藤田嗣治展 2006年4月5日
2006年 04月 04日(藤田嗣治・カフェにて)
先日、竹橋の東京国立近代美術館に
藤田嗣治展を見に行ってきた。
「乳白色の裸婦」で有名だが、藤田嗣治には
まだまだ知らない世界があることを知らせてくれた。
例えば、初期の「巴里城門」「パリの要塞」などの
暗い色調は、別人のようである。
もし藤田が、「乳白色」に開眼しなかったら、
鉛色の風景画家として違う道をたどったかもしれない。
そう思わせられるほどである。
それはそれとして、冒頭の「カフェにて」のアンニュィな
表情もやっぱりいい。
いまお勧めの展覧会である。
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