野生の思考 2017年3月28日
2017年 03月 28日とても気になる。
特に、「プリコラージュ」という考え方が。
「器用仕事」とか「日曜大工」と訳される。
南米の現地民族が、森の中を歩いて、
木の枝やいろんなものを袋に入れていく。
何かのときに、何かの役にたつと思って
入れていくのだという。
手近なものを使って、当面の課題に対応していく
「野生の思考」は、縦割りの現代人の思考に
決して、負けない。
災害や事故に直面したとき、
たとえば、3.11の後、停電になったときの東京を
思い起こしてみるとわかる。
帰宅難民でいかに難儀したか。
あるいは、乾電池不足をはじめ、
コンビニの商品が払底したあの光景を。
現代人より、未開人とよばれる人々が、
はるかに、生き延びる知恵を持っているのだ。
「野生の思考」が発表されたとき、
現代社会に与えた衝撃は大きかった。
いまや、「野生の思考」を再発見する時代になっていると思う。
そして、それは、縄文人の知恵を見直すことにも、繋がっていく。
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