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「新聞記者 司馬遼太郎」という

本を読んでいる。(文春文庫)

作家司馬遼太郎さんの新聞記者時代を

後輩の産経新聞の記者が、取材して

書いたもの。

昭和23年6月28日、福井大地震が

起きる。

京都支局の司馬さんは、応援に

現地に向かう。

途中、長浜で、通信部の伊藤末蔵に会う。

そのくだり。


「『産経か』

そうだ、というと、いきなり新聞紙の包みを

車のなかにほうりこんで、

『行け』とてをふった。」


中身は、うどん玉だった。

司馬さんたちは、終日、被災地で取材をした。

汁もダシもないので、

『世の中にこれほどまずいものがあるだろうか』と

わるくちをいいながら食ったという。

わるくちをいったのは、伊藤さんの素朴な好意が

いかにも胸にせまりすぎるために、

照れかくしに言ったのだという。


それにしても、長浜通信部の伊藤記者の

気骨のある記者魂は、胸を打つ。


司馬さんは、伊藤記者のような

いわば、「無償の巧妙主義」とでもいうべき

記者魂をこよなく愛した。


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by kitanojomonjin | 2013-06-29 14:48 | 司馬遼太郎さん | Comments(0)

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7月4日から7日まで、

パリで開かれるジャパンエキスポの

ブースに、「縄文アート」が出品されるという。

(2013年6月27日付・東奥日報)

出品される作品のひとつ。

「合掌土偶2」

もともと、合掌土偶は、

縄文人のお産(座って生むお産の姿)を

表しているといわれる。

そのスタイルで、青森のシンボル・リンゴを

抱えているのは、

なかなか面白い。

パリのひとびとは、どんな反応を示すだろうか?


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by kitanojomonjin | 2013-06-28 15:30 | 縄文 | Comments(0)

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先日、ラジオで、ギタリストの大竹史朗が

「ヒロシマー忘れえぬ町」という曲を紹介していた。

これは、有名なアルゼンチンのギタリスト・ユパンキの

作曲したものである。

「灰のなかからよみがえる不死鳥のように

苦しみを歓びへと謳いあげるベートーヴェンのシンフォニーのように

そしていま 息をふきかえそうとする

伝説の英雄のように

きみは こなごなになった肉体を

ふたたび 悠久の水によって

物語のなかへ 歌のなかへ

そして希望のなかへと

よみがえらせようとしている」


そして、歌詞は、こんなふうに

続く。


「ごらん きみとぼくは いま ひとつ

愛するヒロシマよ

ごらん ぼくたちは ひとつ

愛するヒロシマ」


多くの人が、ヒロシマを歌っているが、

これほど、ヒロシマと一体になった歌は

知らない。



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by kitanojomonjin | 2013-06-25 11:18 | この国のかたち | Comments(0)

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弘前高校の同窓会報に、

OBで、いま北海道在住の武井昭也氏が、

思い出の津軽の風物詩として、

こんなふうに書いておられた。

「ねぷたの太鼓と笛と囃子

浴衣姿と流れる汗、

ねっとりとした暑さ、

屏風山スイカの呼び声」

いずれも懐かしい。


そのなかに、こんなのもあった。

「朱塗り桶の煮豆売り」

たしか、うちの遠い親戚のおじさんが、

ひところ、この煮豆売りを

していたことを

かすかな記憶の底から、

思い出した。


黒光りして、あまい煮豆は、

なかなか感動の味だった。


戦後いつごろのことだったのだろうか?

一年のうちで、季節は

いつごろだったろうか?


カネを鳴らし、

黙々とリヤカーをひいていた

姿をかすかに思い出す。


津軽のむかしの写真集に、載っていないだろうか?

その姿を探してみたいものだ。

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by kitanojomonjin | 2013-06-24 10:57 | 津軽 | Comments(0)

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新宿の損保ジャパン東郷青児美術館で、

ルドン展を見てきた。

やはり、ルドンの青がいい。

独特の輝きがある。


ところで、ルドン(1840~1916)が、

ダーウィンの「種の起源」や

エドガーアランポーに刺激を

受けているということは、知らなかった。

意外な発見だった。


展覧会は、明日まで新宿で、

そのあと、静岡(6.29~8.25)

岐阜(9.3~10.27)新潟(11.2~12.23)

と、全国を巡回するという。

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by kitanojomonjin | 2013-06-22 14:47 | カルチャー通信 | Comments(0)

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ご存知、80歳でエベレストの登頂に

成功した三浦雄一郎さん。

三浦さんが、手に持っているのは、

母校・弘前高校の校章旗。

弘前高校は、今年、創立130年を

迎える。

三浦先輩に、校章旗を持って

行っていただくことをお願いしたのだとか。

(弘前高校の同窓会のホームページに

載っている写真。)


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by kitanojomonjin | 2013-06-21 18:54 | 津軽 | Comments(0)

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津軽の友人から、今が旬の

「津軽のたけのこ」が

送られてきた。

「たけのこ」といっても、

実は、根まがり竹。(正式名は、チシマザサ)

「笹の子」といった方が、正確か。


「山菜の王様」といわれ、

津軽のひとたちは、今の季節、山に入って、

採ってくる。


孟宗竹のような、ふつうのたけのこの

北限は、ぎりぎり青森県の南、

秋田・岩手までらしい。


津軽のひとにとって、

たけのこといえば、

根まがり竹の印象が強い。

初夏の味として、記憶に焼きついている。


さて、いただいた「根まがり竹」

どうやって食べようか?

楽しみである!

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by kitanojomonjin | 2013-06-20 12:41 | 津軽 | Comments(0)

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JR弘前駅の駅ビル2階のベランダ。

ビルの間から、岩木山がのぞめる。

これからの季節、

駅前広場を見下ろしながら、

風に吹かれて、ゆったり座っていられる。

なかなか快適。

ちょっとした穴場である。


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by kitanojomonjin | 2013-06-19 12:28 | 津軽 | Comments(0)

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「テレビもわたしも若かった」という

本を読んだ。(武蔵野書房・2013年)

大先輩の萩野靖乃さんの遺文集である。


萩野さんは、2012年4月、74歳で

亡くなられた。

突然の死だった。


「ルポルタージュにっぽん」から、「YOU」まで

さまざまな番組をつくってこられた。

「ののこたち」という、青森県板柳町の

教師が、卒業生を訪ねるドキュメンタリーは

忘れられない。


死の1年前から、書きためたものが中心だという。

下町生まれの人懐こさと

エネルギッシュな話しぶりが、

そのまま文章に乗り移っているようだ。


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by kitanojomonjin | 2013-06-18 13:20 | ドキュメンタリー | Comments(0)

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「島耕作が75歳になったら」という

記事が、先日の読売新聞の第1面に載っていた。

(2013年6月9日付)

島耕作は、現在65歳に設定されている。

団塊の世代のトップバッターである。

英語でいうと、「ヤングオールド」

75歳以上をオールドオールドというらしい。

さて、10年後、島耕作が、

ヤングオールドからオールドオールドになるときに、

日本の高齢者の半数以上は、要介護の時代に入る。

これからの10年間、日本の介護制度をどうするか・・・

それは、まだ元気な団塊の世代の責任でもある

という論調だった。

なるほどね。

こういうところにも、70歳問題が控えている。

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by kitanojomonjin | 2013-06-17 11:33 | この国のかたち | Comments(0)