<   2012年 06月 ( 10 )   > この月の画像一覧

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世界最古2万年前の土器が、中国で

発見された。

(東京新聞・2012年6月29日付)

中国・江西省の洞窟遺跡で見つかったという。

その解説が、面白かった。

「人類は土器の発明により、

食料の備蓄やアルコールの熟成なども可能に

なったと考えられる。」

土器とアルコールの関係が、当たり前のように

紹介されているのは、興味深い。


ちなみに、日本で最古の土器は、

青森県の大平山元1遺跡から出土したもので、

約1万6000年前といわれている。


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by kitanojomonjin | 2012-06-30 11:37 | 縄文 | Comments(0)

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きょうの新聞に、浅草の「駒形どぜう」に働くひとの

半数は、青森出身者だという記事が載っていた。

(東京新聞・2012年6月29日付)

浅草本店の従業員46人のうち26人、

グループ全体で101人中47人、

今年4月入社では、6人中4人が青森県出身者だという。

「青森県のひとは素直で辛抱辛抱強い」という。

どじょう屋さんと青森の不思議な縁である。


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by kitanojomonjin | 2012-06-29 22:58 | 人生 | Comments(0)

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津軽の詩人・月永亜夢の

「初冬港」という作品。

シュールでかわいた感性がいい。



   初冬港


もっとも沖を越えて この世の果てから

白金のカモメは打電してくる

せつなく稚い存在の歌をこめて すでに

凍っているいちまいの海


名づけがたく寒いものに囲まれて

焚火をする痛い情念の掌(てのひら)の傷

垂れ込める空の愛憎に

パチパチと感化されて

カラスアゲハのように

いくつもいくつも出港する錆びた舟


焼かれたウニの殻のなかの

スピッツベルゲン

さようならといって別れた灯台の下で

しだいに振った手はかじかんでいゆき

もう何もかも摑むことはできない

すぐそばに 海草のように捨てられている

生ぐさいしあわせ

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by kitanojomonjin | 2012-06-28 13:26 | 津軽 | Comments(0)

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神保町すずらん通りの東京堂が、リニューアルした。

通りに面して、どの階にも喫茶コーナーが出来て、

まるっきり本屋に見えない。


アメリカの街角を描く画家エドワード・ホッパーの

絵を思い出した。

「ナイトホーク」(よたか)というその絵は、

夜の街角のカウンター・バー。

そこに、一組のカップルが、ぽつねんと

座っている。

都会の孤独が身にしみる情景である。


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by kitanojomonjin | 2012-06-27 17:03 | 旅の街角から | Comments(0)

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きょうの東京新聞に載っていた

「トタニスト昭和探訪」という記事。

『トタニスト』というのは、造語。

腐食したトタン建築に「美」を感じる

カメラマンの話。

赤さびや、色落ち、あるいは、継ぎはぎの

トタンは、現代アートのようだという。

この記事には、書かれていないが、

いち早くトタン建築に注目したのが、

『考現学』で知られる今和次郎。

関東大震災のとき、今和次郎は、

焼け出された人々が、瓦礫の中から

トタン板などで造った仮説の住宅に

関心を示し、詳細にスケッチを残している。

それだけではない。

「バラック装飾社」という会社をつくり、

トタンなどのバラック建築を

ペンキで装飾する仕事を請け負っている。

初代の「トタニスト」といってもいいだろう。


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by kitanojomonjin | 2012-06-26 18:10 | 旅の街角から | Comments(0)

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津軽の詩人・月永亜夢の

「ぼくの悲しみは」という作品。

擬人化された「悲しみ」が、

現われては消える。


    ぼくの悲しみは

ぼくの悲しみは ぼくの知らない場所から

傷ついた風に引かれてやってくる

月の明るい夜の入口をひき裂いて

ぼくの側に忍びよってくる 定かならぬもの

わけのわからぬ不意の形

あふれる微熱 悲しみ 心の

貧しさにも似て 貧しさとはまるで違うもの

沈黙の井戸の底で

あやしく跳びはねる ぼくの存在 その鱗


ぼくの悲しみは ぼくの暗黒の宇宙のなかで

英雄のように誇り高い 不遜な太陽で

最前線の兵士のように身を伏せ

破滅に脅えて幾度も燃え尽きる


ぼくの裏側だけから侵入し

微笑すら埋もれさすもの ぼくの悲しみは

偽りに満ちて 涙を拒み

幼児の寝息に 棲みついた蝶のように

距離のないところで ぼくから遠去かり

そしてぼくの不断の隣人としてさすらう 


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by kitanojomonjin | 2012-06-23 17:21 | 津軽 | Comments(0)

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たまたま今朝、ラジオで飯塚俊男監督の

話を聞いた。

ドキュメンタリー映画の監督として40年近く

やってこられた飯塚さん。

なんといっても印象に残るのは、

「三内丸山遺跡」の発掘の様子を追った

ドキュメンタリー映画である。

飯塚さんの地に足を付けてじっくりと

対象に向かう姿勢には、いつも敬服している。


ラジオの最後のこんな言葉が、印象的だった。

「経済も重要だけれど

ひとびとが一緒になって『まつる心』も

負けないくらい大切だ」


生きにくい時代をいかに生きぬくか?

そのヒントがこのことばに、

こめられているような気がした。


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by kitanojomonjin | 2012-06-21 13:37 | ドキュメンタリー | Comments(0)

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マイケル・バー・ゾウハーの「エニグマ奇襲指令」という

ミステリー小説を読んだ。

エニグマとは、ドイツ第3共和国時代(ヒトラーの時代)の

暗号機である。

絶対、解読されなかったという伝説があるくらいだ。

この暗号機を盗み出すために、

監獄に入っていた札付きの男(男爵の異名をもつフランス人)が、

差し向けられる。

成功した暁には、釈放されるという条件で。

幾重にも、しくまれたどんでん返し。

最後まで、ハラハラドキドキ。


原作は、1978年、

翻訳は、1980年だが、まったく飽きさせない。

おすすめの1冊である。



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by kitanojomonjin | 2012-06-15 20:22 | ミステリーの楽しみ | Comments(0)

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縄文ファイル最新号が届いた。

またひとつ、「縄文のヴィーナス」が国宝になったという。

New National Treasure and Important Cultural Properties designated


 A clay figure Goddess of Jomon unearthed at

Nishinomae Site in Yamagata Prefecture was

designated a National Treasure. Many items

unearthed at 3 other Jomon sites were

designated Important Cultural Properties by the

report submitted by Council for Cultural Affairs.

国宝や重要文化財 新たに決まる

 国の文化財審議会の答申により、山形県西ノ前遺跡の

「縄文の女神」が国宝に、3縄文遺跡の出土品が

重要文化財に指定されることとなった。


(縄文ファイル・2012年6月号)

縄文ファイルは、1部300円 
お問い合わせは、
 NPO法人縄文発信の会事務局
     017-773-3477


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by kitanojomonjin | 2012-06-04 12:39 | 英語で縄文 | Comments(0)

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先日、青森に帰って

庭の草取りをしてくれる

おばちゃんと雑談をしていた。

「きのう、左手のピアノのひとに元気を

もらった」という。

左手のピアニスト・館野泉さんの

ことだろう。

館野さんは、脳出血で半身不随になった。

それを克服して、自由の利く左手だけで

ピアノ・コンサートをしている。

テレビで見たのだろうと思った。

たしかに、5月22日「クローズアップ現代」で

紹介されていた。


ところが、実は、ナマのコンサートを聴いたと

いうことがわかった。

地元紙によれば、5月23日、弘前で

館野さんのコンサートが開かれていたのだ。

参った!

いなかのおばちゃんといえども、侮るべからず。

しっかり、本格的なクラシックをナマで愉しんでいたのだ。



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by kitanojomonjin | 2012-06-01 11:48 | 人生 | Comments(0)