カテゴリ:この国のかたち( 87 )

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10月13日に、北海道新幹線の車両が、

神戸から船で運ばれ、

函館に、上陸したという記事が出ていた。

「H5系」というこの車両は、

現在の東北新幹線と同型の車両だが、

違いは、中央のラインの紫色。

ラベンダーやライラックの花をイメージ

しているという。

ところで、素朴な疑問。

新幹線の車両をなぜ新幹線で運ばず、

船で運ぶのだろうか?

さまざまの憶測が飛んでいる。

神戸の工場で製造した車両を

北海道まで運ぶには、

いろんなクリアすべきルールがあるようだ。

東海道新幹線は、荷物扱いの車両を

運べないとか、

青函トンネルが、新幹線用に工事が進んでないとか。

しかし、根本的なネックは、

東海道新幹線と、東北新幹線が

相互乗り入れしていないということにあるらしい。

新幹線は、最終的に日本列島を縦断するという構想なのに

2つの新幹線が、繋がっていないのは、不思議なことだ。


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by kitanojomonjin | 2014-10-30 13:34 | この国のかたち | Comments(0)

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政治学者・丸山真男について、

あす19日(土)Eテレで23時から90分放送される。

今月土曜日に放送されている「知の巨人たち」の

シリーズのひとつである。

なぜ丸山真男か?

前回放送の鶴見俊輔の回で、彼が発言している。

「第二次大戦の戦争に巻き込まれず、理性を

保っていた人」の一人だという。

ちなみに、「理性を保っていた人」として、

丸山真男のほかに、

武谷三男(物理学者)、渡辺慧(物理学者)

都留重人(経済学者)、武田清子(思想史学者)

をあげている。

丸山真男をどのように描くのか楽しみである。

さらに、来週の土曜日(26日)は、司馬遼太郎が

登場する。

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by kitanojomonjin | 2014-07-18 12:45 | この国のかたち | Comments(0)

日本の穴 2014年7月4日

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成田のお寺のご住職のところに、

中東の報道機関アルジャジーラの記者が

取材に来たという。

「日本人の孤独死 3万2000人
 
 日本人の自死  3万3000人

 あわせると、  6万5000人になる。

これは、中東の紛争国の戦死者よりも多い。

きっと、日本のどこかに大きな穴が

あいているに違いない。」

2014年2月15日付の東京新聞に

載っていた話である。


なんとなく景気がよさそうに見える中で、

日本の穴はふさがったのだろうか?

根本的な治療が必要のような気がするのだが。


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by kitanojomonjin | 2014-07-04 14:36 | この国のかたち | Comments(0)

医は仁術 2014年6月6日

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上野の科学博物館に

「医は仁術」という

展覧会を見にいってきた。

なんと、そこに、松本良順とポンペの

姿を写した写真を

みつけた。

向かって、右の外国人が、ポンペ。

その向かいの坊主あたまが、良順である。


幕末、日本の長崎で最初の市民病院を作ったのが、

オランダ人医師ポンペと日本人医師松本良順だった。

ちょうど、司馬遼太郎の「胡蝶の夢」を読んで

いたところなので、とても、興味深かった。


「胡蝶の夢」は、蘭方医・松本良順の数奇な運命を

たどった傑作である。


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by kitanojomonjin | 2014-06-06 12:46 | この国のかたち | Comments(0)

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憲法記念日のきょう、

毎日新聞が、「五日市憲法草案」を

企画記事で、紹介していた。


自由民権運動の時代、全国で、競って

数多くの独自の憲法草案が作られた。

その中でも、明治14(1881)年の

五日市憲法草案は、人権感覚では、

現憲法にも引けを取らない草案として

有名である。


この発見のいきさつが、面白い。

1968年、五日市町(現あきるの市)の民家の

蔵の中から、発見されたという。


この草案を書いたのは、

宮城県出身で、当時小学校の教諭をしていた

千葉卓三郎と地元の農民有志だった。

まだ、憲法が手の届く距離に感じられた時代だった。


日本の民権運動のこころざしの高さは、

注目に値する。


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by kitanojomonjin | 2014-05-03 15:23 | この国のかたち | Comments(0)

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藻谷浩介氏の「しなやかな日本列島のつくりかた」

という本を読んだ。

いま、日本列島は、さまざまなジャンルで

壁にぶつかっている。

しかし、現地では、魅力的な取り組みが

リアルに進められている。

藻谷氏が、7つのジャンルについて、

7人の人物にインタビューしたものを

まとめたもの。

・商店街

・限界集落

・観光

・農業

・医療

・鉄道

・まちづくり

いづれも、へーという

眼からウロコのお話。

現実は、確実に様変わりしている。

それを冷静に観て、格闘している人がいる。

藻谷氏は、現地のそうしたひとびとの

アイデアを「現智」と名づけ、

いまこそ「現智」に、耳をかたむけよう

と呼びかける。

くらい日本列島の突破口のヒントがここにある。

必見!

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by kitanojomonjin | 2014-04-30 12:33 | この国のかたち | Comments(0)

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川本三郎の「今ひとたびの戦後日本映画」を

読んだ。

20年前に、出版されたものを

神保町の古本屋でみつけた。

本の腰巻に、

「なぜ田中絹代や原節子は

あんなに美しかったのか」とある。

著者は、あとがきで、その答えとして、

戦争の影が大きく影響しているのではという。


「それは、彼女たちが、彼女たちだけが、

生きていてよかったという喜びと

死んだ人たちに申し訳ないという悲しみを

かろうじて重ね合わせることが出来たために思えて

ならない。」


なるほど。

映画「東京物語」の、戦争で夫を亡くした妻の

原節子も美しかった。

映画「風の中の牝鳥」で、子どもの薬代のために

身体を売る田中絹代も、美しかった。


美しくも凛々しい彼女たちの魅力の源は、

そのへんにあったのか。




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by kitanojomonjin | 2014-04-16 11:12 | この国のかたち | Comments(0)

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先日、上野の森美術館に

遠藤彰子展を見にいってきた。

最終日のせいだろうか?

大勢の観客が。

カタログも、売り切れ。

盛況である。

1980年代、

ゆがんだ街で、子どもたちが

疾走するテーマが多かった。

いま、改めてみると、

それは、平成のふつうの現実のように

見えて、最初の衝撃は、

あまり感じられない。

現実が、彼女の絵に追いついたのか?


その後、彼女の絵のテーマは、

「ゆがんだ街」から、

「天空」へ「大海原」へと広がり、

渦をなす大群衆が、描かれるようになった。


なぜかひとびとの表情は、

おだやかで、恍惚感にあふれている。

なにか宗教的な世界すら感じさせられる。

ミケランジェロの21世紀版のような感もある。


あいかわらず、彼女のエネルギーは、

とどまるところを知らない。


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by kitanojomonjin | 2014-01-29 12:51 | この国のかたち | Comments(0)

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和田竜の「村上海賊の娘」上・下巻を

読んだ。

すこぶるつきに、面白い。

瀬戸内海の海賊衆・村上水軍のなかに、

女の海賊がいたという想定で展開する

海洋大スペクタクルである。

といっても、まったくの架空ではなく、

可能な限り史実をふまえている。

本願寺を包囲する織田軍に対して、

村上海賊が、兵糧を届ける

いわゆる木津川合戦が、

中心である。

陸の武士とはひと味もふた味も違う、海賊の気分が

実によく描かれている。


なによりも、

息付く暇がない海戦の描写に圧倒される。

おすすめ。


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by kitanojomonjin | 2014-01-25 12:23 | この国のかたち | Comments(0)

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新駐日大使キャロライン・ケネディの

スピーチが注目を集めている。

彼女の父J.F.ケネディ大統領が、

米沢藩主・上杉鷹山を称賛していたという。

これまで、その真偽のほどについて、

いろいろ疑問が投げかけられていたが、

だいぶ強力な証言である。

上杉鷹山のどんなところを

称賛していたのか。

(詳しくは、16日(木)よる8時からの

BS歴史館で紹介されるので、

そちらをご覧ください。)


なにしろ、17歳で米沢藩主になった

上杉鷹山は、体当たりで、

経済と老人福祉の奇跡の改革に取り組む。

実に、おもしろい人物である。


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by kitanojomonjin | 2014-01-14 11:51 | この国のかたち | Comments(0)