カテゴリ:人生( 287 )

青春花火 2016年7月28日

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ラジオ深夜便の歌として、いま

「青春花火」というのが、流れている。

歌は、新沼謙治。

作詞・渡辺なつみ、作曲・浜圭介。

素朴な歌詞がこころを打つ。

「雨が止み 雲が湧き 夏が来る

汗をかき 夜が来て 花火が上がる」

後半がいい。

「恋をして 涙した 夏がある

愛を知り めぐり逢った 小さな暮らし

夢を見て 諦めた 夏がある

人を知り 歩き出し 流れる月」

最後のフレーズが、

決定的である。

「青春 ああ儚く 美しい

俺たちは 花火 花火だった ・・・ 青春」


きょうは、関東地方も、梅雨明けとか。

本格的な花火の季節である。





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by kitanojomonjin | 2016-07-28 17:14 | 人生 | Comments(0)

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先日亡くなった冨田勲さんをしのんで、

ラジオで、冨田さんの話を

再放送していた。

一番面白かったのは、「きょうの料理」の

テーマ曲誕生のいきさつ。

内幸町時代のNHKに、通称「劇伴横丁」といわれる

一角があった。

作家とか音楽関係者がたむろしているところである。

ある日、ディレクターが、飛び込んできた。

大急ぎで、「きょうの料理」のテーマ曲をつくってほしいというのである。

放送は、あすに迫っていた。

301スタに駆け上がって、まず、そこにいた演奏家を捕まえた。

「食欲のわくテーマ曲」というのが、オーダーだった。

パーカッションの関係者が中心だった。

曲のイメージは、まな板のトントンという音だったという。

かくして、いまも、続いている

タンタカタンタン タンタンタンという

あのテーマ曲が誕生した。

知らなかった。


冨田さんといえば、「街道をゆく」のテーマ曲で

お世話になった。

そのとき、冨田さんは、明珍ひばしというのに

大変関心を示されていた。

関西の有名な甲冑つくりの家の技術を生かした

明珍ひばし。

チーンという澄み切った音がする。

「街道をゆく」のテーマ曲の冒頭のチーンという音は、

お遍路さんのカネを思わせて、とても印象的だった。


実は、この音は、モノラルでは捉えきれない音域iだった。

長年、構想を温めていて、やっと、「街道をゆく」の

テーマ曲で実現したと、別のインタビュー番組で、お話になっていた。


くらしの中の具体的なものをモチーフにして

作曲するという冨田さんの姿勢は、

さすが音の職人だと思う。

こころから、ご冥福を祈ります。



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by kitanojomonjin | 2016-06-23 13:22 | 人生 | Comments(0)

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今年、66歳になる写真家で、エッセイストの

ハービー・山口さんのお話を

先日、ラジオで聞いた。

印象に残ったのは、

「自分をさびつかせるな」

「いのちある限りオリジナル」

「やりたいことをやれ」

というポジティブ・シンキングな発言である。


たしかに、「自分をさびつかせない」ということは、

たいせつなこと。

そのために、あらゆるあがきをしながら、

可能性を探っていくこと。

それが、生きていくことなのかもしれない。



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by kitanojomonjin | 2016-06-15 15:16 | 人生 | Comments(0)

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中島みゆきの宙船(そらふね)という曲を

聞いた。

(作詞・作曲 中島みゆき)


「その船を漕いでゆけ

おまえの手で漕いでゆけ」

このあとが、凄い。

「おまえが消えて喜ぶ者に

おまえのオールをまかせるな」


孤独な戦う姿・・・

これは、中島みゆきの「ファイト」のくだりにも

通じるものがある。


「ファイト!闘う君の唄を

闘わない奴らが笑うだろう

ファイト!冷たい水の中を

ふるえながらのぼっててゆけ」




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by kitanojomonjin | 2016-05-24 14:51 | 人生 | Comments(0)

男の子守唄 2016年5月9日

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いま、ラジオ深夜便の「深夜便のうた」で、

漫才師のオール巨人が、

「男の子守唄」というのを歌っている。

こんなぐあいである。

(作詞・作曲 オオガタミヅオ)

「恋 また恋 まだ恋しくて こころの奥に浮かびくる

忘れたつもりの面影は せつなき女のほつれ髪」


このあとがいい。

「朽ちて枯れるが運命(さだめ)でも

せめてひと花咲かせたい

かなわぬ望みと憧れは ゆらゆらかげろう春やよい」


2番の後半もいい。

「朽ちて枯れるが運命(さだめ)でも

せめてひと花咲かせたい

強がる男のしあわせは 夢の中まで千鳥足」

ちょっと、藤田まことをおもわせる渋い声が

人生のたそがれのあわい情感をみごとに

表現している。




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by kitanojomonjin | 2016-05-09 13:27 | 人生 | Comments(0)

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先日、ラジオで、ちあきなおみの喝采を聞いた。

坂本冬美が、歌っていた。(作詞:吉田旺 作曲:中村泰士)

「いつものように幕が開き

恋の歌うたう私に

届いた知らせは黒いふちどりがありました」

ここから、いろいろな回想シーンが展開する。

まず、駅での出来事である。

「あれは三年前 止めるあなた駅に残し

動き始めた汽車にひとり飛びのった」

次に、教会のシーンになる。

「教会の前にたたずみ

喪服の私は祈る言葉さえ失くしてた」

続いて、なぞの待合室が、登場する。

「暗い待合室 話すひともないわたしの

耳に私のうたが通りすぎていく」


これは、教会の待合室なのか

彼と別れた思い出の駅の待合室なのか

はたまた、幕のあがる歌のステージの待合室なのか。

なぞである。


いっきに、歌は、クライマックスに突入する。

「いつものように幕が開く

降りそそぐライトのその中

それでも私は

今日も恋の歌うたってる」

むかし、青森在住の作家・古川壬生さんが、

この歌をモデルに、ラジオドラマを

つくったことがあった。


長時間ドラマが充分成立するほど、

じつに、奥行きのある歌なのだ。

知らなかった!



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by kitanojomonjin | 2016-04-15 14:56 | 人生 | Comments(0)

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東京は、満開をすぎた桜が、

雨にぬれている。


先日、ラジオで、

かまやつひろしの「我が良き友よ」を

聞いた。

作詞・作曲 吉田拓郎。


「下駄をならして奴がくる

腰にてぬぐいぶらさげて

学生服にしみこんだ

男の臭いがやってくる」

で、はじまる歌である。


その次のくだりがいい。

「アー夢よ 良き友よ

おまえ今頃 どの空の下で

俺とおんなじあの星みつめて何思う」


この歌を聞くと、かならず思い出す学生時代の

バンカラの友人がいる。

ガンで、数年前に亡くなった。

晩年は、カミさんと東北の温泉めぐりを

していたっけ。

岩手から、1枚のはがきを送ってきた。

宮沢賢治の「雨ニモマケズ」のはがきだった。

ときどき、ふとそのことを思い出す。


そして、なぜか、最後のくだりの歌詞が、しびれさせる。

「アー友よ よき奴よ

今の暮らしにあきたら二人で

夢をかかえて旅でもしないかあの頃へ」



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by kitanojomonjin | 2016-04-07 16:40 | 人生 | Comments(0)

本屋の神様 2016年3月4日

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先日の毎日新聞に、

1万円選書というユニークな企画で、

本屋のピンチを切り抜けた話が

載っていた。(2016年3月2日付)

1万円選書というのは、顧客にあった1万円分の本を

送り届けるというもの。

事前に、アンケート用紙に関心事や読書歴、仕事内容を

書いてもらう。

北海道・砂川市の岩田徹さんが9年ほど前からはじめた。

アンケートに「もっとゆとりがほしい」とあれば、

「すぐに役立たなくても、人生が味わい深くなる本」を選ぶ。

しかも、選書に、心をこめた手紙を添える。

この試みが、大ブレークした。

何度も、廃業の危機をともにした奥さんは、

「本屋の神様がいた」と感激したという。


岩田さんが、父親の書店を継いだ背景には、

幼いときの本の思い出があるという。

岩田さんが暮した三菱美唄炭鉱の長屋では

毎月、父親が買ってくる子ども向け雑誌に

歓声を上げたという。


たかが本、されど本である。

本は、人生の道しるべとなったり、

忘れられない思い出になったりするのである。


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by kitanojomonjin | 2016-03-04 13:17 | 人生 | Comments(0)

中島みゆき 2016年2月7日

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先日、ラジオで、中島みゆきの「地上の星」を

聞いた。

ご存じ、「プロジェクトX」のテーマ曲である。

なんとなく、10年前ブータンの峠で見たのぼり(ダルシン)を

思い出いた。


「風の中のすばる

砂の中の銀河

みんな何処へ行った 見送られることもなく

草原のペガサス

街角のヴィーナス

みんな何処へ行った 見守られることもなく」


番組担当者が、中島にテーマ曲を依頼した時、

「ちまたの無名の人に、光をあてるような番組」と

趣旨を説明したところ、彼女は、その言葉に反応し、

「光をあてるのではなく、

そのまま光輝いている」ということで、

「地上の星」になったという。

その思いが、次の歌詞に、現れている。

「つばめよ高い空から教えてよ 地上の星を」

さすが、彼女は、詩人である。


でも、久しぶりに聞いて、エンドタイトルの曲

「ヘッドライト・テールライト」も、

負けないくらいすばらしい。


「ヘッドライト・テールライト 旅はまだ終わらない

ヘッドライト・テールライト 旅はまだ終わらない」


(おまけ)

ラジオで、こんなエピソードも聞いた。

紅白で、黒四ダムから、中継で、この歌を

歌ったことがあった。

冬のクロヨンで中継できるのは、トンネルの中だけ。

ところが、トンネルの中は、大反響してしまう。

たった1か所、地層の関係で、反響しない場所が

見つかったという。

まさに、これは、「プロジェクトX」のような話。

このときの中継は、番組の中でも、瞬間52パーセントを

超える最高視聴率だったとか。

不思議な話である。





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by kitanojomonjin | 2016-02-07 11:18 | 人生 | Comments(0)

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2月1日、弘前在住の佐藤初女さんが

お亡くなりになった。

94歳だという。

岩木山の麓で、

生き方に迷った人々の駆け込み寺とも言うべき

「森のイスキア」を主宰した。

尋ねてきた人たちに、

みずから手づくりのおにぎりを食べさせて、もてなした。

いつしか人々は、いやされ、こころが落ち着く。

「おにぎりのお母さん」とも言うべきひとだった。

映画「地球交響曲」にも出演し、その飾らぬ人柄で、

人々の心を打った。


以前、ご本人の話をラジオで聞いたことがある。

詳しいことは忘れたが、

キリスト教に帰依したのは、

昔かたぎの厳しい家族環境にあったとか。

大正期の津軽の風土が、彼女に新しい道を踏み出させた。


それにしても、津軽のこころともいうべき、

すばらしいひとを失った。

残念である。



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by kitanojomonjin | 2016-02-05 13:00 | 人生 | Comments(0)