映画「過去のない男」2017年12月9日

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先日、雪の降る日。

映画「過去のない男」というDVDを借りてきて見た。

フィンランドの監督カウリマスキーの2002年の作品である。

これが、すこぶるつきに面白かった。

冒頭、主人公の男が、暴漢に襲われ、

ボコボコにされて、記憶をなくする。

死んだと思った男が、ゼロから人生をはじめる

物語である。

見ているうちに、自分ならどうするだろうと、

感情移入して、ハマってしまう。

捨てられたコンテナで、暮らしはじめた彼は、

救世軍の女性に恋をする。

そして、次に、救世軍の音楽隊に提案して、

のりのいい音楽のコンサートを開く。

一貫して、カウリマスキー流の

ほとんど無表情の人物が、登場する。

ところが、

ところどころに、なんともいえないユーモアと

人生のペーソスがただよう。

いろんなことを考えさせられる。

結局、人生をゼロにリセットしても、

恋と音楽さえあれば生きていけるということなのか、とか。

もっと、深読みをすると、

これは、21世紀版のキリストの話なのかな、とか。

友人に聞いたら、カウリマスキーの最高傑作の呼び声が

高いという。

なるほど。

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by kitanojomonjin | 2017-12-09 09:29 | 人生 | Comments(0)