津軽・秋たけなわ 2006年11月4日

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先日、津軽に帰っていた。

すっかり晩秋の気配である。

幸い好天に恵まれた。

いつも今頃は、暗い雲が垂れ込めている時期だ。

年の暮れまで、みぞれが続き、本当にいやになる。

もういい加減にしてくれと思い始める頃、

雪が積もり始め、根雪になる。

一面の銀世界。

全てがリセットされた気分になる。

太古の人々は、夏を俗の季節、

それに対して、冬を聖なる季節と考えていたという。

暗い夜の後に朝が来るように、

みぞれと曇天の後に、雪の世界がおとづれる。

北国に住む人でないと、この自然の与えてくれる

絶望の先の救いの感じを分からないだろう。

それは、寒い北国の人間にだけ与えられる

天の恵みといってもいい。


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by kitanojomonjin | 2006-11-03 11:26 | 岩木山 | Comments(0)