カテゴリ:カルチャー通信( 241 )

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春日大社展で、興味深かったのは、

最も古い時代の「絵馬の源流」ともいうべきものが

展示されていたこと。

室町時代に、描かれたもので、絵師の手になる実に立派なものである。

必ず、馬をひく御者が描かれていた。

後の時代の、馬だけの絵馬とは、趣が異なる。


絵馬のルーツのほうが、ずいぶん立派な絵であることにビックリ。

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by kitanojomonjin | 2017-03-03 13:26 | カルチャー通信 | Comments(0)

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上野へ行ったのは、東京博物館で開催されている「春日大社展」を

見るためである。

そこに、なんと、前から見たいと思っていた

ネコの装飾のついた国宝の太刀が出品されていた。

ところが、直前の展示換えで、すれ違い。

実物は見れなかった。

残念。


国宝・金地螺鈿毛抜形太刀の鞘。

ここに螺鈿で、「竹に猫と雀」のデザインが施されている。

竹林で、スズメをねらい、捕まえたネコの姿がいきいきと

捉えられている。

12世紀、平安時代のものである。


日本に、愛玩動物として中国から、ネコが入ってきたのも

このころと言われ、

とても興味深いものである。


奈良の春日大社をたずねれば、実物を見れるだろうか。

いつか実物と、めぐりあいたいものだ。

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by kitanojomonjin | 2017-03-02 13:07 | カルチャー通信 | Comments(0)

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ダークダックスはシーハイルの歌をはじめ、

雪山賛歌など雪のイメージの歌が多い。

「俺達ゃ町には住めないからに」(雪山賛歌)

と、自然派をきどってみせる。


一方、昭和35年に、テレビの「バス通り裏」の

主題歌を吹き込んで、一躍ヒットしている。

知らなかった。


ダークダックスは、昭和30年代なかばからの

高度成長期のひとびとのこころのヒダに、

いろんな角度から、フィットしたのだ。


ペチカなどのロシア民謡を歌ったかと思うと、

「かあさんは夜なべをして手ぶくろ編んでくれた

こがらし吹いちゃ つめたかろうて

せっせと編んだだよ」(かあさんの歌)と

都会へ出た若者たちに、田舎への郷愁をかきたてもした。


こうしてみてくると、ダークダックスは、いつも

われわれとともにあり、時代とともにあった。


ことし、相次いで、メンバーが亡くなり、

ゾウさんひとりになったという。

寂しいかぎりである。

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by kitanojomonjin | 2016-12-27 14:06 | カルチャー通信 | Comments(0)

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「夢の本屋ガイド」という不思議な本を見つけた。

全国の22の本屋さんが執筆した夢の本屋のルポである。

ネタばらしをしてしまうと、

最後に、次の1文がある。

「本書に掲載されている本屋はすべて架空のものです。」

本屋さんのあるべき本屋へのオマージュなのかもしれない。

この編集にあたった方が、ラジオで話していたが、

一番あってほしい本屋は、ずーっとかわらずあり続ける

ふつうの本屋さんかもしれない。

小中学生のころのぞいた街の本屋さん。

あれは、小さな街の文化センターであり、

なつかしい顔の出会いの場所だった。

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by kitanojomonjin | 2016-12-19 14:01 | カルチャー通信 | Comments(0)

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「植物はそこまで知っている」という本を

読んでいる。

植物の感覚を 視角・触覚・聴覚・位置感覚・記憶から探っている。

そこで登場するのが、「ダーウィン父子による屈光性の実験」。

ダーウィンは、『種の起源』発表後の20年間、

もっぱら息子のフランシスといっしょに、植物の研究を

していたという。

植物は、光に向かう。

植物は光をどのように、感じるのか。

植物の「目」に当たる部分は、どこか?

父子は、植物の「目」は屈折した部分ではなく

苗の先端部にあるはずだ仮説を立て、5種類の苗で実験した。

a.そのままの苗

b.先端を切り取った苗

c.先端に光を通さないキャップをかける

d.先端に透明のガラスのキャップをかぶせる

e.下の部分を光をさえぎる管で覆う

結果は、ごらんのとおり。

aとdとeが、光を感じ、光に向いている。

仮説の通り、先端部に、「目」に相当するものがあるらしい。

次に、植物と動物の「見る」ということに

話が、展開する。

動物は、「像に翻訳する神経系」をもっている。

ところが、植物は、「像に翻訳する神経系」はない。

つまり、動物が、映像を結ぶ「目」を持っているのに対し、

植物は、それとは違うが、「目」に当たる感覚器官を持っているのだ。

ここから先、驚くべき話がでてくる。


「植物と動物の視覚機能は数十億年かけて別々に

進化してきたにもかかわらず、どちらも

クリプトクロムという青色受容体を有するという

共通点がある。」

どういうことか?

部分的に理解したところをかいつまんで言うと、

このクリプトクロムは、胎内時計をつかさどるもので、

単細胞生物時代、つまり、

動物と植物が枝分かれするより前から発達していたというのだ。


われわれ動物と植物は、月とスッポンほどかけ離れて

いてまったく別物かと思ったら、

数十億年前は、一緒だったこと、

しかも、その痕跡となる共通の物質を持っていると言うのだ。

目からウロコの話である。

植物に対する親近感が、がぜん、湧いてくる。

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by kitanojomonjin | 2016-11-28 15:17 | カルチャー通信 | Comments(0)

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ラジオ深夜便の歌で、いま、「おれを夢中にさせないで」という

歌をやっている。

歌は、ウルフルズ。

作詞・作曲トータス松本。


“おいでおいでと呼んでいる。

あの角曲がれば何かある。

そうさおれはバカで浮気者”


こんな調子で始まる。


“だからBaby愛してくれるなら

おれを夢中にさせないで”


実は、これは、野良猫が主人公の歌なのだという。

野良猫が、束縛されるのを嫌がって外出する。

でも、ひと恋しくなって、夕方には舞い戻ってくる。


ところが、聞いているうちに、わからなくなってくる。

野良猫に仮託しながら、

実は、浮気ものの男心を歌っているような気もする。

不思議に気にかかる歌だ。

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by kitanojomonjin | 2016-10-25 16:14 | カルチャー通信 | Comments(0)

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ザ・パーフェクトという本を読んでいる。

副題は、日本初の恐竜全身骨格発掘記。

信じられないことだが、北海道のむかわ町で、

恐竜の尾の骨がみつかり、

それを手がかりに、2013年から周辺を発掘したら、

なんと全身骨格が、出土したというのである。

全長8メートルと推測されている。

現在、出土した骨の化石をクリーニング中であるが、

ハドロザウルス科の恐竜で、頭部にトサカを

持っていた可能性もあるという。

ワクワクする話である。

5年後までにクリーニングを終えたいという。

全体像がわかると、新種であるかもしれないとか。

そのときは、北海道むかわ町の博物館に、

見に行きたいものである。

最近まれにみるスカッと気持ちのいい本である。


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by kitanojomonjin | 2016-09-30 13:19 | カルチャー通信 | Comments(0)

漢クロ 2016年7月22日

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ここ半年ばかり、「漢クロ」に

はまっている。

いわゆる漢字クロスワード・パズルである。

冬場に、雪国のコンビニでなにげなく見たのが

きっかけである。

寒い冬の時期を過ごす友としては、

それなりの存在感を示しているようだ。

コンビニ限定発売のものから、

さまざま。

実に、毎月10種類以上発売されているようだ。


ひととおり、やってみてわかったこと。

結局、出題者とのちえくらべ。

出題者のクセや傾向がわかると、

スムースに行くが、やがて飽きてくる。

別の出題者のクセをもとめて、

漢クロ・ジプシーがはじまる。


よく登場する定番ワードは、こんなもの。

 馬車鉄道 

 水車小屋

 本家本元

 一期一会

最高に、傑作なのは・・・・

 御御御付 (おみおつけ)

 御手洗団子(みたらしだんご)


それにしても、この漢クロ

どんな世代のひとが支えているのだろう。

どう考えても、若い人はいないような気もする。

馬車鉄道とか、水車小屋とか

ほとんど、現実には、みられないものに

なっているのだから。

これらのことばは、漢クロのレギュラーとしてだけ

生き延びるのだろうか?

いずれにしても、この漢クロ、ボケ防止になることは、請け合いであるが。



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by kitanojomonjin | 2016-07-22 14:11 | カルチャー通信 | Comments(0)

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いま、上野の東京藝大の美術館で、

バーミヤンの壁画の展示会をしている。

これには、ちょっとしたいわくがある。

2001年、アフガニスタンのバーミヤンの大仏が爆破された。

今年で、15年になる。

そのとき、大仏の天井画も失われてしまった。

それを出来るだけ、忠実に、実物大に再現した。

壁画のテーマは、「天翔る太陽神」。

ギリシャやペルシャなど多様な文明の影響がみられるという。

太陽神の上部の左右で、布を翻らせているのは、風神である。

この流れが、日本の風神・雷神につながる。

まさに、「文明の十字路」アフガニスタンにふさわしいテーマである。

これを無料で、観覧できるのだ。(~6月19日まで)

意外に、知られていないが、必見である。


ちなみに、この天井画の再現のドキュメントは、

5月7日(土)あさ11時からの番組「アフガン秘宝の半世紀」(BS1)で

紹介される。

【続報】「アフガン秘宝の半世紀」(BS1)のアンコール放送が、
    6月13日(月)よる8時からあるという。
 



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by kitanojomonjin | 2016-05-05 13:23 | カルチャー通信 | Comments(0)

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八戸の柾谷伸夫さんから、

一人芝居「海村」の

ご案内が来た。

村次郎の詩集「海村」が下敷きになっているという。

今年は、八戸の生んだ詩人・村次郎の

生誕100年に当たるという。

村次郎という人は、不思議な人だ。

ふるさとの旅館のあるじを勤めながら、

全国にその存在の知られた詩人だった。

ちらしに、こんな代表的な詩が紹介されていた。

北国海村紀行5

「返へせ

返へせ

岩礁から離れて去ったもの達を

魚族に生活はありえたか

魚族に墓場はありえたか

或る地点から或る地点への

波たちの変転 移動 反復

流される砂 流される意思

足跡の不確実さ お前の不確実さ

返へせ

返へせ

漁民から離れて去ったもの達を

漁民の生活はありえたか

漁民の墓場はありえたか

何を生き

何が生きたのだ」

柾谷さんの一人芝居は、

5月27・28日、八戸市公会堂文化ホールで

上演される。

最後の「海村」上演だという。



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by kitanojomonjin | 2016-04-14 15:28 | カルチャー通信 | Comments(0)