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きのう、ミスターSこと

スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ指揮の

コンサートに行って来た。

演奏曲は、ショスタコーヴィチの

交響曲第5番。

第1楽章に登場する悲痛なメロディー。

第2楽章の集団の行進のイメージ。

それぞれが、ばらばらのように見えていたのが、

第3楽章で、まるで、鍵穴に鍵が収まるように、

個々人の悲痛な想いが、時代の悲しみとなって

大きく共鳴する。

そして、リベンジをこめて、第4楽章へ。

だが、それは平坦な道のりではない。

あくまで、小生の妄想だが、

そんなふうに、聴き取れた。


ところで、この日

ミスターSは、ちょうど

90歳の誕生日だった。

指揮台にたどり着くまでは、よたよたしているが、

指揮を始めると、シャキッとしている。

演奏が終わったあと、

奏者が全員で、ハッピィバースディの曲を演奏し、

花束を贈呈するという、ちょっとしたサプライズがあった。

顔を高潮させ、両方の手のひらを握り合わせ、

感謝するミスターS。

生涯現役でいることの強さと喜びにあふれていた。


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by kitanojomonjin | 2013-10-04 12:56 | クラシック | Comments(0)

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伊東忠太の不思議な動物をたずねて、

お茶の水の湯島聖堂に行ってきた。

もともと寛政11年(1799)に建てられたものだが、

関東大震災で焼失。

昭和10年に、伊東忠太が再建したもの。

ここで、たまたま会ったおばさんが、

「ここのしゃちほこは、内側でなくて

外を向いているって、学校の先生から聞いた」

と話してくれた。

なるほど。

屋根の左右に乗っているのは、

「しゃちほこ」ではなく、「吻(ふん)」という

中国の空想の動物だそうだが、

たしかに、なぜだか2つの吻は、背をむけて、

そっぽを向いている。

ここにも、伊東忠太の好みが、現れているのか。


ところで、おばさんは、

学校の先生から聞いた話として、

「ここには、関東大震災で焼け残った木が

ある」とも教えてくれた。

こんどじっくり、探してみよう。

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by kitanojomonjin | 2013-10-02 12:18 | 旅の街角から | Comments(0)