<   2006年 06月 ( 10 )   > この月の画像一覧

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先週末から、中国・広州に旅してきた。

連日35度以上の高温続きで、
体感気温は40度近かった。

無理も無い。
香港に近い緯度にある。
随分、南にあるのだ。

広州空港を降りたとたん、もわっとした中国独特の
空気に包まれる。

久しぶりの中国。

ここでは、あらゆることが、予定通りには進まない。
アジア的混沌を痛感させられる。

広州は、ひところ、改革開放の最先端を走っていたという。
その後、上海に、大分差をつけられた感がある。

それも、広州のアジア的混沌と関係あるのでは無いだろうか。

でも、あまりにもビジネスライクになり
清潔になりすぎた日本と比べると、どちらが
人間的か分からない時がある。

中国特に、デープ中国が、魅力的なのは
そんなところにあるのかもしれない。

暑さの中で、雑踏を歩きながら考えた。


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by kitanojomonjin | 2006-06-29 18:57 | 旅の街角から | Comments(2)

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(映画WATARIDORIより)

先日、テレビで、WATARIDORI(渡り鳥)という映画を
見た。

フランスのジャック・ペランが、3年の歳月、20億円の
経費をかけて作った大作である。

この映画の一番不思議なところは、渡り鳥が
横位置で、平行して撮影されていることである。

どうやって、撮影されたのだろう。

グライダーから撮ったという説。

小型飛行機から、撮ったという説。

様々である。

どうも小型飛行機説が、有力である。

「パイロット6人の飛行時間はのべ1万5000時間」
という記事を見つけた。

さらに、卵から孵る時から、インタープリテング
(すりこみ)をして、渡り鳥が、小型飛行機を
親と思うようにしたという。

何という周到な準備と遠大な計画だろうか。

かくして、全編、鳥になった気分で、空を飛び回る
映像が続く。

実に、不思議な映画である。


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by kitanojomonjin | 2006-06-20 17:52 | カルチャー通信 | Comments(1)

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(ブロギニストの散歩道から)

6月18日付けの毎日新聞に、クロアチア戦を前に、
ジーコ監督の言葉が載っていた。

なかなかいい言葉だった。

「うれしくても悲しくても明日は来る。

勝っている時は誰でも元気だ。

負けた時に人間としての出方が分かる。」

結局、クロアチア戦も引き分けに終わり、
ますます厳しい状況が続く。

こんな時に、ますます人間の真価が問われる。

その姿勢を貫き通して欲しいと思う。


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by kitanojomonjin | 2006-06-19 20:38 | カルチャー通信 | Comments(0)

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(ブロギニストの散歩道から)

最近、ラジオで天野礼子さんの話を聞いた。

自称アウトドアライター。

経歴が振るっている。

  19歳の春に、釣りにのめりこみ、
  国内、海外の川・湖・海を釣り歩く。

  卒業後も就職せず、開高健に師事。

おんな開高健ばりの迫力がある。

ところで、彼女が話したびっくりする話。

これまでの常識は、こうだった。

日本の材木は、世界一高い。
だから世界各地から、安い材木を輸入している。

ところが、今は、逆転しているという。

日本の材木は、世界一安い。
世界の材木は、原油の高騰などでどんどん高くなってぃる。

彼女は、次のように提言する。

だから、日本人は、安い日本の木材で、家を建てよう。
それが、日本の森林の活性化にもつながる。
これまで放置されてきた森林を建て直すチャンスだ。

にわかには、信じられないが日本の森林をめぐる
環境について、これまでの常識が、ひっくりかえっているらしい。


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by kitanojomonjin | 2006-06-17 13:41 | カルチャー通信 | Comments(1)

冗談関係 2006年6月14日

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(ブロギニストの散歩道から)

先日、新聞のコラムで、「冗談関係」という話を読んだ。

  「冗談関係」というと何かおもしろそうな喜劇映画を
  思い浮かべるが、れっきとした人類学の学術用語という。
              (毎日新聞・余録・06.6.2)
      
つまり、こういうことらしい。

  互いに揶揄や卑語を交わしたり、相手の物を盗んだり
  することが許されている関係

親族間の祖父母と孫、オジとオイなどが冗談関係だという。
直接的でなく、ワンクッション置いた関係で、ひやかしたり、
からかったりしてもお互い怒ったりしない余裕があるという。

なるほど。

この文章を読んで、ふとモーツァルトといとこのヴェーズレの
ことを思い出した。

モーツァルトは、ヴェーズレに、恋心をいだいていたらしい。
ただ、ヴェーズレ書簡というのが残っていて、ずいぶん
おふざけの内容がたっぷりである。

ただ、モーツァルトのヴェーズレあてのとてもいい手紙も残っている。

「あなたが、私の愛するものを愛さなければならないなら、

あなたは、あなた自身を愛さなければなりません。」

なかなかいい手紙である。

モーツアルトとヴェーズレのユーモアあふれた関係は、
実は、「冗談関係」をベースにした淡い恋心だったのでは
なかったかと推測してみたくなる。


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by kitanojomonjin | 2006-06-14 09:59 | カルチャー通信 | Comments(0)

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縄文ファイル最新号、2006年6月号が届いた。

表紙の写真は、三内丸山遺跡の一面のタンポポの花。

トップの特集は、
「三内丸山遺跡2006年度の発掘調査始まる」
青森に戻ってきた岡田康博さんのお話。

続く特集は、つがる市誕生1周年記念フォーラムから、
座談会「世界の中心で縄文を叫ぶ!!」

シリーズの「JOMON世界遺産への道」は、
縄文遺跡を世界遺産に登録する課題について。

さらに、シリーズ夢追う平成の縄文人は、
民博名誉教授の小山修三さん。
そのユニークな横顔を紹介する。

縄文ファイルに、関心のある方は、
NPO三内丸山縄文発信の会まで。
      tel.017-773-3477


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by kitanojomonjin | 2006-06-09 20:26 | 縄文 | Comments(0)

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先日、弘前に帰っていた時、
今年の夏、弘前で開かれる「奈良美智展」の話を
聞いた。

7月29日から、10月22日まで、弘前のレンガ倉庫で
開かれる。

別名AtoZと言い、26の部屋にひとつひとつ奈良作品が
展示される。

各部屋は遊園地のように楽しいが、
最後の26番目の部屋は、きわめて不気味なものだという。

こころが、ひきずられるようなものになるという。

いまから、楽しみである。

弘前の街で、この展覧会のボランテァの募集を呼びかける
ポスターを目にした。

ボランテァについても、驚くべき話を聞いた。
ボランテァは、見込みとして、1000人、会場造りのボランテァも
いれると1500人になりそうだという。

のべにすると、7500人から8000人のボランテァが、
稼動するだろうという。

いずれも、若い人たちが、ネットを通じて、続々と
集まってくるという。

この盛り上がりは何なんだろう。

奈良美智の人気を核にしながら、自由なコミュニティを
目指しているような気がする。

実は、すでに、同じ会場で、ボランテァ形式で、
2002年 6万人
2005年 2万人の
観客を集めた実績を持っているのだ。

今年の夏の、弘前での奈良美智展は、見逃せない。


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by kitanojomonjin | 2006-06-03 18:55 | 津軽 | Comments(0)

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マイクル・コナリーの「バッドラック・ムーン」を読了した。

ハリー・ボッシュ刑事ものとは異なり、新しいヒロインが
登場する。

キャシー・ブラックというやり手の女性主人公である。

しかも、刑務所がえりの窃盗犯というタフなワルである。

新しいこの主人公は、いまのところこの巻にしか
登場しないが、そのうち評判をとれば、
シリーズ化するかもしれない。

愛する娘を人質にとられ、素手で指定された場所に赴く。

その恐怖感たるやすさまじいものがある。

しかし、それ以上に恐ろしい恐怖がある。

実は、これで日本語に翻訳されたマイクル・コナリーの
13作品全部読んでしまった。

もう後、読む本が無い。

この恐怖感はどうしようもない。

だれか面白いミステリーがあったら、教えてください。


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by kitanojomonjin | 2006-06-03 18:53 | カルチャー通信 | Comments(0)

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先日、ラジオで、落語の「文七元結(もっとい)」の
話をしていた。

暮れの28日、吾妻橋を通りかかった長兵衛は、
まさに、身投げをしようとしていた文七を思いとどまらせる。

そのときのくどきは、「志ん生人情ばなし」によると
こんな具合である。

「人間てえ奴ァな、寿命のあるのをわざわざ縮めるッてえのは、
神にすまねえ。」

「な、人の命てえのはそんなもんじゃねえや。」

そういって、娘が吉原で身請けして作った50両という
大金を文七に渡す。

この後、文七の無くした50両も見つかり
めでたしめでたしの人情落語である。

ラジオで、指摘していたのは、この落語に貫かれている
「人間死んだらおしまい」という素朴な精神であった。

この落語は、明治初期、三遊亭円朝が流行させた
ものだという。

江戸から明治に替わり、人々のこころが揺れていたとき、
人間にとって最も大切のものは何かー

三遊亭円朝なりに考えた結論が、
この人情話なのかもしれない。


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by kitanojomonjin | 2006-06-03 13:33 | 人生 | Comments(0)

フジの花 2006年6月3日

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先週末、津軽に帰っていた。

いつもの年に比べて、桜の開花も、10日ほど
遅かった津軽。

いまようやくリンゴの白い花が、盛りである。

そして、あるじ無き庭に、ひっそりとフジの花が、
咲いていた。

はじめてまじまじとこの庭で、フジの花を愛でることが
できた。

ひっそりと、確実に春は巡り来ている。

そんないとおしさを感じさせられる。


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by kitanojomonjin | 2006-06-03 12:38 | 津軽 | Comments(0)