<   2008年 10月 ( 14 )   > この月の画像一覧

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ベルリン・フィルの指揮者ラトルの

マーラー第9番を聴いている。

ラルトについては、最近では、こんな面白い話がある。

今年、9月ベルリン「ムジークフェスト」(音楽月間)のとき、

飛行場テンペルホーフの格納庫で、コンサートを開いたという。

ここは、ベルリンの壁のとき、西側が航空機を使って空輸作戦が

展開したシンボル的な場所で、まもなく取り壊される

ことになっているという。

なかなか目の付けどころが面白い。


どんな曲を演奏したのだろうか。

調べてみたら、これもたまげた。

ドイツの現代作曲家シュトックハウゼンの「グルッペン」という曲。

「グルッペン」とは、「群」という意味で、三つのオーケストラを

同時に使う音楽のバブルの極みたいなもの。

ラトルとハーディングとミヒャエル・ボーダーが息をあわせて

指揮をしているという。

この曲は、空間をも音楽的な要素として、

作曲されているというから、

このテンペルホーフ飛行場は、ぴったりかも知れない。


それにしても、ラトルは、なかなかのアイデアマンであり、仕掛け人である。


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by kitanojomonjin | 2008-10-31 12:28 | クラシック | Comments(0)

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先日、ラジオで禅寺への入門の話をしていた。

入門を願い出ても、最初は待たされる。

お寺の土間に、うずくまってまる2日じっと待つ。

これを「庭詰め」というらしい。

庭詰め2日。

その後、やっと畳の部屋に通されるが、

これで終わらない。

狭い部屋で、壁に向かって5日待たされる。

「旦過(たんが)5日」というらしい。

それを耐えて、ようやく入門を許される。

この間一週間。

日常世界から、非日常世界にワープする時間としては、

長いような短いような。

旧約聖書でも、神は、この世を作るのに、

一週間費やしたとか。

漫然と過ごすのも一週間。

何事かをなすのも一週間。

不思議なものである。


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by kitanojomonjin | 2008-10-29 18:56 | 人生 | Comments(0)

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先週、やっとフェルメール展を見てきた。

たまたま読んでいた岡田暁生の

「CD&DVD51で語る西洋音楽史」に

こんなくだりがある。

「16世紀から17世紀にかけての絵画には、

しばしばリュートやらヴァージナルが描かれている。」

まさにフェルメールの絵そのものである。

リュートや、チェンバロの先祖のヴァージナルは、

「自分で弾いて楽しむ音楽」だったという。

フェルメールの絵の魅力は、

手紙を読む息遣いだったり、

家庭で楽しむ音楽などが絵の向こうから

聞こえてくるところにあるようだ。

そしてその音楽はというと、

それもほぼこんな音楽と特定されているというから驚きだ。


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by kitanojomonjin | 2008-10-27 17:18 | カルチャー通信 | Comments(0)

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毎年、三内丸山遺跡では、発掘調査が行われ、

同時進行的に見学できる。

Let`s go watching excavating spot !

  The excavating field at national special historic

public and staffs in charge of investigation explain

what is going underway to visitors from 10:30

A.M. on weekdays. The excavation work stops

on weekend, holidays, and rainy days.

生の発掘現場を見に行こう!

  国特別史跡三内丸山遺跡の今年度の発掘現場が公開され、

調査担当者のガイドが平日のみ午前10時30分から行われ

ている。土日祝、雨天時は発掘はお休みとなる。

(縄文ファイル・2007年7月号)

注:行かれるときは、最新の情報をお確かめください。


縄文ファイルは、1部300円 
お問い合わせは、
 NPO法人縄文発信の会事務局
     017-773-3477




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by kitanojomonjin | 2008-10-25 14:52 | 英語で縄文 | Comments(0)

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先日、ラジオで、アオバトの不思議な話を聞いた。

丹沢の1000メートル級の山に生息するアオバトが

はるばる相模湾の海岸に飛来して、海水を飲むという。

なぜか。

塩分補給のためというが、それだけではあるまい。

海を見たかったから。

それも違うだろう。

アオバトが、それほどロマンチックな詩人とも見えない。


以前、海岸にいる海鳥が、白神山地の中の清流に

一時期生息する話を聞いたことがある。

それは、子育てのためだった。

アオバトにとっても、DNAに刻み込まれた

何か深い生態上の理由があるのではないだろうか。


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by kitanojomonjin | 2008-10-22 16:20 | ブロギニストの散歩道 | Comments(0)

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先週末、上野に行った。

フェルメールの展覧会をのぞこうと思った。

ところが、20分待ちというのであきらめて帰ろうとしたら、

国立西洋美術館で面白い展覧会をやっていた。

ハンマースホイという19世紀末から20世紀はじめに活躍した

デンマークの画家である。

もっぱら、室内の女性を描いている。

しかも、一貫して、後姿の女性を。

17世紀のフェルメールに着想を得ているという。

フェルメールにあって、ハンマースホイにないもの。

それは、神の存在かもしれない。

フェルメールがあくまで、完璧な調和の世界に

包まれているのに、

ハンマースホイは、あくまで孤独である。

喪失感が漂っている。

「静かなる詩情」というキャプションがついているのも、

うなづける。


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by kitanojomonjin | 2008-10-20 12:52 | カルチャー通信 | Comments(0)

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三内丸山遺跡を始めとする「北海道・北東北の縄文遺跡群」が、

世界文化遺産・国内候補の暫定リストに入ることになった。


これを受けて、NPO法人三内丸山縄文発信の会東京支部では、

三内丸山遺跡の岡田康博さんを迎えて、

11月7日(金)の夜6時から東京大学で、

縄文塾を緊急開催することになった。

テーマは、「縄文は世界を目指す」。

詳細は、追ってお知らせしよう。


三内丸山縄文発信の会が、発足して13年。

世界に縄文を発信する新たな目標ができた。

縄文ファイルに、英訳を必ずつけてきたことも、

今その意味が評価されるときが来た。

縄文とは何か、それを世界に向けて発信する正念場が

やってきた。


でも、時間はかかりそうだ。

あせらず、でも着実にやっていきたいものである。 


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by kitanojomonjin | 2008-10-17 19:04 | 縄文 | Comments(0)

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夜来の雨があがって、朝、散歩していると、

キンモクセイの花びらが散っていた。

花びらが、道の上に、もうひとつの花を咲かせている。

「散華(さんげ)」ということばを思い出す。

散華自体は、仏の供養のためといわれるが、

このキンモクセイの描き出す小宇宙は、

行く秋を惜しむための華麗な花むしろのようだ。


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by kitanojomonjin | 2008-10-16 16:05 | ブロギニストの散歩道 | Comments(0)

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先週、津軽に帰っていた。

稲刈りも終わり、岩木山が秋の空にそびえていた。

いつも冷やかされるが、なぜわれわれ

津軽人は、こんなに岩木山が見えるのか見えないのかに

こだわるのか分からない。

とにかく、西の空に岩木山が望めるとほっとする。

ふるさとに帰ってきたという気持ちになる。


ところで今回は、津軽学の関連シンポジウムが、

弘前大学で開かれた。

テーマは、『ジャワメグ磁場「津軽」その深層』ということで、

音の世界から、津軽的なるものはなにかに迫った。

始まるまでは、いったいどうなることやら不安いっぱい

だったが、ふたを開けてみたら、大変な盛り上がりだった。

弘前大学の多目的ホールが、100人ほどのお客さんで

いっぱいになったのである。

この詳細は、2009年1月に発行される「津軽学」第4号に

掲載される予定である。

お楽しみに。


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by kitanojomonjin | 2008-10-15 16:47 | 津軽 | Comments(0)

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NPO法人三内丸山縄文発信の会の機関紙・縄文ファイルの

最新号が届いた。

三内丸山遺跡が、世界遺産暫定リスト入りした

ニュースが載っている。

  A group of Jomon historic sites to enter 
              a provisional list of world heritage

    Agency for Cultural Affairs decided to

report a group of Jomon historic sites in Tohoku,

Hokkaido District including Sannai-Maruyama Site

in a provisional list of world cultural heritage.

(Details to be reported on next issue)

  縄文遺跡群、世界遺産暫定リスト入りへ

  文化庁は9月26日、三内丸山遺跡など「北海道・北東北

の縄文遺跡群」を世界文化遺産・国内候補の暫定リストに

掲載することを決定した。(詳細は縄文ファイル次号以降で)

(縄文ファイル・2008年10月号)


縄文ファイルは、1部300円 
お問い合わせは、
 NPO法人縄文発信の会事務局
     017-773-3477




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by kitanojomonjin | 2008-10-09 11:15 | 英語で縄文 | Comments(2)