<   2015年 07月 ( 18 )   > この月の画像一覧

c0069380_18161509.jpg
太宰治の暮らしていたアパートが、杉並区天沼にある。

碧雲荘という昭和初期の二階建ての日本家屋。

太宰は、昭和11年11月から、翌年6月に掛けて

2階の8疊間に住み、

「人間失格」の原型「HUMAN LOST]などを

執筆したという。

この4月、杉並区が高齢者施設を整備目的で購入。

住民が、署名3780人分を集めて、区に保存を訴えたという。

(2015年7月29日付・東京新聞)

以前、外から、この建物をのぞいたことがあるが、

実に、雰囲気のある和風建築だった。

なんとか保存して欲しいものである。 

お読みいただいた記念にランキングをクリックしてください。
人気blogランキングへ





[PR]
by kitanojomonjin | 2015-07-29 18:28 | 津軽 | Comments(0)

猛暑 2015年7月28日

c0069380_1833512.jpg
c0069380_18323941.jpg


東京は、連日30度以上の猛暑続き。

セミの鳴き声が続き、

アスファルトの上には、乾燥したミミズが

散乱している。

ミミズもこの暑さにこらえきれずに、

這い出してきたらしい。

この一週間、熱中症で病院に担ぎ込まれる人も

うなぎのぼりとか。

まだ7月というのに、

先が思いやられる。



お読みいただいた記念にランキングをクリックしてください。
人気blogランキングへ


[PR]
by kitanojomonjin | 2015-07-28 18:39 | 季節の風 | Comments(0)

c0069380_16001798.jpg
いま、横浜の日本新聞博物館で、興味深い展覧会が

開かれている。

題して―

   孤高の新聞「日本」ー羯南、子規らの格闘

そこに、作家司馬遼太郎さんが、青木彰氏に宛てた

手紙が展示されているという。

司馬さんほど、明治の新聞「日本」を主催した

言論人・陸羯南を愛したひとは、いなかった。

手紙には、こう書かれている。

「たれか、講師をよんできて

“陸羯南と新聞「日本」の研究”というのをやりませんか。

もしおやりになるなら、小生、学問的なことは申せませんが、

子規を中心とした「日本」の人格群について、

大風に灰をまいたような話をしてもいいです。

露ばらいの役です。」


ちなみに、この展覧会の図録の表紙には、

陸羯南の写真の右に、

終生、陸羯南を愛し尊敬し続けた正岡子規の写真が

彼の言葉「陸氏ノ言ヲ思ヒ出スト、イツモ涙ガ出ルノダ」

とともに、添えられている。


会場へ行って、司馬さんの手紙の

現物をじっくり見てみたいものである。

(会期は、8月9日まで。)

お読みいただいた記念にランキングをクリックしてください。
人気blogランキングへ







[PR]
by kitanojomonjin | 2015-07-25 16:17 | 司馬遼太郎さんの津軽路 | Comments(0)

c0069380_11280210.jpg
「よく整備された竹林は、風が通る」

そんな話しを聞いた。

「笹鳴り」という心地よい音がするという。

ラジオで、NPO法人日本の竹フアンクラブ理事長

平石真司さんが話していた。

日本の竹林の管理・世話をする人が

高齢化社会で、少なくなっている。

そのため、風の通らない竹林が、どんどん増えつつあるという。

こうしてはいられないと、平林さんたちが、

ボランティアで、竹林を世話する人を募って、

運動を始めた。

こどもの国公園とか首都圏周辺の一部で

少しづつ、成果が出ているとか。


いまや、竹林をわたる涼しい風は、

貴重なものとなっているのだ。

お読みいただいた記念にランキングをクリックしてください。
人気blogランキングへ






[PR]
by kitanojomonjin | 2015-07-24 11:36 | 季節の風 | Comments(0)

c0069380_15132685.jpg
きのうの夕方、津軽のりんご園の空に、

虹が見えた。

津軽にしては珍しい蒸し暑さの中、

パラパラっと、通り雨が来た直後のことだった。

まるで、一筆書きの刷毛のように

淡くさらりとした虹。

なにか得をしたような気分になる。

この日、三沢商業が、高校野球青森大会の決勝を決めた。

同じくこの日、弘前高校のオリジナルねぷたの運行の日である。

若者たちは、この虹をみることが出来ただろうか。


お読みいただいた記念にランキングをクリックしてください。
人気blogランキングへ










[PR]
by kitanojomonjin | 2015-07-23 15:21 | 季節の風 | Comments(0)

c0069380_83615100.jpg


先日、池袋の芸術劇場へ

ロシア国立交響楽団の演奏会を聴きに行ってきた。

曲目は、チャイコフスキーの三大交響曲といわれる

4番・5番・6番(悲愴)。

指揮は、ヴァレリー・ポリャンスキー。

そのダイナミックな指揮ぶりは、迫力があった。

20分の休憩を2回はさんで、3時間20分の公演である。

4番は、重厚

5番は、飛躍

6番は、洗練

といったイメージである。

今回、続けて聴いた発見は、

5番が、なかなかすばらしい作品であること。

最近、やたら5番の演奏が多いのも、

うなずける。

破局的な現代へのおおいなる救済になっているのだ。


いずれにしても、今年の三本指に入る

印象的なコンサートだった。



お読みいただいた記念にランキングをクリックしてください。
人気blogランキングへ




[PR]
by kitanojomonjin | 2015-07-20 08:47 | クラシック | Comments(0)

梅雨桔梗 2015年7月17日

c0069380_13331637.jpg
先日、京都に行ったとき、

訪ねたお宅の床の間に、桔梗の花が生けてあった。

その時、今の季節の桔梗を「梅雨桔梗」という話を

聞いた。

後で調べてみると、梅雨桔梗の季語は、

仲夏(6月)となっていた。

早咲きの品種をさすのか、

一般的に、桔梗は秋に限らず、6月ぐらいから咲くのか

諸説あるらしい。

いずれにしても、桔梗の紫色は、つゆどきに

とてもよく映えることは、間違いない。

お読みいただいた記念にランキングをクリックしてください。
人気blogランキングへ




[PR]
by kitanojomonjin | 2015-07-17 13:42 | 季節の風 | Comments(0)

c0069380_17103733.jpg
京都大学の教授や学生が今月2日、

「自由と平和のための京大有志の会」を設立し、

声明書を発表した。

語りかけるような詩的な文章が若者たちの心をつかみ、

評判を読んでいるという。(東京新聞2015年7月15日付)

まさに、ことばの力である。


戦争は、防衛を名目に始まる。
戦争は、兵器産業に富をもたらす。
戦争は、すぐに制御が効かなくなる。

戦争は、始めるよりも終えるほうが難しい。
戦争は、兵士だけでなく、老人や子どもにも災いをもたらす。
戦争は、人々の四肢だけでなく、心の中にも深い傷を負わせる。

精神は、操作の対象物ではない。
生命は、誰かの持ち駒ではない。

海は、基地に押しつぶされてはならない。
空は、戦闘機の爆音に消されてはならない。

血を流すことを貢献と考える普通の国よりは、
知を生み出すことを誇る特殊な国に生きたい。

学問は、戦争の武器ではない。
学問は、商売の道具ではない。
学問は、権力の下僕ではない。

生きる場所と考える自由を守り、創るために、
私たちはまず、思い上がった権力にくさびを打ちこまなくてはならない。

自由と平和のための京大有志の会

Appeal

A war begins under the name of defense.
A war benefits the weapon industry.
A war comes out of control immediately after it begins.

A war is more difficult to be finished than to be begun.
A war hurts not only soldiers but also the elderly and children.
A war damages the body, and goes deep inside the heart.

The human spirit is not to be manipulated.
Human life should be owned by nobody but oneself.

The sea should not be swamped by military bases.
The sky should not be defiled under the roars of war crafts.

We wish to live in a unique country that is proud of its wisdom, rather than a ‘normal’ country that esteems military contribution.

Scholarship is not a weapon of war.
Scholarship is not a tool of business.
Scholarship is not to serve power.

In order to protect and create a forum to live with the freedom to think, we must wholeheartedly strike the conceited government.

Kyoto University Campaign for Freedom and Peace

英文も、格調高い。

単に現在の社会を批判するだけでなく、

自分たちの学問の自治を宣言しているところに、決意のほどが伺える。

「学問は、戦争の武器ではない。
 学問は、商売の道具ではない。
 学問は、権力の下僕ではない。」

お読みいただいた記念にランキングをクリックしてください。
人気blogランキングへ









[PR]
by kitanojomonjin | 2015-07-15 17:22 | この国のかたち | Comments(0)

c0069380_18302430.jpg
c0069380_18310229.jpg
日本人の形成が、縄文顔と弥生顔の混血だということが、

先日の縄文塾での馬場悠男先生のお話で紹介された。

だいたい、縄文人30パーセント、弥生人70パーセントの割合だという。

時代が下って、弥生人的な特徴が、尊重される時代がやってくる。

典型的なのが、引目鉤鼻の貴族の顔立ち。

目鼻立ちのはっきりした縄文人の顔は、見下され、

極端な場合は、鬼の顔として恐れられる。

この傾向は、江戸時代の浮世絵の美人画にも引き継がれ、

弥生人的な瓜実顔が、美人の代表とされた。

縄文顔が、復権するのは、明治以降、欧米文化が

流入してからだとか。

知らなかった。

お読みいただいた記念にランキングをクリックしてください。
人気blogランキングへ






[PR]
by kitanojomonjin | 2015-07-14 18:43 | 縄文 | Comments(0)

c0069380_14571760.jpg
先日、東京縄文塾の講師にお願いした、

馬場悠男先生が、7月から

ラジオの講座をはじめられたという。

知らなかった。

タイトルは、

「私たちはどこから来たのか~人類700万年史」

そのテキストの最後の章が、印象的である。

「孫たちに贈る二つの世界」

馬場先生は、こう自問する。

「このままでは、22世紀の子孫から、『21世紀の祖先たちは

なぜ、貴重な資源を浪費してしまったのか』と非難されるに違いない。」

そして、さらに、問いかける。

「どうすれば、欲望充足装置の暴走を止めることができるのか。」

絶望的な状況の中で、こう締めくくる。

「世界中で唯一実行できる国民があるとすれば、日本人だろう。」

深い問いかけである。

(この講座は、7月から9月まで、毎週金曜日午後8時30分から9時まで

ラジオ第2放送で、オンエアされる。)

お読みいただいた記念にランキングをクリックしてください。
人気blogランキングへ




[PR]
by kitanojomonjin | 2015-07-13 15:10 | カルチャー通信 | Comments(0)