野中広務 差別と権力 2007年5月17日

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野中広務の「差別と権力」というルポルタージュを

読んだ。

遅れてきた新人の野中が、権力を握る秘密は

次のように活写される。

「利害の異なる集団の境界線上に身を置くという言う意味では、

彼の政治スタンスは、中央政界入りしてからも

全く変わらない。

自社さ政権時代の自民党と社会党、

あるいは旧田中・竹下派と加藤紘一の宏池会、

そして自公政権時代の自民党と公明党

彼はつねに双方のはざまに立ち、

連立政権時代の調停者として権力の階段を上がっていく。」

その際、派閥を作らない彼の武器は、情報だった。

その情報の取り方が、実に具体的に記されている。

政治の世界で情報が、どんなふうに武器となるのか

よくわかる本である。


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by kitanojomonjin | 2007-05-15 10:33 | 人生 | Comments(0)