宮城・閖上(ゆりあげ)大漁節 2017年3月15日

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先日、ラジオで、俳優の相澤一成さんが、ふるさとの

宮城県名取市の閖上(ゆりあげ)で、3.11にちなんだ

朗読劇「ファミリーツリー」を発表したことを話しておられた。

登場人物のすべてが、地元の人々で、地元の言葉で、語り合う群集劇である。

最後は、この地に伝わる「閖上(ゆりあげ)大漁節」の

大合唱で終わるという。

「閖上(ゆりあげ)大漁節」というのは、

“今朝の日和は 空晴れ渡り 波静か またも大漁だ”

といった歌詞で、節は大漁唄いこみの系統のものだという。

かつお漁の大漁を祝って

網元や船主の家で手振りもにぎやかに歌ったもので、

いつしかこの地区のひとのこころの絆のうたになっている。

実は、朗読劇「ファミリーツリー」に登場するほとんどのひとびとは、

かつてこの地区に住んでいて、東日本大震災の津波で

亡くなった人たちだった。

生きているものと、死んだものとの交流に

ふるさとの歌が大きな役割を果たしているのは、

とても象徴的である。

歌の力とでも言おうか。

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by kitanojomonjin | 2017-03-15 13:55 | この国のかたち | Comments(0)