列島創世記 2008年1月8日

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「列島創世記」という本を読んだ。

ここ半年の間読んだ中では、三本指に入るくらい面白い。

例えば、土器について。

「盛期の縄文土器が華麗で複雑になるのは、当時の

日本列島の人びとが世界に冠たる造形感覚をもっていたからでも、

生活が豊かで芸術作品を生み出す余裕があったからでもない。

恵まれた環境によって人口が密集し、個人どうしや集団相互の

関係が濃く複雑になった結果、それが生み出す緊張関係を

乗り切るため、お互いの間に社会的なメッセージの網をしげく

張り巡らしたゆえだったと、心の科学からは、結論づけられる。」

心の科学詳しくは、認知考古学という手法を引っさげて、

旧来の考古学に殴り込みをかける勢いがある。

文字のない時代のメッセージが、縄文の土器や構造物からは

読み取れるという。

この手法で、どこまで解明できるか、今後の展開が楽しみである。


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by kitanojomonjin | 2008-01-08 14:31 | 縄文 | Comments(0)