ひらめきのマジック 2007年7月24日

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私の友人が、「ひらめきのマジック」という自費出版の

小冊子を送ってきた。

永年、広告会社に勤め、アイデアの秘密を

まとめたものである。

その中に、こんな体験談が記されていた。

入社して20年くらいたって、彼は思い立って、

敬愛する社長のお墓参りに行ったという。

彼はもともと広告人としてユニークな社長の人柄に惚れて

入社した。

そのとき社長が亡くなって、30年近くたったころだった。

思いがけなく、一通の礼状をもらう。

そのときのいきさつは、こんな具合である。

「墓参を済ませてから数日後のこと、

あるご婦人から一通の葉書をいただきました。

当時、社長夫人がご健在で、墓参された方に

礼状をお書きになったものであることが

後でわかりました。

お礼状をいただいた理由は、墓参の時に名刺受に

自分の名刺を入れてきたのが原因と思われます。

当時84歳というご高齢にもかかわらず、

墓参した一社員にまでも、礼状を直筆でお書きに

なっていることを知り、私はまた新たな感動を覚えました。」

その元社長夫人からいただいた葉書は、

彼の宝物として、大切に保存しているという。

夫の死後、30年たっても、墓参者にていねいな礼状を

したためる夫人とはどんな人なのだろうか。

その筆遣いが美しい。

こころに残る話である。


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by kitanojomonjin | 2007-07-21 17:08 | 人生 | Comments(0)