カラマーゾフの兄弟3 2008年1月27日

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「カラマーゾフの兄弟」の3巻を読んだ。

ここで、モークロエという一つの村でドミートリーは、村中の

人間を巻き込んで、どんちゃん騒ぎを繰り広げる。

それは、まさにカーニバル的世界であった。

19世紀末のロシアの知識人は、農村のカーニバル的世界に

見えない恐怖、あるいは、底知れない魔力を感じていたようだ。

そのころ活躍したロシアの作曲家チャイコフスキーは、

交響曲第四番の第四楽章について、こんなふうに言っている。

「自分に幸福が見出せないならば人々の中へ入って行くがいい。

民衆の祭りの日。人々の素朴な幸福を喜べば、なお生きていけるのだ。」

ところがどっこい。

ドストエフスキーの描くカーニバル的世界は、素朴どころではない。

まさにカオスそのものである。

この後、どのようにストーリーが、展開するのやら。

まったくわからない。


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by kitanojomonjin | 2008-01-25 17:52 | 人生 | Comments(0)