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桃下流水 2015年12月28日

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神田神保町の放心亭の色紙のつづき。

作家・陳舜臣さんの色紙もあった。


「桃下流水 在人世」


「桃下流水」は、蘇東坡の漢詩の引用だという。

中国人の最も愛でる桃の花が、ハラハラ散る。

その花びらが、川面に落ちて、流れていく。

桃源郷のような春のひととき。

人世の醍醐味は、そこにあるといっているのだろうか?

陳さんの到達したひとつの境地なのだろう。

陳さんの馥郁とした世界が、垣間見えるようだ。

その陳舜臣さんも、2015年1月21日、90歳でお亡くなりになった。



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by kitanojomonjin | 2015-12-28 14:36 | 人生 | Comments(0)

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いま、京都の京都市考古資料館で、

興味深い展覧会が、開かれている。

名づけて、古都京都の縄文ライフ。

京都と縄文というと、水と油のような気がするが、

どっこい、京都にも、縄文遺跡が

たくさん出ているという。

年末年始、京都を訪ねる方は、

のぞいてみたら?

いろいろなワークショップも企画されているようだ。

1月17日(日)まで。

      休みは、月曜および年末年始(12月28日~1月4日)

詳しくは、HPみんなの縄文に載っています。
http://www.jomonjin.net



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by kitanojomonjin | 2015-12-26 15:41 | 縄文 | Comments(0)

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井上ひさしさんの圧倒的なことばの力を

感じさせられるのは、

以前、このブログでも紹介した釜石小学校校歌である。

作詞は、井上ひさしさん。

作曲は、宇野誠一郎さん。

ひょっこりひょうたん島のコンビである。

こんな校歌である。

「いきいき生きる いきいき生きる

ひとりで立って まっすぐ生きる

困ったときは 目をあげて

星を目あてに まっすぐ生きる

息あるうちは いきいき生きる


はっきり話す はっきり話す

びくびくせずに はっきり話す

困ったときは あわてずに

人間について よく考える

考えたなら はっきり話す


しっかりつかむ しっかりつかむ

まことの知恵を しっかりつかむ

困ったときは 手を出して

ともだちの手を しっかりつかむ

手と手をつないで しっかり生きる」


東日本大震災のとき、この小学校の体育館に

避難した人たちは、かたすみに張り出された

この校歌に元気付けられ、

しだいに口ずさむようになったという。

奇しくも、井上さんがゆかりの小学校のために

つくった校歌が、震災の被災者の大きな応援歌に

なったのだ。

つくづくことばの力の偉大さを感じさせられるエピソードである。



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by kitanojomonjin | 2015-12-25 13:28 | 人生 | Comments(0)

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先日、神保町の放心亭に行った。

ドイツ・ビールがうまい。

壁際に、ずらりと、作家の色紙が並んでいる。

同じビルの三省堂本店で、サイン会を開いた

流れで、この店に繰り込んだとき、描いたもののようである。

その中に、井上ひさしさんの色紙があった。

こんな一文が書かれていた。

「得意泰然

失意平然」

なんとなく、クスッと笑いたくなる。

井上さんらしい文章である。

人生、得意と失意の繰り返し、

あんまり悩まないでという意味か。


この感じ、どこかで見たことがある。

そうだ!ひょっこりひょうたん島の歌詞の気分と

似ている。

「丸い地球の水平線に

何かがきっと 待っている

苦しいことも あるだろさ

悲しいことも あるだろさ

だけど ぼくらは くじけない

泣くのはいやだ 笑っちゃおう」


ちなみに、今年も

4月9日(土)10日(日)

山形県川西町で、井上さんをしのんで、

「吉里吉里忌」が開かれるという。




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by kitanojomonjin | 2015-12-24 13:00 | 人生 | Comments(0)

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「映画の戦後」を読んだ。

ちゃぶ台について、興味深い記述があった。


「『卓袱台のある暮し』は近代日本の庶民の暮しそのものだ。

長谷川町子の『サザエさん』でも向田邦子のドラマでも、

あるいは小津安二郎や成瀬巳喜男、木下恵介の小市民映画でも

家族の中心に卓袱台があった。」


ところが、それは、明治にはなかった光景だという。


「卓袱台が一般に普及するのは大正時代。

それまで普通に使われていた箱膳が

関東大震災によって消失したのが

普及の一因ともいう。

何より大正デモクラシーによってそれまでの

家父長的秩序が崩れたことが大きい。

箱膳には序列があるが卓袱台にはそれがない。

家族みんなが平等に食卓を囲む。

和気藹々とした雰囲気が生まれる。」


知らなかった。

そういえば、江戸の時代劇には、箱膳の食事風景が

当たり前に出てくる。



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by kitanojomonjin | 2015-12-23 16:09 | この国のかたち | Comments(0)

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いま、日本海では、ハタハタ漁が最盛期。

青森県の日本海に面した港町・鯵ヶ沢では、

町のおすし屋さんに行くと、

ハタハタの握り寿司が、食べられるという。

うまそう。

普通は、ハタハタといえば、もっぱら飯寿司の

イメージだが。

よっぽど新鮮でないと、お目にかかれない。

12月いっぱいが、旬だという。

いつか12月の鯵ヶ沢に行って、食べてみたいものである。



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by kitanojomonjin | 2015-12-22 13:05 | 津軽 | Comments(0)

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南武線の205系の列車が、インドネシアのジャカルタに

譲渡されるという。

今月上旬、その車内アンウンスが

感動的だと評判になった。

こんな具合である。


「ただいまご乗車いただいておりますこの車両は、

本日をもちまして南武線営業運転から引退し、

今後はインドネシア・ジャカルタに渡り走り続ける

ことになります。まもなく終点の武蔵中原です。


電車をお降りの際は、お忘れ物のございませんように、

また、この電車との思い出もお持ち帰り頂けたら

幸いでございます。」


通常の車内アナウンスの中に、

「この電車との思い出も」とさらりと紹介するところが

にくい。

このアナウンスを聞いて、思わず、ほろりとした人も

多かったという。



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by kitanojomonjin | 2015-12-21 12:15 | 旅の街角から | Comments(0)

胃カメラ 2015年12月19日

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はじめて、検診で、胃カメラを飲んだ。

女医さんが、ハイバースコープを

口から突っ込む。

目の前のモニターに、胃の内部が鮮やかな色彩で

浮かび上がった。

「深呼吸してください。

ここが、少し狭くなっているところです。」

「さ、ここから、広いところに出ます。」

「空気をいれて、ひだひだを広げてみていきます。」

この感じ、なにか見たことがある。

そうだ、映画の「ミクロの決死圏」の世界ではないか。

人間が、体を縮小させて、人体の中を探検するという

SF映画である。

いっそのこと、人間ドッグで、「あなたの体内探検ツアー」と

なずけて、立体映像で、見せてくれたら面白いのではないか

と思った。

それほど、映像も進化し、胃カメラもほとんど、異物感がなかった。

胃カメラが登場し始めのとき、けっこう苦痛を与えたり、

操作ミスで、食道を傷つけられたりという話をよく聞いたものだ。

時代は変わったものだ。


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by kitanojomonjin | 2015-12-19 13:50 | 人生 | Comments(0)

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ジェームス・スチュワート主演の映画「翼よ!あれが巴里の灯だ」を

見た。

ご存知、1927年のリンドバーグの大西洋単独飛行の話である。

映画のラストは、リンドバーグのニューヨーク凱旋の実写フイルムである。

400万の市民が、詰め掛けたという。

いま読んでいる「アメリカを変えた夏1927年」によれば、

「1920年代、アメリカは高層ビル大国になっていた。」

実写フィルムは、高層ビルの上から、ふりそそぐおびただしい紙ふぶきを

映し出している。

紙ふぶきについて、こんな興味深い記述がある。

「1918年の第一次世界大戦停戦記念パレードの後、

清掃係の人たちは155トンのゴミを片づけた。

リンドバークのパレードでは、それが1800トンにも

なった。

興奮のあまりオフィスの窓からゴミ箱のなかの紙屑を

まるごとぶちまけた見物客もいた。」

こんなおまけの話もある。

「翌日回収されたゴミのなかには電話帳や企業名鑑その他、

重いものがあった。」

「奇跡的に誰も怪我をしなかった。」

高層ビル大国アメリカを実によく取材している。


そして、このリンドバーグの大西洋単独飛行の成功が

ハリウッドの若きアニメーション作家にも影響を与えた。

彼すなわちウォルト・ディズニーは、飛行気乗りのネズミの短編映画を作った。

これが、ミッキーマウスの誕生につながるという。





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by kitanojomonjin | 2015-12-18 13:58 | 人生 | Comments(0)

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新国立競技場のB案と三内丸山遺跡の写真が

並んで、新聞に載っていた。

(東奥日報・2015年12月16日付)

よく読んでみると、

新国立競技場のB案は、72本の柱が

スタジアムを支える構造。

実は、この発想には、三内丸山遺跡の大型掘立柱建物が

あげられているという。

知らなかった。

ほかに、石川県の真脇遺跡の環状木柱列や

出雲大社の3本柱なども、列挙されているという。


ちなみに、A案は、法隆寺の五重塔をイメージしているとか。

縄文vs.法隆寺の争いである。

どちらに、軍配があがるか?




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by kitanojomonjin | 2015-12-17 12:55 | 縄文 | Comments(0)