河野通勢展 2008年7月3日
2008年 07月 02日今、渋谷の松涛美術館で、
「河野通勢(こうの・みちせい)」展というのをやっている。
ふらりとのぞいてみた。
その「聖ヨハネ」を描いたというポスターが、
前から気にかかっていた。
円熟しているようで、どこかいびつで未熟さを
ただよわせている不思議な絵である。
大正時代に活躍し、岸田劉生とも同人だというが、
一般には無名の画家である。
ハリストス正教徒でもあるという。
数日前、御茶ノ水のニコライ堂の前を通り、
雨のニコライ堂をしげしげと見たばかりである。
ニコライ堂は、日本のハリストス正教の総本山である。
これも何かの因縁だろうか。
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