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「荒ぶる血」というミステリーを読んだ。

舞台は、メキシコ。

やたら殺人が続く。

どの人間がどのようにつながっているのか

チンプンカンプンである。

369ページのうち250ページでようやく、その

糸がつながる。

325ページで、スリリングな展開が始まる。

メキシコの絶世の美女に、主人公の殺し屋が

ぞっこんほれる。

実は、この美女は牧場主のもとから、

逃走してきたところである。

逃げたメキシコの美女を追いかけて、殺し屋が

近づいてくる。

最後の44ページが凄い盛り上がりを見せる。

殺しと恋という無頼の感じが、独特の魅力を

かもし出している。


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by kitanojomonjin | 2007-02-26 19:42 | ミステリーの楽しみ | Comments(1)

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不思議な番組を見た。

「ドキュメント恋」

コメントが一切ない。

恋人同士の一週間を淡々と追う。

この回は、中国・上海の恋人たち。

上海の街のノイズがふんだんに入ってくる。

恋人たちといえども、今の上海の気分を

抜きにしては語れない。

天津にいる彼氏が久しぶりに上海の彼女の

元にやってくる。

やたら食べるシーンが続く。

食べる。

話す。

愛を語る。

そして、食べる。

そして、語る。

そして、愛を語る。

最後に、ちゃんと上海蟹も食べる。

ただし、さすがにこのときは、しゃべることは

少なくなったが。

中国という国のバイタリティと、中国人のバイタリティを

改めて痛感された。

それにしても、恋の切なさが伝わってくる好編である。


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by kitanojomonjin | 2007-02-22 20:04 | ドキュメンタリー | Comments(0)

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先週、桜井浜江さんの訃報を聞いた。

画家の桜井さんは、不思議な絵を書く人だった。

10年あまり、ひたすら壷の絵を描き続けたかと思うと、

次に、岩を描き続ける。

そんな人だった。

生前、何度かお会いしたことがある。

いつも淡々として、気の置けない方だった。

葬式は、三鷹の禅林寺。

ここには、太宰治の墓がある。

桜井さんも生前、太宰と親交があった。

太宰の「饗応夫人」のモデルだという。


桜井さん享年98歳。

なんと太宰と同い年。

いま、太宰が生きていたら98歳か。

なんか変な気分だ。

太宰は永遠に、歳をとらないイメージがある。


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by kitanojomonjin | 2007-02-16 12:18 | 人生 | Comments(1)

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とうとうこの絵を見つけた。

2月11日付けの日経の日曜版に、エドワード・ホッパーの

作品として紹介されていた。

絵の題名は、「深夜の人たち」。

原題は、ナイトホークス(夜鷹)。

ミステリー作家マイクル・コナリーのナイトホークスは、

この絵からモティベーションを得ているといわれる。

ミステリーの主人公ボッシュは、愛するエレノアの

元を訪ねるが、そこで、癒しようのない孤独感を感じる。

バーテンダーと三人の客。

一人で座っている客に自分を重ねる。

ここには、どうしようもない都会の孤独が

描き出されている。


ちなみに、ナイトホークスの続編トランクミュージックの

下巻のあとがきに、この絵の写真とともに

マイクル・コナリーの執筆の背景が書かれていた。

さらに、おまけ。

日経によれば、この絵のモデルは、マンハッタンの

グリニッチビレッジのレストランだという。

現在は、花屋になり、背後の建物も聖ビンセント病院の

近代ビルに姿を変えているとか。

ホッパーは、映画のロケハンのように、絵の舞台に

こだわり続けたという。


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by kitanojomonjin | 2007-02-16 12:16 | ミステリーの楽しみ | Comments(0)

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今年の菜の花忌シンポジウムは、

「司馬作品の輝く女性たち」。

そこで、功名が辻を読んでみた。

こんなくだりがある。

「戦国時代はちがう。

主人も有能の士をよりすぐって召しかかえるかわり、

士たる者も、主人を選ぶ。

選ぶ自由をもっている。」

そんな戦国時代で、妻千代は、夫一豊を支える。

一豊は、土佐の城主になって、感慨ふかげに、

千代に語りかける。

「そなたとの結婚の夜が思いだされる。

あのとき、そなたは、きっと一国一城の

おんあるじのなられませ、わたくしがお力添えをします、

と申したが、正直なところ、夢のようなこと」

ここには、男女の対等なパートナーの関係がある。


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by kitanojomonjin | 2007-02-16 12:13 | 司馬遼太郎さん | Comments(0)

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作家司馬遼太郎さんを偲ぶ菜の花忌。

今年は、大阪のNHKホールで開かれた。

会場は、ほぼ満席。

司馬賞の受賞者は、作家の浅田次郎さんと

歴史学者の長谷川毅さん。

第二部のシンポジウムは、「司馬作品で輝く女性たち」と題して、

作家の田辺聖子さん、岸本葉子さん、出久根達郎さん。

豪華な顔ぶれでお話が大いに盛り上がった。

菜の花忌も今年で、11回目。

ずっと裏方でお手伝いしてきたが、

近年司馬さんの人気は、衰えることなくますます

盛んである。

岸本さんのはなしでは、女性の司馬ファンも

増えているという。

司馬作品の中の戦国時代の女性たちは、

男性の良きパートナーとしていきいきと活躍して

いたせいとも言えようか。


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by kitanojomonjin | 2007-02-15 11:20 | 司馬遼太郎さん | Comments(0)

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先週末、大阪へ行っていた。

大阪城公園の真前の大阪歴史博物館で

あおもり縄文まほろば展が開催されていた。

18日まで、一週間限定だという。

11日には、記念シンポジウムが開かれた。

岡田康博さんや岡村道雄さんが出席し、

のぞけなかったが、大盛況だったという。

縄文はまだまだ手ごたえがありそうだ。


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by kitanojomonjin | 2007-02-15 11:11 | 縄文 | Comments(0)

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一枚のハガキが届いた。

今、岩手県の滝沢村の埋蔵文化財センターで

漫画家のさかいひろこさんの縄文のイラスト展が

開かれている。

名付けて、「いーはとーぶ縄文紀行」。

北国と縄文への夢とロマンがふくらむ。

ことしは、暖冬といわれるけれど、

でもやっぱり北国は、しばれているだろうなあ。

2月25日まで。
 問い合わせ先tel.019-694-9001 


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by kitanojomonjin | 2007-02-08 20:12 | 縄文 | Comments(0)

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NPO法人三内丸山縄文発信の会の機関誌

縄文ファイルの最新号(2月号)が届いた。

表紙は、去年9月9日開かれたお月見縄文祭の

「縄文とアート」のワークショップの様子。

冒頭の特集も同じワークショップから。

シリーズ「縄文遺跡の活用を考える」は、高田和徳さんの

執筆で、遺跡整備と活用について。


シリーズ「夢追う平成の縄文人」は、岡村道雄さんの

横顔を紹介。

去年、三内丸山遺跡で開催されたお月見縄文祭の

思い出がよみがえってくる。


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by kitanojomonjin | 2007-02-08 19:50 | 縄文 | Comments(1)

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(ブロギニストの散歩道から)

先日このブログで触れた恩師の死。(2月2日付け)

2月16日にわれわれで、先生を囲むささやかな

ゼミ会が予定されていた。

飲むばかりだとなんなので、先生にスピーチを

していただくことになっていた。

準備のいい先生のこと、いち早く幹事にレジメを

送っていた。

政治学者内田満のまぼろしのスピーチのレジメ。

それは、次のようなものだった。

「誤訳と誤解と曲解の中のデモクラシー論」

その中に、たとえば、

public officialは「公務員」か

とか

local self-governmentと「地方自治」との間

とか

democracyは「民主主義」か

とか興味深い項目がある。

先生は最後の最後まで、この国の民主主義の

ゆくえを憂えておられた。

それにしても、いまやこのレジメをもとに

先生の肉声を聞くことができないのは、いかにも

寂しい。


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by kitanojomonjin | 2007-02-06 14:38 | 人生 | Comments(2)