一部のブナは、南下できなかったという。

なかなかスケールの大きい話である。

逆に、いまは、温暖化で、北上しつつある。

4000年かけて、ふたたび北ヨーロッパに戻ってきた。

そのスピードは、平均1年400メートルだという。

ブナをめぐって壮大な物語が進行しつつあるのだ。


振り返って、日本のブナは、どうなのだろう。

温暖化で、北へ向かう基本戦略は同じだろう。

だが、ここに立ちはだかる「海峡」の問題は、

どのくらい大きいのだろうか?

最近、白神山地でも、シカの食害が指摘されているが、

日本のブナの将来は、だいじょうぶなのだろうか?

ブナをめぐるいろんな物語を知りたくなった。

なかなか刺激的な本である。

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by kitanojomonjin | 2017-08-28 12:17 | カルチャー通信 | Comments(0)

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先日、テレビで、「まいどさんが待っている」という番組を見た。

冬の津軽を取材したもののアンコール放送だった。

雪に閉じ込められた集落に、惣菜をはじめ日用品を積みこんだクルマが

巡回してくる。

都はるみの歌謡曲をスピーカーで流しながら。

雪に閉じ込められた集落のお年寄りにとって、

貴重な存在である。

まいどさんのクルマをたんたんとたどりながら、

山里のひとびとの暮らしが見えてくる。


ある日、常連客のおばあちゃんが、まいどさんのクルマの運転手さんに

電話で、チョコレートを注文した。

「バレンタインが来るでしょ?」

バレンタインの日に、施設にはいっているご主人に

チョコレートをプレゼントしたいという。

ただ、「一口ではいる小粒のチョコレートを」という

注文だった。

後日、おばあちゃんが、チョコレートを持って、

施設をおとずれる。

ご主人は、うれしそうに、一口大のチョコレートを味わう。

一口大は、寝たきりのご主人を気遣ってのことだった。

ここで、おばあちゃんが、いう。

『「うまい」なら「うまい」、「おいしくない」なら、「おいしくない」って言って』

気丈なおばあちゃんと、その愛情を受け止めるご主人。

このご夫婦の関係がよくわかるひとコマである。

さりげないが、こころに残るシーンである。


ああ、あと3~4ヵ月もすれば、

津軽に、雪の季節が訪れるのだ。

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by kitanojomonjin | 2017-08-25 11:51 | 津軽 | Comments(0)

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「写真集K市」という本を神田の古本屋で見つけた。

東京郊外の自然が、写っている。

K市というのは、小金井市のことらしい。

でも、東京郊外の代表的な街とも受け止められる。

K市といった瞬間、抽象的な世界が広がるから不思議だ。

そのK市のむさしの公園のなかに、

くじら山という小さな丘がある。

近くの小学校を造成したときの土を持って出来たという。

山というのも、おこがましいが、

そのくじら山のたたずまいの写真が、とてもいい。

ひとびとに愛されていることが、伝わってくる。

こんな文章が、そえられていた。

「くじら山の上で、頭を天に向け真っ直ぐ立ってみよう!

そう、ここが地球のテッペンだってことがきっとわかる。」

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by kitanojomonjin | 2017-08-22 11:49 | Comments(0)

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今、「樹木たちの知られざる生活」という本を読んでいる。

すこぶるつきに、面白い。

ドイツの森林管理官が書いたもので、ドイツでベストセラーに

なっているという。

たとえば、こんな話。

スイスで研究者たちが緑の葉を茂らせたマツの木を発見した。

これらの木は、キノコに感染して、形成層が死滅していたにもかかわらず、

根が水をくみ上げていた。

いったいなにがおきていたのか?

結論は、こうだ。

「まわりにある健康なマツの木のサポートだ。

まわりの木々が根を通じて養分を分け与えることで、

死につつある仲間を助けていたにちがいない。」

こんな樹木をめぐる信じられない話が、満載である。

必見!

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by kitanojomonjin | 2017-08-19 16:51 | カルチャー通信 | Comments(0)

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先日、鯵ヶ沢に行って、「備前屋長兵衛月永家跡地」の碑を

見てきた。

ニュースで、この碑の裏面に新しく、由緒書きを付け加えたということを

知ったためである。

その由緒書きは、実に興味深い。

こんなぐあいである。


「初代月永長兵衛は、讃岐国(香川県)高松に生まれ、

備前国(岡山県)を経て、承応年間(1652~1655)頃に

鯵ヶ沢に移り住んだ。

一族は代々備前屋長兵衛(略して備長)を名乗り、

北陸地方の北前船との交易や海運業、金融業などを営み、

豪商として繁盛した。西海岸地方で屈指の大地主であった。」

港町鯵ヶ沢が、江戸・北前船の時代にいかに繁栄したかが

わかる。

まさに、鯵ヶ沢の底ぢからを示す証拠である。

白八幡宮大祭が、300年以上の長きにわたって続いているのも、うなずける。

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by kitanojomonjin | 2017-08-16 09:01 | 津軽 | Comments(0)


青森県の日本海側に面する港町・鯵ヶ沢で、きょうから3日間

白八幡宮大祭という祭りが行なわれる。

「北前船が運んだ京祭り」とも言われ、4年に1度しか行なわれない。

各町内の山車や神社のお神楽が町を練り歩く。

圧巻は、お神楽の海上運行だという。

江戸時代から、津軽藩の有数の港として栄えた

鯵ヶ沢の歴史の厚みを感じさせられる。

いつか機会があったら、ぜひ見てみたいものである

次回は、東京オリンピックの翌年までまたねばならない。

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by kitanojomonjin | 2017-08-14 12:02 | Comments(0)

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縄文人の遊びごころの圧巻は、このさまざまな土偶だろう。

いずれも、三内丸山遺跡から出土したもの。

その数2000以上。

ひとつの遺跡から出土した数としては、最高である。

そしてその土偶のかたちも、きわめて特徴的である。

ほとんどが、十字型をしているのである。

三内丸山遺跡特有のファッションだった?

それにしてもなぜ十字型なのか?

いろんな想像を掻き立てられる。

いまのところ、気に入っているのは、

空を飛翔する姿ではないかというもの。

見れば見るほどそんな気がする。


この映像は、北海道・北東北の縄文遺跡群~青森県の遺跡~で、

ご覧になれる。

ユーチューブでも見れるよ!

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by kitanojomonjin | 2017-08-11 08:20 | 縄文 | Comments(0)

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この釣り針は、いつみてもほれぼれする。

縄文人は、獲物の魚にあわせて、いろんなタイプの釣り針を作っている。

これぞ縄文人の職人技の腕の見せどころだろう。

各地の縄文遺跡や貝塚から出土しているが、

この北海道の貝塚のものが、とりわけ美しい。


北海道・北東北の縄文遺跡群~北海道の遺跡~で、

ご覧になれる。

ユーチューブでも見れるよ!

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by kitanojomonjin | 2017-08-05 11:48 | 縄文 | Comments(0)

釧路の霧笛 2017年8月3日

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釧路の霧笛が、まだ聞けるという話をラジオで聴いた。

制度上、7年位前に、霧笛は廃止された。

電子機器が充実し、実用としては、お役ごめんになったのだという。

ところが、あのものがなしい霧笛は、忘れられない。

春から夏にかけて、釧路は本格的な霧のシーズンを迎える。

釧路には、市民からなる霧笛保存会というのがあって、

おりおりに、霧笛を鳴らしているという。


霧の街・釧路には、霧笛がにあう。

いつか釧路の街に行って、霧笛を聞いてみたいものだ。


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by kitanojomonjin | 2017-08-03 11:20 | 旅の街角から | Comments(0)