<   2006年 08月 ( 15 )   > この月の画像一覧

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信号機がひとつもなく、エレベーターが、ひとつしか

ないといわれるヒマラヤの麓の国ブータン。

そこで、ネットカフェの店を見つけた。

ケータイも結構普及している。

この不思議なアンバランス。

一周遅れの部分と一周先の部分が混在している。



こんな話も聞いた。

ブータンの最大の輸出商品は、電力であるという。

険しい山地で滝のように流れる水力を利用して、

電力を生産し、隣国インドに輸出しているというのだ。

この国のしたたかさであり、不可思議さの一つである。


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by kitanojomonjin | 2006-08-31 19:26 | 旅の街角から | Comments(0)

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ブータンのテレビについて。

ブータンテレビ通称BBS。

何といっても、アナウンサーの服装が特徴的。

ゴという民族衣装姿。

まるで江戸時代の奴さんのスタイルである。

おかしいのは、ここに写っていないが、

足元は、なんと、現代の革靴を履いている。


ところで、ブータンのテレビ事情。

圧倒的に、インドのチャンネルが多い。

美男美女のカップルの純愛物語と

群舞のマハラジャばっかりである。

中国とインドという大国にはさまれたブータンだが、

文化的にはインドの影響下にあることが分かる。

インドの濃厚でエネルギッシュな文化に接しながら、

独自の道を保てるのか気にかかるところである。

  
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by kitanojomonjin | 2006-08-31 14:12 | 旅の街角から | Comments(0)

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ブータンは、九州位の面積に、人口70万足らず。

写真は、首都テンプーで見た交通整理のおまわりさん。

なんと、ブータンには、信号機がひとつもない。

さらに、エレベーターも、病院に一機しかないという。

この国が、なぜか世界中から注目されているのには訳がある。

国民総生産という指標の代わりに、国民総幸福という指標を

提唱しているからだ。

一体どこに幸せがあるのか。

ブータンの人たちの考える幸せとはなにか。

ゆるりと見ていきたい。


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by kitanojomonjin | 2006-08-30 21:02 | 旅の街角から | Comments(0)

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10日ほど、ブータンへ旅していた。

インドの北、標高2000メートルから、4000メートルの

山国である。

今朝、成田についたばかり。

しばらくブータンぼけがつづくだろう。

不思議な魅力にあふれたところだった。

しばらくブータンばなしにお付き合いいただきたい。


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by kitanojomonjin | 2006-08-29 11:40 | 旅の街角から | Comments(0)

島ノ唄 2006年8月18日

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中野の劇場で、「島ノ唄」というドキュメンタリーを

見た。

詩人・吉増剛造が、南の島を巡る。

音楽は、一切使われていない。

波の音をはじめ、全てが実音である。

淡々と彼が、モノローグを繰り返しながら、

島々を巡る。

吉増がつぶやくことばが、詩に紡がれていくまでを

4年間追いかけた。

吉増はいう。

「フイルムに表裏があるように、

光に表裏がある。」

そして、続ける。

「ウミーニホンノオモテウラ」

ここに、島をめぐるモチベーションが顔を

覗かせる。

驚いたことに、島尾敏雄のミホ夫人は、

ご主人が亡くなられてから、この18年間、

ずっと喪服を着ているという。

どんな気持ちなのだろうか。

また、ある場面で、老人が唄う。

「あの雲の下に、わたくしのいい人がー」

いつも、ひとはロマンを追い求める。


きょうから、またしばらく旅に出る。

愛すべき人に出会えるだろうか。

いずれご報告しよう。

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by kitanojomonjin | 2006-08-17 20:07 | カルチャー通信 | Comments(0)

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中国・寧波の旅の途中で、上海に立ち寄った。

上海は、いつ来ても「めまい」がする。

そのくらい変化が激しい。

林立するビル。

伸びる地下鉄とハイウエー。

一方で、ますますタクシーはつかまえにくくなってきた。

ところが、古い上海の顔もしっかり残っている。

たとえば、和平飯店名物のオールドジャズバンド。

老人のジャズバンドが、和気藹々とジャズを演奏する。

この店で、一番リラックスしているのは、

客よりもだれよりも彼らではないかと思われる。

カーメン・マックレーのテイク・ファイブの場合。

女性が、仕事人間の男性にかきくどく。

仕事の手を休め、わたしの方を向いてと。

この感じが、実にいい。

後で出てきたやや若いバンドは、音の響きは

強いが、こころは、はるかにオールドジャズバンドの

方がこもっている。

不思議なものだ。

オールド上海の底力なのだろうか。


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by kitanojomonjin | 2006-08-16 21:52 | 旅の街角から | Comments(0)

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「風の影」上下2巻を読み終わった。

不思議な小説だ。

この小説は、解説にあるように、古都バルセロナの

魂に宿る神秘と魔性がなければ、成立しえなかったろう。

それに加えて、内戦の時代(1940-50年代)を挟んで、

重層的にある歴史の厚み。

日本で言うと、はたしてどこで成立するだろうか。

京都だろうか?

会津か?津軽か?

それはさておき、小説の随所にのぞく文章も悪くない。


「ただ金を稼ぐだけなら、それほど難しいことじゃない」

「難しいのは、人生をささげるに値する仕事をしながら

金を稼ぐことだよ」


「おもしろいもんだな。相手を軽蔑するのがどれほど

みじめなことか、自分じゃ気づかんのですよ。

その人間がいなくなって、はじめてわかる。

奪われてみて、はじめてわかるんだ。

人生は、わしらから愛する者を奪っていく。」


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by kitanojomonjin | 2006-08-16 18:17 | カルチャー通信 | Comments(0)

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NPO法人三内丸山縄文発信の会の最新号(8月号)が

届いた。

表紙の写真は、去年のお月見縄文祭の様子。

冒頭の特集は、仙台縄文塾での「縄文のアート」。

民俗学者赤坂憲雄さんとキュレイター立木祥一郎さんの

お話。

シリーズ「縄文遺跡の活用を考える」は、

第2回縄文遺跡の特徴について。

執筆は、三内丸山の岡田康博さん。

同じくシリーズ「夢追う平成の縄文人」は、

縄文太鼓の宮崎龍美さん。

ところで、今年も縄文遺跡でのお月見が、

9月9日(土)三内丸山遺跡で開かれる。

詳しいことは、次のホームページでご覧ください。
http://www.prism-net.jp/prism_site/jomon_site
/2006otukimi/program.htm


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by kitanojomonjin | 2006-08-15 20:40 | 縄文 | Comments(0)

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(マージャン博物館)

中国・寧波(ニンポー)の旅の話の続き。

寧波の街のパンフレットを見ていたら、

面白いものを見つけた。

天一閣という古文書博物館のなかに、

マージャン博物館があるという。

早速訪ねてみた。

実に、面白かった。

寧波は、なんとマージャン発祥の地だという。

なぜだろう。

それは、どうも港町寧波と大いに関係があるようだ。

筒子(ピンズ)のかたちは、舟で使うバケツに

由来しているという。

索子(ソウズ)は、舟の綱から由来しているとか。

想像をたくましくしてみると、風待ちの船乗りの間で、

流行したのがマージャンだったかもしれない。

日本の遣唐使が、かつて、もっぱら上陸したのが、

中国南部の港町・寧波(ニンポー)だった。

日本へのマージャンの伝来が、どのルートから

どのようにして入ってきたのか、興味が尽きないところである。


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by kitanojomonjin | 2006-08-14 18:42 | 旅の街角から | Comments(0)

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(中国・寧波)

津軽から戻って一日置いて、中国南部の沿岸地方

寧波(ニンポー)の旅に出た。

寧波のホテルで読んだ朝日新聞に、赤坂憲雄さんの

一文があった。

社会学者鶴見和子さんの死を悼むものだった。

いい文章だった。

まず、鶴見和子さんの人となりについて触れる。

「けっして群れをつくらず、勝ち組になることを

みずからに許さぬみごとな生き姿であった。」

そして、赤坂さんの東北学は、鶴見さんのいう

「内発的発展論」に刺激されていることを述べ、

次のように、続ける。

「東北とはかぎらない。

あらゆる地域学は、それぞれの地域に生きる人々が、

外なる人々とも交流しながら、みずからの足元に

埋もれた歴史や文化や風土を掘り起こし、

それを地域資源としてあらたに意味づけしつつ、

それぞれの方法や流儀で地域社会を豊かに

育ててゆくことをめざす野の運動である。」

最後に、先人の次の言葉で締めくくる。

「汝の足元を深く掘れ、そこに泉あり。」

じつは、赤坂さんとは、先週末、津軽でお会いしたばかり。

地域学の一環として、津軽学のシンポジウムを

ひらいたばかりだったので、なおさらお言葉が身に滲みた。

それにしても、その一文を中国で目にするとは、

なにかの因縁か。

中国もいま、あらたな地域学を模索している。


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by kitanojomonjin | 2006-08-12 18:08 | 旅の街角から | Comments(0)