エンジェルズ・フライト 2006年5月10日
2006年 05月 10日マイクル・コナリー著作の「エンジェルズ・フライト」を
先日読んだ。
印象的なところが、一ヶ所。
「人間を読むのは、手がかりを読むよりずっと大切な
場合が往々にしてある。」
相変わらず刑事ハリー・ボッシュが捜査資料を
読み込んでいく話。
膨大な捜査資料の山の中から、犯人にたどり着く
手がかりを探す。
そのとき、刑事の永年のカンとともに、浮かび上がってくる
ポイントがこれ。
要するに、「人間を読む」ということ。
やっぱりそうなんだなと思う。
人間、この複雑で不可解でいとおしく愛らしいもの。
たいていの場合、読むことを裏切られながら、
人間を読み続けようとする。
それが人間なのかもしれない。
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