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「アメリカを変えた夏1927年」という本を読んでいる。

本の腰巻には、

「リンドバーグが飛び、

アル・カポネが暗躍し、

ベーブ・ルースが打つ!」

とある。

さらに付け加えて、

「向こう見ずな冒険、

常軌を逸した情熱、

底知れぬ楽天主義と悪徳に満ちた「大国」の姿を

ベストセラー作家が色彩豊かに描く」

とある。

リンドバーグの「常軌を逸した情熱」が

とりわけ面白い。

あの時代、人々は、なぜか夢と冒険に、熱中していた。

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by kitanojomonjin | 2015-11-30 11:51 | ドキュメンタリー | Comments(0)

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先日、福島に行ったとき、ローカル・ニュースで、

その存在を知った。

希望の牧場ふくしま。

福島第一原発から14キロのところにある牧場である。

330頭の牛を飼い続けている。

殺処分にしたらという意見に対して、

生き物を殺すにしのびないと飼い続けている。

当然、牛を出荷するつもりはない。

資金カンパで、えさをまかなっている。

今年の冬のえさをどうするか?

たたまたま、宮城県の牧場の汚染のレベルの低い牧草が、

処分されず保管されていた。

それを受け入れることで、話がまとまりかけていた。

ところが、宮城県と福島の地元自治体が、異議を申し立て

すったもんだしている。

どうなるのだろう。


でも、この希望の牧場ふくしまの取り組みは、

原発事故の問題の深いところで、考えさせられるものを

はらんでいる。


なんとか生かしたいという330頭の牛を

殺していいのだろうか。

牛が生きられない場所には、人間も住めないのではないか。

5年先を目標に、順次、住民を帰宅させようという計画が

進んでいるというが、

ほんとうに、安心してすめるところかどうか

牛たちが、証人になってくれるのではないだろうか。

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by kitanojomonjin | 2015-11-29 11:55 | この国のかたち | Comments(0)

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先日、ゲルハルト・オピッツのピアノ・コンサートに

行ってきた。

ブラームスの「2つの狂詩曲」が

素晴らしかった。

ブラームスのピアノ曲がこんなに魅力的とは、

知らなかった。

引き続き、これから、4年にわたって、

シューマンとブラームスのピアノ曲を

連続演奏するという。

毎年、年末の楽しみがひとつ増えた。

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by kitanojomonjin | 2015-11-28 22:01 | クラシック | Comments(0)

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昨日、青森から、東京に戻ってきた。

東北新幹線で、福島駅を通過すると、

車窓の外は、一面、雪だった。

青森は、まだ降っていなかったのに。

札幌は、記録的なドカ雪だという。

きまぐれな冬将軍は、いったいどうなっているのだろう。


ぼんやり、冬枯れの雪の車窓を見ていると、

先日、テレビでみた森繁久弥の「草原」を

思い出した。

森繁は、こよなくロシア民謡「草原」を愛したという。

こんな歌詞である。

 「涯てしない草原に

  馭者一人倒れふしぬ

  ふる里は遠すぎて

  死は近く力つきぬ

   我が馬よ聴いてくれ

  お前だけが最後の友

  この指輪この想い

  我が妻にとどけてくれ

  我が妻よ悲しむな

  このこう野に我は眠る

  いざさらば我が友よ

  ふる里の父よ母よ 」


日比谷の野外音楽堂での加藤登紀子のコンサートに

友情出演した森繁の映像。

森繁の人生への思いのこもった貴重な歌声の映像だった。


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by kitanojomonjin | 2015-11-27 13:03 | 旅の街角から | Comments(0)

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村上華岳の「裸婦図」を恵比寿の山種美術館で

見た。

意外に、おおぶりの作品だった。

菩薩か観音のほとけを思わせる。


村上華岳というと、

京都にある何必館・京都現代美術館を

思い出す。

この美術館の5階の茶室に、

華岳の「太子樹下禅那」が掲げられている。

この作品にほれ込んで、この1作品のために

この美術館を建造したとも言われる。

それに比べると、山種美術館の

「裸婦図」は、ややせまい空間に押し込められている。

欲をいうと、もうすこし、たっぷりとストロークをとって、

鑑賞したいものである。

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by kitanojomonjin | 2015-11-24 16:29 | Comments(0)

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相馬港にある「伝承鎮魂祈念館」を訪ねた。

平成27年4月1日にオープンしたばかりだという。

中に入ると、独特の雰囲気に包まれている。

無理もない。

「相馬市の原風景を後世に残し、

遺族の心の拠所としていく」ために、建てられたものだという。

単なる記念館ではないのだ。

「伝承鎮魂祈念館」という名前にも、その思いが

こめられている。

一番、印象に残ったのは、展示していた膨大なスナップ写真である。

行方不明の人々の生前の楽しそうな表情が

残されている。

この地域では、東日本大震災の津波で、

458人の命が、奪われたという。

行方不明者の写真が、引き取られずにあるということは、

家族ぐるみで被害にあったということを

物語っているのだろうか。

祈念館の外に、ブランコが赤さびたまま残っていた。

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by kitanojomonjin | 2015-11-21 16:27 | この国のかたち | Comments(0)

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福島県のいわき市から、6号線を北上して、相馬市へ向かった。

途中、「自動車のみ通行可」という一帯がある。

福島第一原発の近くである。

道路の両脇は、バリケードが張られ、

進入できないようになっている。

「帰還困難地域」だという。

福島県のホームページによれば、

「放射線量が非常に高いレベルにあることから、

バリケードなど物理的な防御措置を実施し、

避難を求めている区域」。

この異様な光景は、息を呑むものだった。

さらに、そこに行く途中に広がる光景は、

もっと戦慄するものだった。

紅葉の山間や浜辺に、見渡す限り一面に、

黒い袋が並んでいる。

除染作業で出た汚染ゴミが、行き場もないまま

置かれている。

この現実に、しっかりむきあうところからはじめないと、

この国は、おかしくなってしまうのではないか?


ちなみに、あす21日の夜、「追跡 原発事故のゴミ」という

番組で、この実態がリポートされるらしい。


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by kitanojomonjin | 2015-11-20 13:17 | 旅の街角から | Comments(0)

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先日、福島県のいわき市へ行った。

そこに、幕末の快僧・天田愚庵の銅像と庵があった。

庵は、伏見桃山から移築したものである。

「快僧」といったが、彼ほど波乱万丈の人生を

送った人物はいない。

戊辰戦争のとき行方不明になった父母と妹を

僧になったり、旅回り写真師になったりして、

生涯捜し求めた。

彼の交友範囲は驚くべきものだった。

山岡鉄舟に禅を学び、一時、清水の次郎長の養子となった。

歌人でもあり、正岡子規にも影響を与えた。

彼の死後、父母と妹は、戊辰戦争の混乱の中で、

亡くなったらしいことが、明らかになった。

終生、父母と妹を追い求めた愚庵にとって、

その事実を知らなかったことは、

幸せなことだったかもしれない。

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by kitanojomonjin | 2015-11-19 16:25 | 人生 | Comments(0)

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アップルの創始者・スティーブ・ジョブズの伝記の下巻を

読んでいる。

1度は追放された古巣アップルへ復帰し、

iMac,iPod,iPhone,iPadと、次々に

ヒット商品を世に送る。

この過程で、日本の東芝とソニーが登場する。

「東芝でいつものミーティングが終わったとき、

出席していたエンジニアから、6月に完成予定という

新製品の話が出た。1.8インチ(1ドル硬貨と同じ大きさ)という

超小型で容量は5ギガバイト(1000曲分)。

開発はしているものの用途が思いつかないという。」

ジョブズは、即決で、小型ディスクをすべて独占する

権利交渉にはいる。

これが、iPodの原点である。

製品のアイデアは、東芝が生みの親にもかかわらず、

それを最大活用するビジョンにおいて、ジョブズに負けたのである。

次に、ジョブズは、ソニーとはりあう。

「ソニーはいろいろな意味でアップルの逆だった。

かっこいい製品を作る消費者家電部門もあれば、

ボブ・ディランなど人気アーティストを抱える音楽部門も

あった。

しかし、各部門が自分たちの利益を守ろうとするため、

会社全体でエンドツーエンドのサービスを作れずにいた。」

もっと端的にいうと、こうだ。

「アップルの場合、社内で協力しない部門はクビが飛びます。

でもソニーは社内で部門同士が争っていました。」

ジョブズのカリスマ的な経営方針が、

ユーザーに、シンプルで明確なコンセプトを

訴え続け、結果として、業界の覇者となったのである。

技術的には、東芝もソニーも、ジョブズより

そんなに遠くには居なかったのに、

ビジョンにおいて、差をつけられてしまった。

日本のあらゆる技術が直面している問題に、通低しているようだ。


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by kitanojomonjin | 2015-11-18 15:20 | 人生 | Comments(0)

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いま、竹橋の東京国立近代美術館で、

藤田嗣治の展示会が開かれている。

戦後70年の節目に、同館の所蔵している藤田の全作品を

展示しているのだ。

めったに見られない展示会である。

なかでも、「アッツ島玉砕」は、圧巻である。

日米の兵士の肉弾戦として、描かれている。

しかし、史実では、存在しない光景である。

藤田嗣治は、どんな思いで、この画を描いたのか?

現代史の謎である。

(展覧会は、12月13日(日)まで。)

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by kitanojomonjin | 2015-11-17 13:13 | 人生 | Comments(0)