夫婦の絆・河合隼雄さんの話 2006年1月11日

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(凍てつく朝・ブロギニストの散歩道から)

去年の暮れ、ラジオで河合隼雄さんが、
夫婦の絆について話していた。

これが、夫婦の機微を突いていて、
なかなか面白かった。

一般に、男性と女性は、互いに異なった性格の人に
引き付けられることが多い。

相手の自分にない性格の部分は、大きな魅力に見える。
かくして、結婚にゴールインする。

ところが、結婚し、しばらくは、男性は仕事に専念し、
女性は子育てに悩殺される。
いい加減子供が成長して、夫婦が向き合った時、
お互いの性格の違いに愕然とする。

ここからが、新たな出発だと、河合さんは言う。

こんなはずじゃなかったと思うのか、
ここから新しくスタートを切ろうとするのか。

河合さんは、流れの中の2本の杭(くい)にたとえる。

2本の杭の間隔が狭ければ、2本の杭に縄をかけやすい。

2本の杭が、離れていると縄をかけるのは苦労する。

しかし、うまく縄がかけられたら、そこに網を張り、
魚がかかって、豊かな実りがあるかもしれない。

永年一緒に居たから、気心が分かっていると思うのは、
錯覚だという。

ある時期から、「流れの中の2本の杭」に縄をかける
作業を夫婦一緒にしなければならないのだと言う。

ふーん。
なるほど。

でも、けっこう男性のほうに、大きな意識革命が
必要かもしれない。


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by kitanojomonjin | 2006-01-11 14:03 | カルチャー通信 | Comments(0)