<   2010年 05月 ( 19 )   > この月の画像一覧

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先日の朝日新聞に、滋賀県で出土した

縄文時代草創期(およそ1万3000年前)の

ミニ土偶の写真が載っていた。

各紙のなかで、一番かわいい写真がこれだった。

高さ3.1センチ。

小指の関節より小さいくらいのミニ土偶である。

いろんなひとが、論評していたが、

小山修三先生の論評が一番的確であった。

小山先生は、乳房が強調されている点に注目。

「当時の豊穣さのシンボルが女性の胸に

あったということだろう。

縄文中期の土偶が、腹部や臀部を強調した妊婦型なのとは対照的。

小型なのはお守りのように持ち歩くためでは」とみる。

三内丸山遺跡の板状土偶は、20センチ以上ある。

個人用か集団用かとかその用途も

時代と大きさによって

おのずと違ってくるはずだ。


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by kitanojomonjin | 2010-05-31 17:14 | 縄文 | Comments(0)

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きのうの朝日新聞に、

オペラ歌手のジュリエッタ・シミオナートさんの

追悼記事が載っていた。

一世を風靡したオペラ歌手だという。

5月5日に、99歳でなくなった。

100歳まで、あと一週間だったとか。


その記事のミラノにある「音楽家のための憩いの家」の話が、

おもしろかった。

もともとベルディが、引退した歌手や演奏家のために

建てた老人ホームだった。

彼女は、その友の会の代表として支援し続けたという。

彼女は、晩年こんなふうにはなしたという。

「音楽家は引退すると、心がからっぽになるのです。

なにかこう、火が消えてしまいそうな・・・」


またこんな言葉も紹介されている。

「苦しみや悲しみは叫んではだめ。

この(ガラスの置物の)魚みたいに

静かに耐えなさい。」


オペラ歌手というのは、自らの身体を

最高の楽器として表現する芸術家である。

だからこそ、人間の喜怒哀楽について、

身をもって、深い考察が出来るのだろう。


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by kitanojomonjin | 2010-05-30 18:34 | クラシック | Comments(0)

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「人生に大切なことはすべて絵本から教わった」の

またまたつづき。


紀元前2・3世紀にできたアレクサンドリア図書館の

お話が紹介されていた。

アレクサンドリア図書館の職員に、カリマコスという詩人がいたという。

彼は70万冊の図書の「ピケナス」という目録を作った。

120冊にわたる膨大なものだったという。

衣食住を含めあらゆる内容の本が、紹介されていたという。


ここからが、驚きである。

目録を作るために、一番最初にカリマコスがしたことは、

70万冊の全部を読むことだったという。

全部読むことで、内容を把握して、

内容のキーワードで目録を作ったのだという。


編集者の松浦弥太郎さんは、次のように語っている。

「エジプトのピラミッドも素晴らしいけれども、

夢のように、ピケナスというものを見たい!と思うわけですね。

そういう図書館というものがあることで、人の技術や考え方、

工夫と発明がたくさん生まれた。」


残念なことに、ピケナスは、失われて今はない。


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by kitanojomonjin | 2010-05-29 20:07 | 人生 | Comments(0)

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「人生に大切なことはすべて絵本から教わった」の

つづき。

10歳のミャンマーの難民の少年の書いた詩が

紹介されていた。


「僕は図書館が大好き

世界で一番大好き

とても悲しい気持ちのとき図書館に行くと

いつも気持ちが軽くなる

図書館の中にはたくさんの本がある

本の中にはたくさんの知識がつまっていて

多くの知らないことを知ることができる

・・・・・・・・・・・・・

図書館に行くと幸せな気持ちになれるから

自然と笑顔になれるから

図書館で知ったことは僕の人生にとって

金のように光り輝く

どうか図書館が僕のそばから

なくなりませんように」


図書館が、活字が、

これほどひとを勇気づけるとは。

とても考えさせられてしまう。


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by kitanojomonjin | 2010-05-27 20:41 | 人生 | Comments(0)

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「人生に大切なことはすべて絵本から教わった」という

長いタイトルの本を読んだ。

東京都内の本屋さんを探しても置いてなくて、

なんと弘前の紀伊國屋にいったら、

平積みしていた。

なんとなく嬉しかった。



そういえば、

「いい街には必ずいい本屋がある」という

長田弘さんのことばも、この本に紹介されている。


あとがきの「アメリカの図書館のポスター」のはなしも、

印象的だった。

「そのポスターにはピストルをこめかみに当てた

悲しそうな男の前に山のように本が積まれていて、

『自殺しようと思うなら、やめなさい。

そのかわり図書館へおいで下さい』と

書いてあったという。」


そんなオーバーなと思ったり、

本や活字にそんな力があるのだろうか

と思ったり、

ふだんから、本や活字をそんなふうな

覚悟でつきあえということだろうかと思ったり、

いろいろ考えさせられる。


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by kitanojomonjin | 2010-05-26 12:37 | 人生 | Comments(0)

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「天皇の世紀」第3巻を読み終わった。

明治維新のおおいなる資料集であるが、

大仏次郎さんのさりげない1行が実にいい。


たとえば、皇女和宮の江戸への

お輿入れの行列について。

「百人一首の絵歌留多が揃って行列したと見てよい」

これが、映像が浮んで、一発で分かる。


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by kitanojomonjin | 2010-05-25 16:40 | この国のかたち | Comments(0)

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今朝のラジオで、天野こうゆうという

お坊さんの話を聞いた。

FMの「拝 ボーズ」という番組で、デスクジョッキーを

やったり、いろいろユニークな活動をしておられる。

そんな活動のひとつ。

「うたかたり」というのが、興味深かった。

天野さんの法話と

フォークシンガーの小林啓子さんのジョイント・コンサートだという。

これぞまさに、お坊さんの出前である。

お坊さんも、住職といって、寺にばかりいては

いけないという発想だそうだ。

なかなか面白い。


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by kitanojomonjin | 2010-05-20 17:16 | 人生 | Comments(1)

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以前、ラジオで、歌手の樋口了一さんが、

自分の歌をひっさげて、全国の歌の出前を

している話を聞いた。

曲は、知る人ぞ知る

「手紙~親愛なる子供たちへ~」。

「年老いた私がある日今までの私と違っていても

どうかそのまま私のことを理解して欲しい」という

歌いだしではじまる。

「私が服の上に食べ物をこぼしても・・・・

あなたいろんなことを教えたように見守ってほしい」

という人生を感じさせる歌詞が続く。


ここ数年、有線のヒット曲になっているらしい。



しかも、樋口さんは、ポストマンライヴと称して、

リクエストがあればどこへでも出かけていくという。


印象に残ったのは、東大阪の町工場の一角の

ガレージの中で、老夫婦のために

歌った時だという。


送り手が、じかに、受け手のところに出かけていく

この「出前」の発想。

送り手と受け手の原点を感じさせる意味で、

なかなか興味深い。

デジタルの時代だからこそ

こんなアナログが、

きらりと光るのかもしれない。

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by kitanojomonjin | 2010-05-19 16:55 | 人生 | Comments(0)

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今朝のラジオで、

元映画監督の川崎義祐さんの話を聞いた。

この10年あまり前から、

映画の出前を続けてきたという。

映画人として、

「映画を愛してくれてありがとう」

という感謝の気持ちで

還暦を過ぎてから、はじめたという。


印象的だったのは、半身不随の奥さんとご主人の

たった二人のために、黒澤明監督の「生きる」を

上映したとき。

上映が終わって、雨戸を明けると、

夕陽が差し込んできて、庭の梅の香りが漂ってきたのが

忘れられないという。


ちなみに、リクエストのベスト3は、

第1位 愛染かつら

第2位 二十四の瞳

第3位 生きる


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by kitanojomonjin | 2010-05-18 18:50 | 人生 | Comments(0)

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先日、京都の車折神社に行ってきた。

知る人ぞ知る有名な「芸能神社」である。

宝塚から、演歌、邦楽、演劇など

あらゆる芸能のジャンルをカバーする神社である。

最近はやりの隠れたパワースポットであることは

間違いない。

嵐山電車にとことこ乗っていく道行も楽しい。


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by kitanojomonjin | 2010-05-17 15:19 | 旅の街角から | Comments(0)