カテゴリ:人生( 284 )

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中島みゆきの宙船(そらふね)という曲を

聞いた。

(作詞・作曲 中島みゆき)


「その船を漕いでゆけ

おまえの手で漕いでゆけ」

このあとが、凄い。

「おまえが消えて喜ぶ者に

おまえのオールをまかせるな」


孤独な戦う姿・・・

これは、中島みゆきの「ファイト」のくだりにも

通じるものがある。


「ファイト!闘う君の唄を

闘わない奴らが笑うだろう

ファイト!冷たい水の中を

ふるえながらのぼっててゆけ」




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by kitanojomonjin | 2016-05-24 14:51 | 人生 | Comments(0)

男の子守唄 2016年5月9日

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いま、ラジオ深夜便の「深夜便のうた」で、

漫才師のオール巨人が、

「男の子守唄」というのを歌っている。

こんなぐあいである。

(作詞・作曲 オオガタミヅオ)

「恋 また恋 まだ恋しくて こころの奥に浮かびくる

忘れたつもりの面影は せつなき女のほつれ髪」


このあとがいい。

「朽ちて枯れるが運命(さだめ)でも

せめてひと花咲かせたい

かなわぬ望みと憧れは ゆらゆらかげろう春やよい」


2番の後半もいい。

「朽ちて枯れるが運命(さだめ)でも

せめてひと花咲かせたい

強がる男のしあわせは 夢の中まで千鳥足」

ちょっと、藤田まことをおもわせる渋い声が

人生のたそがれのあわい情感をみごとに

表現している。




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by kitanojomonjin | 2016-05-09 13:27 | 人生 | Comments(0)

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先日、ラジオで、ちあきなおみの喝采を聞いた。

坂本冬美が、歌っていた。(作詞:吉田旺 作曲:中村泰士)

「いつものように幕が開き

恋の歌うたう私に

届いた知らせは黒いふちどりがありました」

ここから、いろいろな回想シーンが展開する。

まず、駅での出来事である。

「あれは三年前 止めるあなた駅に残し

動き始めた汽車にひとり飛びのった」

次に、教会のシーンになる。

「教会の前にたたずみ

喪服の私は祈る言葉さえ失くしてた」

続いて、なぞの待合室が、登場する。

「暗い待合室 話すひともないわたしの

耳に私のうたが通りすぎていく」


これは、教会の待合室なのか

彼と別れた思い出の駅の待合室なのか

はたまた、幕のあがる歌のステージの待合室なのか。

なぞである。


いっきに、歌は、クライマックスに突入する。

「いつものように幕が開く

降りそそぐライトのその中

それでも私は

今日も恋の歌うたってる」

むかし、青森在住の作家・古川壬生さんが、

この歌をモデルに、ラジオドラマを

つくったことがあった。


長時間ドラマが充分成立するほど、

じつに、奥行きのある歌なのだ。

知らなかった!



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by kitanojomonjin | 2016-04-15 14:56 | 人生 | Comments(0)

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東京は、満開をすぎた桜が、

雨にぬれている。


先日、ラジオで、

かまやつひろしの「我が良き友よ」を

聞いた。

作詞・作曲 吉田拓郎。


「下駄をならして奴がくる

腰にてぬぐいぶらさげて

学生服にしみこんだ

男の臭いがやってくる」

で、はじまる歌である。


その次のくだりがいい。

「アー夢よ 良き友よ

おまえ今頃 どの空の下で

俺とおんなじあの星みつめて何思う」


この歌を聞くと、かならず思い出す学生時代の

バンカラの友人がいる。

ガンで、数年前に亡くなった。

晩年は、カミさんと東北の温泉めぐりを

していたっけ。

岩手から、1枚のはがきを送ってきた。

宮沢賢治の「雨ニモマケズ」のはがきだった。

ときどき、ふとそのことを思い出す。


そして、なぜか、最後のくだりの歌詞が、しびれさせる。

「アー友よ よき奴よ

今の暮らしにあきたら二人で

夢をかかえて旅でもしないかあの頃へ」



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by kitanojomonjin | 2016-04-07 16:40 | 人生 | Comments(0)

本屋の神様 2016年3月4日

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先日の毎日新聞に、

1万円選書というユニークな企画で、

本屋のピンチを切り抜けた話が

載っていた。(2016年3月2日付)

1万円選書というのは、顧客にあった1万円分の本を

送り届けるというもの。

事前に、アンケート用紙に関心事や読書歴、仕事内容を

書いてもらう。

北海道・砂川市の岩田徹さんが9年ほど前からはじめた。

アンケートに「もっとゆとりがほしい」とあれば、

「すぐに役立たなくても、人生が味わい深くなる本」を選ぶ。

しかも、選書に、心をこめた手紙を添える。

この試みが、大ブレークした。

何度も、廃業の危機をともにした奥さんは、

「本屋の神様がいた」と感激したという。


岩田さんが、父親の書店を継いだ背景には、

幼いときの本の思い出があるという。

岩田さんが暮した三菱美唄炭鉱の長屋では

毎月、父親が買ってくる子ども向け雑誌に

歓声を上げたという。


たかが本、されど本である。

本は、人生の道しるべとなったり、

忘れられない思い出になったりするのである。


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by kitanojomonjin | 2016-03-04 13:17 | 人生 | Comments(0)

中島みゆき 2016年2月7日

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先日、ラジオで、中島みゆきの「地上の星」を

聞いた。

ご存じ、「プロジェクトX」のテーマ曲である。

なんとなく、10年前ブータンの峠で見たのぼり(ダルシン)を

思い出いた。


「風の中のすばる

砂の中の銀河

みんな何処へ行った 見送られることもなく

草原のペガサス

街角のヴィーナス

みんな何処へ行った 見守られることもなく」


番組担当者が、中島にテーマ曲を依頼した時、

「ちまたの無名の人に、光をあてるような番組」と

趣旨を説明したところ、彼女は、その言葉に反応し、

「光をあてるのではなく、

そのまま光輝いている」ということで、

「地上の星」になったという。

その思いが、次の歌詞に、現れている。

「つばめよ高い空から教えてよ 地上の星を」

さすが、彼女は、詩人である。


でも、久しぶりに聞いて、エンドタイトルの曲

「ヘッドライト・テールライト」も、

負けないくらいすばらしい。


「ヘッドライト・テールライト 旅はまだ終わらない

ヘッドライト・テールライト 旅はまだ終わらない」


(おまけ)

ラジオで、こんなエピソードも聞いた。

紅白で、黒四ダムから、中継で、この歌を

歌ったことがあった。

冬のクロヨンで中継できるのは、トンネルの中だけ。

ところが、トンネルの中は、大反響してしまう。

たった1か所、地層の関係で、反響しない場所が

見つかったという。

まさに、これは、「プロジェクトX」のような話。

このときの中継は、番組の中でも、瞬間52パーセントを

超える最高視聴率だったとか。

不思議な話である。





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by kitanojomonjin | 2016-02-07 11:18 | 人生 | Comments(0)

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2月1日、弘前在住の佐藤初女さんが

お亡くなりになった。

94歳だという。

岩木山の麓で、

生き方に迷った人々の駆け込み寺とも言うべき

「森のイスキア」を主宰した。

尋ねてきた人たちに、

みずから手づくりのおにぎりを食べさせて、もてなした。

いつしか人々は、いやされ、こころが落ち着く。

「おにぎりのお母さん」とも言うべきひとだった。

映画「地球交響曲」にも出演し、その飾らぬ人柄で、

人々の心を打った。


以前、ご本人の話をラジオで聞いたことがある。

詳しいことは忘れたが、

キリスト教に帰依したのは、

昔かたぎの厳しい家族環境にあったとか。

大正期の津軽の風土が、彼女に新しい道を踏み出させた。


それにしても、津軽のこころともいうべき、

すばらしいひとを失った。

残念である。



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by kitanojomonjin | 2016-02-05 13:00 | 人生 | Comments(0)

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山崎朋子の「朝陽門外の虹」というノンフィクションを

読んだ。

戦前、清水安三という日本人が、

中国・北京のスラムの子女のため、

苦労して、女学校を作った話。

のちに、桜美林大学の創始者になる人の若き日の姿である。

そこで、印象的な賛美歌が登場する。

主人公清水安三が、苦難に直面したとき、

病床の妻・美穂が歌う。

こんな歌詞である。


「わが行くみち いつ いかに

なるべきかは つゆ知らねど

主はみこころ なしたまわん

     そなえたもう 主のみちを

     ふみて行かん ひとすじに


こころたけく たゆまざれ

ひとはかわり 世はうつれど

主はみこころ なしたまわん

     そなえたもう 主のみちを

     ふみて行かん ひとすじに


あら海をも うちひらき

沙原(すなはら)にも マナを降らせ

主はみこころ なしたまわん

     そなえたもう 主のみちを

     ふみて行かん ひとすじに・・・・・」



この賛美歌は、作家三浦綾子さんも

生前、こよなく愛したという。

クリスチャンでなくても、

そのひたむきな気持ちが、

ひしひしと伝わってくるような気がする。




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by kitanojomonjin | 2016-01-09 16:34 | 人生 | Comments(0)

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ナタリー・コールが、去年の大みそかに

亡くなったという。

65歳だという。

父ナット・キング・コールより、20年長生きしたことになる。

なんといっても、アンフォゲッタブルが

忘れられない。

父の死後26年たって、父とCDの上で、デユエットをしたのが、

この曲である。

父への反発が、ようやく解消した瞬間であった。


「忘れられない、どんなときも

そして永遠にあなたは私の中で生き続けるの

愛しき人よ、忘れることなどできない人がいることが

こんなにも素晴しいことならば

私もあなたの忘れられない人になりたい」


いま、歌は、語り継がれる伝説となった。



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by kitanojomonjin | 2016-01-03 14:39 | 人生 | Comments(0)

桃下流水 2015年12月28日

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神田神保町の放心亭の色紙のつづき。

作家・陳舜臣さんの色紙もあった。


「桃下流水 在人世」


「桃下流水」は、蘇東坡の漢詩の引用だという。

中国人の最も愛でる桃の花が、ハラハラ散る。

その花びらが、川面に落ちて、流れていく。

桃源郷のような春のひととき。

人世の醍醐味は、そこにあるといっているのだろうか?

陳さんの到達したひとつの境地なのだろう。

陳さんの馥郁とした世界が、垣間見えるようだ。

その陳舜臣さんも、2015年1月21日、90歳でお亡くなりになった。



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by kitanojomonjin | 2015-12-28 14:36 | 人生 | Comments(0)